武本糸会のレビュー一覧

  • 獣の奏者(2)

    2巻。

    ジョウンとエリンの穏やかな日々。原作で後の波乱万丈なエリンの人生を知っているので、この幸せそうな日々にほっこりします。そんな日々の中でも後に役立ち必要になってく知識をエリンは蓄えていくのですが、そんなエリンを導くジョウンがカッコイイです(見た目は髭面のオッサンなのですが、そこも個人的には好みだったり...続きを読む
  • 獣の奏者(1)

    人と野生の生き物との絆に感動

    本当によく練られていて
    何度も何度も読み返しています。

    異世界での話ですが、リアリティがあって、王政や政治も絡むシリアス感もあり、中身が濃い!

    そしてやはり絆が素晴らしい!
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(8)
    最終巻。
    凄いスケールの物語、なによりも、壮絶なエリンの人生。
    アニメ化もされたそうですが、どんな形であれ、この作品は全ての人に知ってほしい。
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(7)
    エリン32歳~。
    物語としては大きな動きはないものの、王獣の生態がまた一つ明らかになる。
    エリンとジェシの家族愛も強く感じられ、非常に読後感が良い。
    次が最終巻か…。楽しみ。
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(3)
    エリン14歳〜18歳?もう少し上だっけ?
    リランの成長と国のゴタゴタ。
    前半のエリンとリランのふれあいが感動的。終盤には物語が大きく動き始めた感じ。
    ジョウンさん…。
    開始早々、ユーヤンが可愛すぎた。好きだったのにもう登場しないのかな?
    イアルさん、カッコいいな。
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)
    ファンタジー。
    児童書として描かれた作品だそうですが、一般向けの作品かと思うほど濃い世界観。
    主人公エリンがとても可愛らしい。
    基本的にファンタジーは苦手な自分でも、夢中で読み進めた。
    この一冊だけの印象ですが、生き物と共に生きる物語、という雰囲気が好みに合うのか。
    これはシリーズ読破を目指したい。
  • 獣の奏者(11)
    風呂に行くのも、飯を食うのも忘れて、ただただ読み耽った。あまりにも壮大で、あまりにも深淵を手繰るような、恐ろしいほどに素晴らしい作品。ちょっとまだ言葉がまとまらないけど……原作の素晴らしさは語るまでもないだろうが、本当に絵の、表情の、線の、淡い色のひとつひとつに魂が命が神様が宿っているような漫画だ。...続きを読む
  • 獣の奏者(3)
    あまりにも素晴らしい。『プラネテス』以来の衝撃。圧倒的なサーガ、自由自在のスケール感、その重厚かつ親しみやすいシナリオを、正に渾身という様子で漫画が応えようと振り絞られている。モチーフはたぶん「グスコーブドリの伝記」なのだろうから、悲しい終わり方になるんじゃないかって震えるくらいには先が読みたい。も...続きを読む
  • 獣の奏者(1)
    ファンタジーものではあるけども、そんなフワフワしたものでは決してない。
    ストーリーはリアルではないけども、リアルと結び付けれる内容です。

    それに心理描写がたまらない!
    ファンタジーもので、ここまで感情移入できたのは初めてかも。

    ラスト、リランの行動に心が震えました!
    もっと続きを読んでみたいと思...続きを読む
  • 獣の奏者(1)

    面白いだけではない

    面白いだけでなく、色々考えさせられるそんなマンガです。

    このマンガに出会えてよかったです!
  • 獣の奏者(1)
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(8)
    壮絶な物語だった。

    読み終わって、感覚として、しばらくあちらの世界に居続けることができるファンタジーは多いが、この物語は読後、私たちを現実と向き合うようにさせる。頬をはたかれて、夢の世界から現実へと目覚めさせられたようだ。

    最後の章は胸がおおきなものでかきむしられた。悲しみとも言えない。喜びとも...続きを読む
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(7)
    親としてのエリンに。世代をまたぐ物語となることで、歴史性を物語は帯び始めている。国家も一筋縄ではない。所詮互いに人間が生きていることを気づかされる。しかし、争いはなくならない。現代の国家間関係のようだ。
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(4)
    ただただ圧倒された。いろいろな解釈ができるが、今、この胸に残っているものを確かめてみたい。それは、この世界があるという確かな実感。自分もいるという実感。ファンタジーだからこそ、いまこの現実を感じる不可思議さ、だ。

    ダミヤの聡さと軽薄さの両義が物語に厚みを出している。文学史上でもたぐい稀な悪役だ。バ...続きを読む
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(5)
    ますます深みを増す物語。知れば知るほど分かりやすい悪はなく、全てが人間の本性に根ざした、善でもあり、悪でもある性質によって動いている。まるでこの社会のようだ。牙の死、ヨハルの存在。
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(3)
    国家の構造に獣が密接不可分だったことに。暗殺後のゆくえはどこに。。。すがすがしい人物が何人も出てくる。本当の意味での悪人はこれからか。
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)
    世界観、心情描写ともに良い。性善な人々しかいないはず(のように思えた)のところに、冷酷さが描かれる。その理由はどこに。。。

    挿絵、ルビ、注、あとがきがノイジーだった。青い鳥文庫にしなければ良かったか。
  • 獣の奏者(8)

    4日後ではなく、4月後です

    降臨の野の対面は、4月後です。4日後では、その後の展開でエリンが負う大怪我も癒えるわけがなく、原作を読んでいなくても、おかしいとわかるはず。たった1字ですが、大きなミスだと思います。全体的には健闘されていると思うので、とても残念です。
  • 獣の奏者(7)
    この面白さはどこからくるものなのだろうか。   

    闘蛇に襲撃された。   
    王獣を操って闘蛇を撃退した。   
    それがどんな意味を持つことになるのか。   
    事件の真相は・・・?
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(8)
    エリン…。
    続きを書かなければ死ななかったよね…。
    切ない。。
    深く心にしみこむ名作。

    「助けて…」って珍しく弱音をもらすエリンを、
    リランが舌でなめてあげたところで、涙が出た…。
    王獣編の最後の、加えられて飛んだ時の様な気持ち。
    心を通わせ、恐怖ではなく愛情を与える獣…。

    最後は、最上のハッピ...続きを読む