百瀬しのぶのレビュー一覧

  • この学校に、何かいる

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    ネタバレ

    別の学校へ転校した岬。ドキドキしながら教室に入った岬をクラスメイト達は温かく迎え入れた。だが、安心も束の間、自分が座っている席がいじめのリーダーの席だったという事実を聞かされる。しかも、その子はすでに亡くなっていて…。 *** 学校物でいじめの被害者がいじめを苦にして自殺し、クラスメイトを呪い殺すパターンは結構あるが、いじめのリーダーが死亡してクラスメイトに災いをもたらすとはの珍しいと興味本位で手に取った一冊。最初は死んだ後もクラスに災いをもたらすとかすごい執念だな!と思いながら読んでいたが、どうやら様子が違うようだ。それぞれ、今回の事件に関わっていた重要人物が章ごとに恐ろしい目にあっていった

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    2020年09月22日
  • はやぶさ/HAYABUSA

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    2019年の重大ニュースの一つとして「はやぶさ2」の「リュウグウ」着陸を取り上げた展示を企画し、その関連書として「はやぶさ」を映画ノベライズ小説を読みました。
    竹内裕子が主演した、初代「はやぶさ」の小惑星「イトカワ」へのミッションと、それを支えた宇宙科学研究所のスタッフの物語です。

    一般に公開されたエンターテイメント映画のノベライズですから、専門的な知識が要求されることがほとんどない反面、具体的にそれぞれのスタッフがどういった技術的困難を抱え、またそれを克服してきたのかという点について正確に描き切れていないのかな、とも感じます。
    正直な印象として(もちろん、じっさにはそのようなことはけっして

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    2019年11月21日
  • 世界を動かすことば 世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

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    ネタバレ

    ユウトは小学2年生から4年生まで、お父さんの転勤でウルグアイに住んでいた。(2012年3月まで)

    ウルグアイ東方共和国。南アメリカ南東部に位置する共和制国家。公用語はスペイン語。首都モンテビデオ。南半球にあるので、日本とは季節が逆で時差は12時間。サッカーも強く、W杯では2回優勝したこともある。

    ユウトはウルグアイでサッカーをし、ルイスたち友達とも仲良くなったけれど、日本への帰国が決まった。離れていても友達でいようと、ルイスとメアドを交換した。

    ルイスからのメールで、ウルグアイの大統領ムヒカのスピーチの事を聞いたユウト。
    担任の先生にリオ会議の事を聞いたら、夏休みあけに、担任の先生がムヒ

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    2018年09月14日
  • ラッキーセブン

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    ドラマ「ラッキーセブン」のノベライズである。
    ドラマの進行通りに物語も進行し、セリフもドラマの中で使われたままで登場する。
    映像効果がないぶん、ドラマに忠実なノベライズほどつまらないものはない。
    だが、こういったノベライズでなければ味わえない楽しさがある。
    それは、ドラマの場面が鮮やかによみがえってくるからだ。
    セリフはキャスティングされた俳優の声で再生される。
    それぞれの場面では、そのときのセットが浮かんでくる。
    駿太郎と新田のやりとりなど、ドラマの雰囲気を思い出しながら楽しく読んだ。
    「私立探偵真壁★リュウ」も収録されている。
    残念だったのは、アクションの場面がやや迫力に欠けたことだ。

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    2017年03月14日
  • 最高の離婚(上)

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    ドラマは見てなかったけれど、気になっていたので、読んでみた。
    無理やり盛り上げようとはせず、登場人物たちのそれぞれの気持ちの動き、考え方が丁寧に描かれていて、読んでいて気持ちがよかった。

    出てくる人物たちの、恋愛観や結婚観はそれぞれ違うけれど、それぞれのどこかに共感する部分があって、切ない気持ちになった。

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    2017年01月07日
  • ATARU I

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    短編連作。
    サバン症の男の人が、ちょっとしたきっかけで警察の人に世話になり、なんとなく事件に関わってヒントをだしたりして解決していく話かな?
    ギャグなんだろうけど、あんまり笑えない感じで、なんか物足りない。

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    2016年02月13日
  • 世界を動かすことば 世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

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     本書は,タイトル通り,ウルグアイ・ムヒカ大統領の言葉と,その意味することを紹介する本なのですが,なんと,小説仕立てになっています。
     サッカー大好き少年を主人公にして,ムヒカ大統領の演説の言葉が紹介されます。しかし,それをキッカケにいじめられる少年。だがしかし…
     ネタバレになるので,これ以上は書きませんが,こんなふうに,大統領の言葉を紹介するなんていう作者の視点がおもしろいです。これなら,先に紹介した絵本よりも,楽しく読めるかも知れません。高学年にもすすめてみようかな。

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    2015年12月17日
  • リスクの神様 下

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    ネタバレ

    絶対ホットな話題の危機管理のはずだしテーマはすごく面白いと思うんだけど、なんだろ、短編集だからかな、あっさりしてて危機を感じられない。もったいないなあ。

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    2015年10月04日
  • リスクの神様 上

