【感想・ネタバレ】アライブ がん専門医のカルテ(上)のレビュー

あらすじ

がんのスペシャリストたちの戦いと苦悩を描く、メディカル・ヒューマンドラマ
内科医と外科医、がん診療の最強タッグが贈る希望の物語

秘められた過去の真実、信頼と友情。
松下奈緒×木村佳乃、話題のフジテレビ系木10ドラマを完全ノベライズ!

【あらすじ】
すべての部位のがんを診断し、化学療法を中心とした治療とともに、真摯に患者に向き合う、横浜みなと総合病院の腫瘍内科医・恩田心。「オンコロ先生」と呼ばれ、誰からも信頼される女性だが、私生活では、3ヶ月前の事故から意識が戻らない夫を抱え、いまだに現実を受け止めきれていない。そんなある日、心の前に数々の手術を成功させてきた経歴を持つ有能な消化器外科医・梶山薫が現れる。内科医と外科医でありながら、がんのスペシャリスト同士である2人は、信頼を重ねあい、最強のタッグになっていく。しかし、その絆の裏には隠された秘密があった――。
2人の女医が“痛み”と“傷”を抱えながらも、人生を前向きに生きる姿を描く、メディカル・ヒューマン・ストーリー。

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Posted by ブクログ

DVDがなかったけど、感想を残したくてこちらに。
最初の数話では薫先生がどういう目論見でおんころ先生に近付いたのか見えず、ちょっと恐くてサスペンスな始まりだったけど、着地点は心揺さぶられるハートフルなドラマだった。
腫瘍内科医として外科的処置はしない分、より患者の人生に寄り添い、伴走するおんころ先生と傷を抱えつつもその手腕で幾つものオペを成功する消化器外科の薫先生。
公私共に最高のパートナーとはこういうこと。
薫先生の乳癌の再発で病床に伏せっているとき、その不安や自身のキャリアを犠牲にしてでも自分に向き合ってくれるおんころ先生への申し訳なさを爆発させた涙のシーンはとても良かった。大人になって家族以外にこんな風に自分の弱さを出せる、そして受け止めてくれる相手がいるということがとても羨ましい。
あと、民代さんがVR装置でパリの朝日を見せてもらっている回はもう涙腺随時崩壊だった。

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2020年03月23日

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