【感想・ネタバレ】黒い墜落機(ファントム)のレビュー

あらすじ

極秘訓練中の自衛隊機が、南アルプス山中に墜落した。付近には廃村同様の集落“風巣(ふうす)”しかない。自衛隊はこの事故を公表せず、密かに精鋭のレインジャー部隊を送りこんだ。目的は機体の撤収と全村虐殺である。その黒い陰謀に気づいた民宿経営者・反町は、恋人と村を守るべく、武器もなく立ち向かった! 自衛隊の持つ、もう一つの顔を暴く、政治小説(ポリティカル・フィクション)問題作。

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Posted by ブクログ

山中に墜落した戦闘機に核弾頭が搭載されていたため、秘密漏洩を防ぐために近隣の村落住民の抹殺を図ろうとする自衛隊。一見して自衛隊を悪として描いていますが、その自衛隊も決して一枚岩ではなく、反対派が抹殺派と権力闘争を行う辺りにリアル感を持たせてくれる。

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2009年10月04日

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