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    ネタバレ

    ドラマのノベライズ本。
    面白いんだけど、シーンがちょこちょこ切り替わってちょっと読みづらい。ドラマと同じなんだろうな。
    上巻では1話から5話まで。

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    2015年09月23日
  • 小説 銀の匙 Silver Spoon

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    ネタバレ

    映画は未見。
    恐らく映画に忠実に書かれているのだと思う。
    淡々と映画の中で起きる出来事がそのまま描かれているという感じで
    構成や描写など特筆するところが無く
    小説としての面白さはあまり感じられない。

    脚本がそうなのだと思うが、非常に浅く薄い内容。
    原作が原作なだけに全てを書ききることが出来ないのは仕方ないが
    相川など重要なキャラクターも端折られていたり
    たまこの魅力が無くただの冷たい印象になっていたり
    原作の深みや琴線に触れる数々のエピソードが
    端折られているだけでなく薄い別物になってしまっているのは非常に残念だと思った。

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    2015年01月09日
  • 小説 銀の匙 Silver Spoon

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    映画版ノベライズ。原作ほど躍動感がない印象。(この場合マンガ)
    この文庫サイズに収めるには描かれない部分もあるので、少々無理があるのか…。

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    2014年05月11日
  • ペンギン夫婦の作りかた

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    同名映画の小説化。
    映画は観ていないが、この本は映画のように一気に読むのがいい。実際、2時間もかからずに読めるだろう。
    テンポが良くて気持ちいい。
    爽快な読後感。

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    2014年05月10日
  • 小説 銀の匙 Silver Spoon

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    最後に父親の虚勢を見たかったな.
    それでもきっと褒めたりは出来ないだろうから.

    鶏を追いかけたり,牛に蹴られたり,豚を失血させたり…
    情景がまざまざと目に浮かび楽しかった.

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    2014年04月14日
  • 小説 銀の匙 Silver Spoon

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    ネタバレ

    コミックの映画版ノベライズ。
    なので、映画準拠と思われる。

    学園祭までの展開は原作のダイジェスト版。
    要点をおさえて登場人物も絞っている。

    後半は原作のエピソードを収束させるために
    予定調和な展開に持っていった感じ。
    大きなテーマやキャラクターの変更もなく無難。

    ただ、映画や小説だけを見ても
    「結局なんで銀の匙がタイトルなの?」って
    感じたまま終わってしまう気がする。

    「農家の子は銀の匙を持っている」という
    八軒の解釈だけではしっくり来ない。

    やはり原作ありきのメディア化だと感じる。

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    2014年03月26日
  • ATARU SP ニューヨークからの挑戦状!!

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    ドラマは舞子の家族に焦点を当てていましたがSPはチョコザイくんの家族問題について。
    チョコザイ君の弟、タスクくん。彼もいろいろ思うことがありチョコザイ君には酷い態度を取ってきました。しかし、タスク君がどんなに酷い言葉を言っても酷い態度を取ってもタスク君が大好きなチョコザイ君がいいです。
    最後は映画に繋がる終わり方。

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    2014年02月05日
  • リーガル・ハイ SP

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    TV ドラマ「リーガル・ハイ」のスペシャル版のノベライズです。
    ドラマでは分からなかった登場人物の心理描写が面白かったです。

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    2013年11月17日
  • ATARU III

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    ドラマから入ったためサクサクパラパラと一気読み。
    なんでしょうか…。
    ドラマは大好きなのですが、小説にすると台詞もその他もあまりにもアッサリしている。読んでいて楽しさは、正直無い。
    ただ、最後の野崎の台詞、なぜドラマで切ってしまったのでしょうか…。
    切らないでほしかった。

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    2013年10月11日
  • BALLAD 名もなき恋のうた

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    ノベライズ作品には大きく分けて、脚本を書くための「準備稿(シノプシス)」に基づいて、筆者が細部に脚色を加えて小説化したものと、「準備稿」に「脚本」からセリフなどを加えて小説化する二種類があり、本書は後者でノベライズライターとして数々の作品を手懸ける百瀬しのふの手による。映画作品のイメージに対して過度の演出を廃した作風は「文字のビデオ」であり、言葉を読ませる文章最大の強味である登場人物の心理描写に撤している所は、はたまた文字を追う事で場面を脳内再生するイメージビジュアルの再構築を楽しむ読書をする事ができる。

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    2013年10月26日
  • ATARU SP ニューヨークからの挑戦状!!

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    これから放送されるドラマのノベライズということで期待度は高かったが。
    これは続くのか? まだチョコザイは「Mission accomplished」と言ってないのだ。
    そしてチョコザイの家族はどうなっていくんだろう……と思わせる展開。
    ノベライズのせいなのか、たぶんに映像に頼った記述が多くて、ドラマの画面を想像しながら読まないと場面転換についていけなくなる。
    スピーディな展開だけど、ちょっとお約束が増えてきてるのが気になる。
    ドラマの宿命なのかなあ。

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    2013年01月03日
  • ATARU III

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    ドラマ『ATARU』のノベライズ版3巻目。

    2巻と続けて読みました!
    ラストも気に入ってます。
    ドラマを思い出しながら楽しめました♪

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    2012年12月17日