武本糸会のレビュー一覧
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本当によく練られていて
何度も何度も読み返しています。
異世界での話ですが、リアリティがあって、王政や政治も絡むシリアス感もあり、中身が濃い!
そしてやはり絆が素晴らしい! -
最終巻。
凄いスケールの物語、なによりも、壮絶なエリンの人生。
アニメ化もされたそうですが、どんな形であれ、この作品は全ての人に知ってほしい。Posted by ブクログ -
エリン32歳~。
物語としては大きな動きはないものの、王獣の生態がまた一つ明らかになる。
エリンとジェシの家族愛も強く感じられ、非常に読後感が良い。
次が最終巻か…。楽しみ。Posted by ブクログ -
エリン14歳〜18歳?もう少し上だっけ?
リランの成長と国のゴタゴタ。
前半のエリンとリランのふれあいが感動的。終盤には物語が大きく動き始めた感じ。
ジョウンさん…。
開始早々、ユーヤンが可愛すぎた。好きだったのにもう登場しないのかな?
イアルさん、カッコいいな。Posted by ブクログ -
ファンタジー。
児童書として描かれた作品だそうですが、一般向けの作品かと思うほど濃い世界観。
主人公エリンがとても可愛らしい。
基本的にファンタジーは苦手な自分でも、夢中で読み進めた。
この一冊だけの印象ですが、生き物と共に生きる物語、という雰囲気が好みに合うのか。
これはシリーズ読破を目指したい。Posted by ブクログ -
壮絶な物語だった。
読み終わって、感覚として、しばらくあちらの世界に居続けることができるファンタジーは多いが、この物語は読後、私たちを現実と向き合うようにさせる。頬をはたかれて、夢の世界から現実へと目覚めさせられたようだ。
最後の章は胸がおおきなものでかきむしられた。悲しみとも言えない。喜びとも...続きを読むPosted by ブクログ -
親としてのエリンに。世代をまたぐ物語となることで、歴史性を物語は帯び始めている。国家も一筋縄ではない。所詮互いに人間が生きていることを気づかされる。しかし、争いはなくならない。現代の国家間関係のようだ。Posted by ブクログ
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ただただ圧倒された。いろいろな解釈ができるが、今、この胸に残っているものを確かめてみたい。それは、この世界があるという確かな実感。自分もいるという実感。ファンタジーだからこそ、いまこの現実を感じる不可思議さ、だ。
ダミヤの聡さと軽薄さの両義が物語に厚みを出している。文学史上でもたぐい稀な悪役だ。バ...続きを読むPosted by ブクログ -
ますます深みを増す物語。知れば知るほど分かりやすい悪はなく、全てが人間の本性に根ざした、善でもあり、悪でもある性質によって動いている。まるでこの社会のようだ。牙の死、ヨハルの存在。Posted by ブクログ
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国家の構造に獣が密接不可分だったことに。暗殺後のゆくえはどこに。。。すがすがしい人物が何人も出てくる。本当の意味での悪人はこれからか。Posted by ブクログ
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世界観、心情描写ともに良い。性善な人々しかいないはず(のように思えた)のところに、冷酷さが描かれる。その理由はどこに。。。
挿絵、ルビ、注、あとがきがノイジーだった。青い鳥文庫にしなければ良かったか。Posted by ブクログ -
降臨の野の対面は、4月後です。4日後では、その後の展開でエリンが負う大怪我も癒えるわけがなく、原作を読んでいなくても、おかしいとわかるはず。たった1字ですが、大きなミスだと思います。全体的には健闘されていると思うので、とても残念です。
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エリン…。
続きを書かなければ死ななかったよね…。
切ない。。
深く心にしみこむ名作。
「助けて…」って珍しく弱音をもらすエリンを、
リランが舌でなめてあげたところで、涙が出た…。
王獣編の最後の、加えられて飛んだ時の様な気持ち。
心を通わせ、恐怖ではなく愛情を与える獣…。
最後は、最上のハッピ...続きを読むPosted by ブクログ