大森藤ノのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公ベルにとって因縁の相手であるミノタウロスとの決闘が軸に描かれる第3弾。
いわゆる修行回ですね。今回は女神ヘスティアの出番は少なめで、代わりにこれまであまりスポットのあたっていなかったアイズが目立っていました。
強くなろうとする理由が「リリのため」ではなく、あくまでも当初の目的通り「アイズの立つ域に近づこうとするため」であったのがよかったです。普段はアレですが、ここぞというところでブレないベルの姿勢がいいですね。
ミノタウロスとの決着が、勝つにせよ負けるにせよ簡単につかなかったところも良かったです。どっちに転ぶか最後の最後まで分からない、ギリギリ限界バトルというものを久々に読ませてい -
Posted by ブクログ
新しい巻には新しい女の子キャラが登場するのは、もはやラノベの必然とも言えますか。
その新キャラであるリリは、「サポーター」という荷物持ち専用の職業なのですが。
そういや「かさばる荷物をどう扱うか」って、ダンジョンに潜る冒険者には必ずついてまわる問題ですよね。サポーターの存在は、TVゲームや他のラノベでは省略されがちなこの問題に対する一つの答えだと思います。
物語中盤までのリリの評価は私の中では最悪で、クライマックスを迎えても完全に許し切ることはできなかったですね。それだけ彼女の罪は重く感じられたということで。
この後に続く物語はリリの贖罪の物語でもあるのだなと、10巻を読みつつ思い返しまし -
Posted by ブクログ
今回の巻は本編の第四巻と第五巻の時系列のお話しでした。
アイズだけでなく、レフィーアも語り部となって、18階層でのベルとの物語が綴られています。
本編にもある部分なので、大部分で起きる出来事は変わらずあまり大きな動きはないのですが、ベル以外の視点から描くとまた新しい発見がありますよね。
そもそも外伝の種類は、本編と同一主人公の日常編という位置づけのものと、本編とは同じ世界でありながら本編とは違う側面を見せる位置づけのものと、大きく分けて二つのものがあると思います。
ダンまちの外伝は後者ながら、本編と密接に交差しながら話が進んでいます。
それなのに本編と矛盾なく話が進むさまは圧巻ですよね。