百瀬しのぶのレビュー一覧
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長崎県波切島。奈緒子はその島で、走ることが大好きな少年・雄介と出会った。しかし、船で沖へ出た日、誤って海に転落した彼女を助けようとして雄介の父が命を落とす。「父ちゃんを返せ!」雄介から詰め寄られ、奈緒子はずっと罪の意識に苦しんでいた。それから六年―。再会した雄介は、“日本海の疾風”と呼ばれ、高校陸上界のトップランナーになっていた。雄介の走る姿を見ているだけで、奈緒子の胸は高鳴り、熱くなる。伝説の駅伝コミック『奈緒子』原作の映画を完全ノベライズ化!青春の痛みと汗をタスキにして、奈緒子と雄介、ふたりの時間が再び動き出す。
ここぞって時に、力を発揮できる人。
そして、力を発揮できるような何 -
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ドラマを観ていたので、(上)に続き、読んでみた。
セックスレスに悩む30代の女性主人公が、同じ悩みを抱える職場の男性上司と悩みを共有し、お互い頑張ろうと励ましあっていたのだけど、そのうちお互い惹かれあい、かたやそれぞれのパートナーとは心が離れていく…という話。
ドラマの最終回放送後はかなり荒れた。途中までは本当にそれぞれの心情を丁寧に描いていて、すごくリアルで共感を呼んでいたのだけど、お互い離婚したのに、主人公と上司が結ばれずに、元夫に戻るという結末に納得が行かなかった視聴者が多かった。
現実にはそういうこともあると思うが、そこはドラマの流れとして主人公と上司が結婚して子供に恵まれるという -
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4~6月にやっていたドラマで、はまって観ていた。結末はもやもやした思いが残ったが、久々にはまったドラマだったので読んでみた。
互いのパートナーとセックスレスで悩んでいた30代の主人公と、職場の男性上司が互いに惹かれあい、悩み、2組の夫婦の行方を描いている。
ドラマのノベライズなので、当然ドラマのままで、全話鑑賞済なので、ただ復習になっただけだった。
このドラマにはまったのは、男性上司を演じた岩ちゃんがかっこよかったのもあるけど、登場人物やその言動が実際にこういう人いるよねって思うほどリアルだったことだ。
下巻を読まずとも結末はわかっているが、やっぱりドラマなのでお互い離婚した2人が結ばれる -
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かなり前のワイフとの会話
私「こんどの朝ドラの主人公って、植物学の父って言われてる牧野富太郎なんだけど、知らんな~」
ワイフ「小学校の教科書に載ってたでしょ❗」
私「えぇ~っ、憶えてないけど・・・」
NKKの朝ドラ『らんまん』、興味深く観てます。私は植物にはとんと関心がありませんが、知らない世界と知らない人物に興味津々。ということで、ササッと読める本書(子供向け)を副読本にしました。
天才にはありがちなんでしょうが、奔放というか非常識というか、友達にはしたくない人物。天皇陛下に招かれるまでになったのは、牧野富太郎の類まれなる才能と努力があったからこそですが、それと同じ位に家族や友人など多く -
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良くこんな設定思いつくよなぁと感嘆。
夫婦の成り立ちも現在の生活もとってもユニークです。上原が疑うのも無理は無い。
途中まで謎解きサスペンスのような緊張感もありつつ、しんみりしたり笑い要素もあり。
どうやって特製のラー油を編み出したのか…
個人的には頑固なピパーチ職人の政雄オジーとのやり取りがもっと見たかったな。
大切なことは何でも言う?言わない?夫婦ので間でいつも悩みの種になるよね。ただお互いを好きすぎただけ、ぶつかっても共同体であることには変わりない。そんな夫婦いいな〜
一生添い遂げるってどれだけお互いのこと考えればいいんだろう。やっぱりゆっくりゆっくり夫婦になっていくのかな。
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DVDがなかったけど、感想を残したくてこちらに。
最初の数話では薫先生がどういう目論見でおんころ先生に近付いたのか見えず、ちょっと恐くてサスペンスな始まりだったけど、着地点は心揺さぶられるハートフルなドラマだった。
腫瘍内科医として外科的処置はしない分、より患者の人生に寄り添い、伴走するおんころ先生と傷を抱えつつもその手腕で幾つものオペを成功する消化器外科の薫先生。
公私共に最高のパートナーとはこういうこと。
薫先生の乳癌の再発で病床に伏せっているとき、その不安や自身のキャリアを犠牲にしてでも自分に向き合ってくれるおんころ先生への申し訳なさを爆発させた涙のシーンはとても良かった。大人になって家