岩井圭也のレビュー一覧
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この本をどこで知って本棚に登録したのか忘れてしまったのですが、シリーズものの第2作だったのですね。
内容的に、先日読んだ「可燃物」と似た雰囲気がしました。
事件が混迷を極める、もしくは間違った判断に行きかけたときに、切れ者(今回は、「科捜研の最後の砦」と呼ばれる土門)による観察、直感による鑑定により事実が明らかになっていく。
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私的には、すこし話が淡々と進みすぎてしまった感がありました。
刊行順通りに読んでいたら、登場人物の背景含めてのストーリー展開もあったりして良かったのかなぁ、、、と思ったり。
あと本当に個人的な意見なのですが、最終章「加賀副所長のお話」は、最後にさ -
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面白かったです。サクッと読めます。
謎解きは元々好きなのですが、小説になってるのは面白いな…と思ったら過去に実際に行われていた謎解きイベントの書籍化だったんですね。
京王線沿線の方、羨ましい。
謎の難しさは易し目です。あとウッカリ次のページをめくると答えがすぐに分かってしまうのでページをめくる時には要注意です。
短編集(複数回にわたって行われた謎解きイベントが書籍にまとめられてます)ですが完全に別物という訳ではなく、ちょっとずつ接点があり、そこがまた微笑ましいです。ラストも素敵でした。自分の沿線でもこういうのあったら絶対にやるのになーと思いました。 -
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横浜ネイバーズシリーズの一旦は完結編。「山下町の名探偵」という二つ名とともに身近な隣人たちの問題を解決してきたロンと仲間たちであるが、ラスボスとなる母親との対峙が本作のテーマとなる。これまでも地面師や特殊詐欺など、様々な犯罪の首謀者としてロンの前に現れた母親・南条不二子が本作では主人公の一人としてその心情変化とともに、どうして犯罪に手を染めたのかが明らかとなる。
前述の母親の起こした犯罪以外にも、合成薬物や不正転売、闇バイト、マッチングアプリ、ディープフェイク、オンラインカジノといった最新の犯罪ネタを取り扱ってきた本シリーズ、横浜中華街を中心に普通に生きる人々がいきなり犯罪に巻き込まれるとい -
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ネタバレオーディブルで聞く、聞いていてわくわくする小説ではないが、知の巨人と呼ばれる南方熊楠のことをしりたくて聞いた。
この世界のすべてを知りたい、この世のすべてを知りたい、と口に出して徹底した採集と記録、大英博物館での学習もするが、結局自分が生きたいように生きるのが目的だったと自分でいう。金は弟常楠が酒蔵業から出し生活力はない。人間ぽさが出てよい本だった。
「知る」ことこそが「生きる」こと
研究対象は動植物、昆虫、キノコ、藻、粘菌から星座、男色、夢に至る、この世界の全て。
博物学者か、生物学者か、民俗学者か、はたまた……。
慶応3年、南方熊楠は和歌山に生まれた。
人並外れた好奇心で少年は山 -
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舞台は横浜中華街。20歳の主人公とその仲間たちで問題を解決していく4編の連作短編。
トー横キッズの横浜版や特殊詐欺など、ニュースで見るような現代のリアルな社会問題がテーマとなっている。
主人公にクセがないので読みやすく、軽くサクサクっと読むには良いのかな。
現在このシリーズは『6』まで出版されているけど、多分続きは読まないと思う^^;
約1ヶ月勝手にひっそりと開催しました『岩井圭也さんフェア』ですが、残り1作品で終了しようと思います^_^
岩井圭也さんは、デビューからまだ7年なのに驚くほど多くの作品が出版されていて、私はこの作品で14作品目。
全部読みたかったけど、この5作品は見送りま -
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ネタバレ南方熊楠の名を知ったのは、水木しげる先生の漫画。小学生だったと思うが、全く分からなくて断念。漫画なのに!?と衝撃を受けたことを覚えている。
ハヤマ兄弟との関係性が同性愛者としての熊楠のようなのだが事実かどうなのか判然としない。
弟のツネグスが献身的に援助する理由と、それを打ち切った時の気持ちはすんなり理解できた。
息子が精神病になってしまった時の葉書は実在するのだろうか。
この作品では粘菌の研究内容についてよりも内面描写が多く、同じ葛藤が繰り返し描写される。人間熊楠を表現したかったのかなとは思うのだが、常軌を逸する研究熱を疑似体験出来なかったのが残念。また、交友関係ももう少し広そうなので、