日高ショーコのレビュー一覧
-
すごい
もともと歴史モノ好きでどの時代の作品も好きで読んでますが、この作品は(フィクションですが)素晴らしいです。
この巻は過去が色々と出てきます。
明治維新の歴史と、人の歴史と絡み合って、色んなものが込み上げてきて涙してしまいました。
いろんな人の生き方が、今急激に変わりつつある現代とリンクしているようで、でも変わらない日本人の芯(真)を見せられたようで圧倒されました。
この作品ぜひ読んでほしい -
無料版購入済み
なかなかに読ませる!
こちとら既に年金生活世代のジジイですが、これは読ませますね!吉田秋生や東村アキコ(いまは落ち着き過ぎている?)を発見したようなトキメキです。特に明治大正の歴史を少しでもかじっている人には人物やお店のモデルを思ってみたりして楽しいです。今後、時子の描き方では無邪気さをもちつつ深みのある人物像への転換が話の中盤くらいから現れることを期待します。これは勝手な希望です。
-
購入済み
たった8巻とは思えない充足感
若き子爵と美しい家令などそれだけでロマンです。
桂木の何があっても崩れない美しさにため息をつき、暁人の若者らしく大らかでありながら品格のある当主の姿にも確かにやられました。が、物語の厚みがすごい。
日本にもあった貴族世界を垣間見れてそこにもまたロマンを感じます。
貴族としての既得権益を振りかざす者。そして台頭する海千山千の切れ者たち。桂木と暁人は激動の時代を駆け抜ける。二人の交錯する思惑にも注目です。
音を立てて変化を遂げる近代日本創生の世界観にどっぷりはまり、この物語がたった8巻の中の出来事だったとは思えませんでした。
その充足感に「これ、大河ドラマでしょ。」なんて思いました。 -
購入済み
幸せです
強く惹かれ合うのにうまくいかない2人でしたが、とても素敵なラストでこちらまで多幸感に包まれました。
突き詰めれば、暁人は溺愛年下攻め(おぼっちゃま)のカテゴリーになりそうですが、なにせ桂木がどのカテゴリーにも収まりそうにない逸材で、そのおかげで困難でもあり、また時代背景と重なり深く面白い作品になっていたと思います。
そして桂木の少しのデレでもありがたく心に響く感覚は、まるで暁人の擬似体験が出来ているのではないかと思うほどにギュンとしましたw
そうね、ぎゅーーって抱きしめたくなるよねと。
10年の連載という事で、作中で作者様の画力もどんどん増していき、ラストでは2人の美しさがより際立ってい -
ネタバレ 購入済み
あの桂木が!!
「あなたならどうするだろうかと考えていました」「あなたがいたから私は進むことができたのです」と言うなんて!!
あの教育係だった桂木が。
これはある意味「好きです」と言うより重要な言葉なのでは。
もちろん暁人も嬉しいだろうし、しっかりと刺さっていましたね。
しかも笑顔と「寝かせるな」発言まで。
そりゃもう暁人だってただの10代に戻りますわ。
何でも言うこときいちゃうレベルでベタ惚れですわ。(ベタ惚れは元からだけどw)
一緒にいたいからってちょっと意地悪しようとしちゃったりして。
可愛い。服と靴隠すのも可愛い。(自分でやらずに頼んじゃうのがおぼっちゃま気質)
そして!乱れた浴衣が美しかった〜。
-
ネタバレ 購入済み
桂木の変化
桂木が自分の気持ちを自覚したら色々策略をしてそのまま突き進むと思っていましたが、わからなくなるなんて、、なんだかとてもリアルでした。
でも気持ちは確か。きっと初恋に近いのかな。
まだまだ安心できないのですが、2人とも確実に変化していますね。 -
ネタバレ 購入済み
蓉介さんにずっと感じてた違和感の正体。みんなに好かれていて、菖太や竹さんのエピソードからも人間的にすごい良い人だってことがわかる。でも息子である蓉一は父親蓉介さんのことを全然思い出してなかった。母親のことも。だから釈然としないというかしっくりこなかったんだ…と、蓉一の回想シーンを見て、納得しました。
でも最後にその理由、事情がわかり、蓉介さんの苦悩を思うとすごく切ない気持ちになるけど、同時に初めて蓉介さんという人物をリアルに感じることができたように思う。蓉一の言うように、我儘で身勝手かもしれないけど、アヤコさんや蓉一への愛を感じられてとても良かった。
柏木さんや吉冨さんは辛かっただろうなと思う