百瀬しのぶのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレⅢに来て、急にバタバタし始めた感がある。
ドラマのノベライズだから仕方のない部分もあるのだろうが、場面転換が唐突すぎて、ついていくのが大変だった。
結局、チョコザイの症状は「個性」なのか「障がい」なのか。
「天才」という扱いも、実は逆差別なのであり、天才扱いしたからといってそれをアタルが喜ぶわけでもなかろう。
個性として扱うには、たぶん人の心は弱すぎると思う。定型発達者にとっては彼の行動パターンは理解しづらく、そこに勝手に悪意をみてしまう。
アタルの母親がまさにそうだ。定型発達者としての反応だけを期待してしまうから、一緒にいるのが辛くなるのだ。
それから、「家族」というものの捉え方が今ひと -
Posted by ブクログ
正直地球に帰ってくるまではやぶさの事はよく知らず、NHKの特集をみて何故か涙が止まらなくなり、映画化すると聞いてわくわくしていたのに諸事情により見ることができず、代わりに買ったのがこの本でした。
そのため映画は見ていないのですが、映画のノベライズという事で期待して読んだのですが、その期待値が高すぎたのか、NHKで覚えた様な感動は余りありませんでした。
はやぶさが地球に帰ってくる件が簡略されている気がします。そこで涙が止まらなくなったのに、個人的には残念でした。
はやぶさにまつわるエピソードや苦労話は分かりやすく載っていると思います。そこは楽しめました。
はやぶさ2は打ち上げられないのか -
Posted by ブクログ
内容紹介
小学校に登校する途中、“川上の大クヌギ”と呼ばれる巨木の下で、真一の視界は急に揺らぎ、気づいたときには1574年、そこは戦国の世になっていた。
春日の国の侍・又兵衛の命を偶然救った真一は、又兵衛と廉姫が叶わぬ恋心を互いに抱いていることを知る。
現代では真一の両親が、我が子のタイムスリップに動転しながらも戦国時代に飛び、真一を迎えに行こうとしていた。
一方、廉姫はその地を治める大名・高虎に婚姻を申し込まれ、了承せざるをえない状況にあった。
戦乱の世から時空を超え、小学生とその家族に届いた、名もなき恋と感涙の物語。
内容(「BOOK」データベースより)
ある日の登校中“川上の大クヌギ -
お金取っていいレベルじゃない
立ち読みした程度ですが、感想は表題の通り。キャラクター造形とテンポよいストーリー、セリフ回しが際立った原作ドラマをノベライズするのに、このお粗末な文章では文字通りお話にならない。とてもじゃないけど、お金を出して続きを読みたいとは思えません。システムが許してくれないので☆1つ付けましたが、実質☆0です。