森村誠一のレビュー一覧

  • 棟居刑事の「人間の海」

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    ラストがまず浮かんで、それから話を構築したのだろうが、ややもすると三文小説に成り下がり得る展開を、無理なくまとめたのはさすが。
    ただ、棟居刑事は別に要らなかったかなぁ。

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    2009年10月04日
  • 深海の迷路

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    森村誠一2冊目。ちょっと展開が都合よすぎるかな…?(苦笑)だけど切なくはあるし、事件のカラクリは最後までわからずドキドキものです。

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    2009年10月04日
  • 雪煙

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    題名を讀んで、山登りをモチーフにしたミステリーだと思つた。
    森村誠一には、そのやうな名作がいくつかある。
    『白の十字架』や『青春の源流』など。
    とりわけ、『青春の源流』は文學的傑作だと私は思つてゐる。

    さて本書について。
    本書において山は單なる味付けに過ぎない。
    テーマはむしろ男女の戀愛觀にあると思ふ。
    ミステリーとしては、いはば寫眞によるアリバイトリックが中心。
    私自身は、主人公があまり好きになれなかつた。
    ま、こんなものかな。


    2004年4月27日讀了

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    2009年10月04日
  • 白昼の死線

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    白昼の死線

    短編が5作と、森村作品では珍しい?ショートストーリーが10話。

    「あるエリート部長の蒸発」では、子供時代、学生時代何事も一番でとうした杉田は、エリートサラリーマンに出世するが、たびたび現れる「アイルランドのような田舎へ行こう」の誘惑に負け、人生の「死線」へ向かってしまう。

    「草原の悪魔」では、友田は既婚であったが、同じ団地に引っ越してきた旧知の佐智子と不倫関係に陥る。草に覆われた空き地が密会の場所だったが、突如、「死線」が迫る。

    ショートストーリー10編では、「死線」への遭遇や、非現実な世界を彷徨う人物のストーリーがミステリアスに展開される。

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    2025年06月25日
  • 小説の書き方 ──小説道場・実践編

    000

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    なんか違うような

    新撰組と忠臣蔵とディュマのモンテ・クリスト伯がお手本として出てくるけど、
    ディケンズがねえ。あと三銃士系じゃないのね。
    モームの10編でも、ディケンズは外さないにしても、フランス語圏では
    スタンダールの赤黒、バルザックのゴリオ爺さん、あとポバリー夫人なので、
    なんか微妙にズレてる。そうはいっても、オヤジさんの話は面白いけどね。
    吉川英治は幕末舞台に手を染めていない反面、司馬遼太郎は忠臣蔵書いてるの?
    梟の城の勢いがあれば書けたのかも、取材できる材料がないと辛かったのかな、
    池波正太郎は両方書いてますね、
    つまり、書き手さんによって得手、不得手はある様子です。
    まあ、お好みで。

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    2025年05月08日
  • 超高層ホテル殺人事件

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    79%まで読了、誤植の多さに腹が立った。
    せっかく面白いのに残念。
    星マークを付ける気にはなれない。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年01月28日
  • 社賊

    Tom

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    社賊

    森村誠一の人間の条件や野生の条件、高層の死角等の名作を書いた作者の作品として期待して読みだしたのですが、期待に反して中身は凡庸で後味の悪い結末等と併せて正直ガッカリいました。

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    2019年06月17日
  • 牛尾刑事・事件簿 殺人の債権

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    酷い駄作

    森村誠一氏とはとても思えない作品でがっかり。途中で読むのを止めてしまいました。緻密なストーリーでないことは明らかです。

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    2018年09月28日
  • 凍土の狩人

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    凍土の狩人

    微妙。

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    2017年07月30日