【感想・ネタバレ】日本植物学の父 牧野富太郎 「好き」を追い続けたぼくの話のレビュー

あらすじ

「この花はなんだろう?」
「名前はあるのかな?」

ぼく、富太郎は、野山で植物を観察するのが大好き!
小学校にも通いはじめたけど、本当につまらない。
もっともっと大好きな植物のことを知りたい。
日本中を調べて、まだ知られていない植物を発見したい!
そんなぼくの気持ちを応援してくれるおばあさまのおかげで、
たった2年で学校をやめ、東京で植物の研究をはじめた。
でも、お金のことや、研究場所など、問題は山積みで……!

「日本植物学の父」「世界のマキノ」とよばれることになる
少年の人生は、大発見&大事件の連続!?
おもしろすぎる実話。
【小学中級から ★★】

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Posted by ブクログ

かなり前のワイフとの会話
私「こんどの朝ドラの主人公って、植物学の父って言われてる牧野富太郎なんだけど、知らんな~」
ワイフ「小学校の教科書に載ってたでしょ❗」
私「えぇ~っ、憶えてないけど・・・」

NKKの朝ドラ『らんまん』、興味深く観てます。私は植物にはとんと関心がありませんが、知らない世界と知らない人物に興味津々。ということで、ササッと読める本書(子供向け)を副読本にしました。

天才にはありがちなんでしょうが、奔放というか非常識というか、友達にはしたくない人物。天皇陛下に招かれるまでになったのは、牧野富太郎の類まれなる才能と努力があったからこそですが、それと同じ位に家族や友人など多くの人に支えられたからこそだと思いました。

驚いたのが13人子供が産まれて(ドラマでは浜辺美波が演じている「すえ」との間に)、7人が死んだということ。本書には死因は書かれていませんが、「これって、どうなのよ?」と思わざるを得ません。

友人によれば、牧野富太郎には高知の佐川に最初の妻がいて、「すえ」とは重婚状態に(一時)あった、とのこと。最初の妻については、自叙伝にも牧野富太郎の評伝にも書かれていないそう(勿論、本書にも書かれていません)。朝井まかての『ボタニカ』には最初の妻について書かれているそうなので、読んでみようと思う。

ドラマの今後の展開が楽しみです(「すえ」と結ばれてからの貧困生活等々)。

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2023年06月03日

Posted by ブクログ

朝ドラの主人公だったようです。植物に生涯を捧げた人物。功績は素晴らしいのでしょうが奥様は大変苦労なされたご様子でした。

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2023年08月03日

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