武本糸会のレビュー一覧

  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(2)

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    闘蛇編〈下〉 主人公エレンが医術師になるために学校へはいり、王獣に出会う。2つの国の複雑な関係。
    いきものがどういう状態なのか観察し寄り添う。
    エレンを応援したくなる。続きが気になる!

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    2014年03月27日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)

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    闘蛇編〈上〉国際アンデルセン賞。生きものが好きな10才の少女。母の世話する凶暴な生きもの「闘蛇」が突然死ぬことで物語がうごく。
    また始まったばかりだけれど、わくわくする。少女が健気で目が離せない。

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    2014年03月27日
  • 獣の奏者(8)

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     謀略に巻き込まれていくエリン。目を瞑っていれば傷つくこともない彼女が選択する未来。しかし、その未来は儚くとても脆いものでした。

     歪んだ構造の狭間。音を立てて崩れていく国を何とか守ろうとするエリンとイアル。しかし、そんな2人の思いを踏みにじるように深刻化していく事態がなんとも歯がゆいです。最後の一線を超えてしまったエリンが言っていた通り、この先自分の力だけで事態の収束はできないことがある。だからこそ、自分の命を賭して掟を守った母のように決意をその深い瞳に宿して真王に諫言するエリンにはとても勇気づけられた。エリンの子供時代から見守ってるだけに、どんどん時代の潮流に巻き込まれる様は心苦しいです

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    2013年12月28日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)

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    夢中になって読み進めてしまうシリーズです。
    複雑にからまったいろんなひとの思惑や想いが切なくもどかしいような物語です。読みやすくどんどん世界観に引き込まれます。

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    2013年09月21日
  • 獣の奏者(7)

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     王獣の獣の本質がさらけ出され、エリンが最も恐れていた事態になってしまう7巻。

     人の道具になってはいけない獣。リランと言葉を交わしてから一番恐れていた事態が起こってしまいました。獣である王獣が人の道具として力を行使すること。その状況が生む未来への恐怖もしっかり描かれ、この作品の大事なシーンでした。作画的な面では、王獣の獰猛さがむき出しになった闘蛇を狩るシーンは力が入っていてとても素晴らしかった。そして、その後のエリンが纏った後悔も訴えかけてくる画でした。曇りが似合う女ってのは見てて辛いですが、武本先生の絵も相まって美しさも感じてしまいます。

     イアルとの邂逅。イアルとエリンはどこか通じ合

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    2013年05月13日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)

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    ハードカバーで発売当初は長編であることと、その価格で子供向けファンタジーというより大人からの評価で始まったらしい。

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    2012年11月28日
  • 獣の奏者(1)

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    テンポが良く、サクサク読み進められる。

    フォンダジーですが、物語に説得力があるのでそれほどファンタジックではなく、主人公に感情移入してしまいます。

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    2012年11月06日
  • 獣の奏者(6)

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    次巻が不穏。イアルが好き。エリンとの絡みが増えてほしいなぁ。それはイコール、政治的な意図にエリンがどんどん巻き込まれていくことを意味するんだけど。原作読んでないが、この先が波乱に満ちてるんだろうということはわかる。

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    2012年10月30日
  • 獣の奏者(5)

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    この巻あたりから、だんだんエリンに感情移入出来なくなってきた。読み終わってから最初に浮かんだ感想が、なんて傲慢な娘だ、だったからなぁ。思い上がってはないけど、思い違えてるとは思う。私だけだろうか。

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    2012年10月30日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(5)

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    なんだか歴史とか政治とか難しくなってきてしまったけれど、
    あとから考えれば大きな物語の中で必要な部分。

    エリンが思ったより年をとってしまっていて
    何かちょっと気になる。

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    2012年10月13日
  • 獣の奏者(6)

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    ネタバレ

    表紙がイアルだ(*´ω`*) リランが可愛ければ可愛いほど、エリンとリランが心を通わせれば通わせるほど切なくなるのは原作を全部読んでしまっているから。

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    2012年09月22日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)

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    単行本で読みましたが、児童本を発見し読んでみると、挿絵と言葉の解説があり、とても読みやすかったです。

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    2012年11月11日
  • 獣の奏者(2)

