森村誠一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スキーバスのダム転落事故から生還した四人の男女は、八ヶ岳の山荘で共同生活を始めた。名誉ある余生を生きようと、山荘は「誉生荘」と名付けられた。ところが、近隣に新興宗教団体の施設が建設され、突然立ち退きを要求される。その背後に軍隊と企業と政治家の黒い提携を感じ取った彼らは、人生の再建を賭け、敢然と立ち上がった。正義と人間の尊厳を描く力作。
人間、縁というものは時としてとても大きな選択肢となっていくことも多々あるように感じます。
様々な縁があって、今の僕が当然いるのですが、なかなかいい縁のような気がします。
まっ、そういう過去がなければ、今の自分がいない。
という喜びがあるからでしょうけれどね -
Posted by ブクログ
指一本触れることなく言葉を交わすだけで官能の極点に達する。性犯罪が専門の刑事新開征記(しんかいせいき)と高級コールガール棚川貴代子(たながわきよこ)の倒錯した関係は、新開の少年時代、憧れの美少女が凌辱されるのを傍観するしかなかった屈辱に起因する。風俗嬢殺害事件から性の深淵へと踏み入る野心的なエロティック・ミステリー。
なるほどなぁ・・・
ってところですね。
やはりこの世には男と女が存在し、いつの時代もそのことだけは不滅ってことでしょうか。。。
不思議ですよねぇ??
DNAにそれだけは生物すべて強くインプットされてるわけですものね・・・
人間の不思議だ!? -
Posted by ブクログ
新田義貞によって鎌倉は陥落され、鎌倉幕府は崩壊する。いよいよ後醍醐帝による親政が本格化するのかというと、帝は権力欲はあるけど統治能力は乏しい。それは、新田義貞、楠木正成も同じで、彼らは国の統治能力というか統治意欲はなかったようである。必然的に足利尊氏の影響力が強まってくる。
それにしても、吉田兼好が語る言葉は印象的だ。「志が低い。なんのためのご親政か。どう改めても民草が幸せにならなければなんにもならぬ。尤もそのような志を抱いて世を改めた者はおらぬがの」
護良親王の最後は壮絶だった。この時代は、暗殺という手段があり、まったく油断ならない。
菊夜叉が相変わらず活躍する。一時、北条高時の息子、
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