あらすじ
スキーバスのダム転落事故から生還した四人の男女は、八ヶ岳の山荘で共同生活を始めた。名誉ある余生を生きようと、山荘は「誉生荘」と名付けられた。ところが、近隣に新興宗教団体の施設が建設され、突然立ち退きを要求される。その背後に軍隊と企業と政治家の黒い提携を感じ取った彼らは、人生の再建を賭け、敢然と立ち上がった。正義と人間の尊厳を描く力作!
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誉生の証明
2003年初版。今は2022年も暮れなんとする。2022年は統一教会問題が政府与党に激震をもたらしている。本書ストーリーに現れる教団、現実を彷彿とさせる。活劇冒険的なストーリー仕立な部分もあり、筋立ても良く星五つとした。牛尾刑事が端役的に顔をだすのも興味深い。
Posted by ブクログ
本書は山岳小説ではないものの、八ヶ岳山麓の山荘を舞台とするので、書棚に納めます。
本作品、バスの転落事故で一命を取り留めた人たちが、山荘で第二の人生を歩みだす。そこへ、隣人として新興宗教団体が入ってくる。
前半生で痛めつけられた人たちとつながってゆき、連帯して悪に立ち向かってゆく。とても面白い冒険小説のようです。
Posted by ブクログ
スキーバスのダム転落事故から生還した四人の男女は、八ヶ岳の山荘で共同生活を始めた。名誉ある余生を生きようと、山荘は「誉生荘」と名付けられた。ところが、近隣に新興宗教団体の施設が建設され、突然立ち退きを要求される。その背後に軍隊と企業と政治家の黒い提携を感じ取った彼らは、人生の再建を賭け、敢然と立ち上がった。正義と人間の尊厳を描く力作。
人間、縁というものは時としてとても大きな選択肢となっていくことも多々あるように感じます。
様々な縁があって、今の僕が当然いるのですが、なかなかいい縁のような気がします。
まっ、そういう過去がなければ、今の自分がいない。
という喜びがあるからでしょうけれどね♪
大事に出来るものはしたいものです☆