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    エリンの表情がころころ変わるところがすごく可愛い。一巻の最後は暗い表情が多かったから、おじさんとの生活が少しずつエリンの心を癒していってくれてるんだなと思って、なんとなく嬉しかった。
    イアルや王族の人達が出てくるところはちょっと唐突に思えて戸惑ったけど、これから色んなことが繋がっていくんだろう、多分まだ導入なんだと考えたら、むしろわくわくしてきた。早く三巻読もう。

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    2012年07月12日
  • 獣の奏者(6)

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     ただ純粋に知りたいだけなのに周りが許さない、そんな状況に追い込まれてしまうもどかしさがキャラから伝わってきてよかったです。
     教導師になったエリンに知識を「教える」ということを説いたエサルの言葉はとてもいいとおもいました。
    あと、自分の操者ノ技を自分一人だけのものにして自分の意志を貫くことを誓ったときのエリンの表情と、子供たちに自分が王獣と話せることを外部に漏らさないよ子供たちに誓って欲しいと言ったエリンの表情がとても正反対だけど誓う先が同じということがかかっていてすごいなぁとおもいました。

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    2012年06月10日
  • 獣の奏者(6)

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    素晴らしいの一言に尽きる。
    こんな物語があるのかと。

    求婚かなと思ったらまさしくその通りだった。
    本当に凄い。


    せっかく良い感じに進んでいた物語が、多種多様な登場人物が介入することによって波乱を、不安を来している。
    あぁ……どうなってしまうのでしょうか。
    どうか平穏無事でいられますように……。

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    2012年06月09日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(4)

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    おもしろかったです!

    人と獣や自然との関係について、よくかけてるなあと思いました。
    なにより、世界観、そして表現力がすごいですね。
    全く知らない世界についての話なのに、シーンなども想像できて、昔こういう国があったのではないかと感じさせられるリアリティ。

    終わりも感動的でよかったですが、もう終わり?というあっけなさはありました。もっと国の未来とか、エリンとイアルとか、読みたかったです。

    続きもあるのかな?

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    2012年03月11日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(8)

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    ネタバレ

    リュザの東、隊商都市群の領有権をめぐって、騎馬の民ラーザとの戦は避けられないものとなってくる。
    エリンは王獣たちを訓練し、イアルは闘蛇のりとして、闘蛇部隊で、人の手によって闘うために改良され闘蛇の現状を知る。
    しかしラーザは、もとより闘蛇の戒めなどなく、すでに人間の手で戦闘用に繁殖した闘蛇部隊をつくりあげていた。
    エリンが希望をつないだ、残された人々たちの隠された歴史が明らかになった時、すでに戦いははじまり、エリンは王獣リランの背に乗っていた。


    明らかになった、王獣と闘蛇たちの戦い。規制し、秘密にすることによって、ふたたび惨劇を招いてしまったが、エリンは、知識も歴史も明らかにして、そうでな

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    2011年11月26日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(7)

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    ネタバレ

    エリンは王獣保護場で、王獣の生態を研究し、部隊としての訓練を重ねる毎日を送っていた。息子のジョシは母の後を追ってカザルムで学びはじめる。そして、ジョシはエリンの決意に気がついてしまう・・・。

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    2011年11月26日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(6)

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    ネタバレ

    エリンがサイガムルらに狙われるとともに、イアルとジョシも何者かに襲われた。家族で静かに自由に暮らすことは出来ないのか?ぎりぎりまで悩むエリンだが、リョザ神王国の命をうけ、王獣を増やし、戦争に使えるように訓練する道を選ぶ。そして、イアルは闘蛇乗りになることを志願する。

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    2011年11月26日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(5)

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    ネタバレ

    降臨の野(タハイ・ハゼ)での奇跡から11年。エリンはイアルと結婚し、長男をさずかっていた。おだやかな幸せな日々は、ある闘蛇村で牙の大量死がおこったで一変する。エリンはその原因をつきとめる命をうけ、元黒鎧であったヨハルとともに、闘蛇村やヨハルの故郷などを訪れる。闘蛇の生態、王獣の繁殖、・・・リョザ神王国のあり方を左右する謎をとくため、歴史の闇に埋もれていた事実を探す旅に出る。

    王獣編から11年の時がたって、この巻ではほとんどエリンとヨハルの旅。闘蛇の大量死の原因を探ってゆくとともに、リュザが未だ安定しない国であり、王獣が、その政策の切り札として使われないよう、エリンは奔走する。(イアルや子ども

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    2011年11月26日