無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】雨模様となった日本橋の開橋式当日、「三つ星」は大胆な改装と、番傘の貸し出しで大盛況。更なる成功を求め、打ち出す一手は――。 時子に好意を寄せる流行作家の白石辰春は、呉服店で働く女性店員を主人公にした小説を新聞に連載する。その主人公のモデルが時子では?という噂が話題を呼び、「三つ星」は多くの客で賑わうように。一方、仕事に奮闘し自由に生きている時子を痛烈に批判する者も現れて…。
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
時は明治末期。傾きかけた老舗呉服屋を、英国帰りの三男・星乃虎三郎が立て直す!というお話ですが、これがめちゃくちゃ面白かった!
競合の呉服屋が近代化の波に乗り、どんどん先へ進んでいくのに、虎三郎の店「三つ星」は依然として旧体制のまま。客足も遠のき、これでは未来がないと、虎三郎は英国で知り合った実業家の青年・鷹頭と二人で「三つ星」の改革を始めます。
従業員たちは、最初こそ反発するものの、虎三郎の商才と人心掌握術の上手さにほだされていきます。
初めての女性店員、下足番の廃止など、改革の内容がまた「明治」という時代をよく表していて、「ああ~これが文明開化!」という気分にさせられます。
打算か、友情か、虎三郎と鷹頭の関係も気になるところ(このあたりの描写は、さすがBLで人気の日高ショーコ先生という感じ)。
お仕事漫画が好きな人には、ぜひ読んでいただきたい。丁寧に織り込まれた時代背景と、痛快なストーリー描写に引き込まれる良作です。
少しずつ、不穏な輩がちらほら。
千駄木の引き籠もりお嬢さんは、ちゃんと解って言ってるから罪深い。図々しく周りに甘えて生きてる自分と一緒のくせにって三つ星初の女性店員さんに嫉妬し八つ当たりしてるようにしか見えず。
スジがしっかり構成されていて大変面白く、一気に三冊読み切ってしまいました。時代の流れやそれにともなう店舗の改革、女性の職場進出など読みでがあって楽しかったです。
Posted by ブクログ 2021年06月05日
日本橋の開橋祝いで
一定の成功をおさめた三つ星。
しかし、他の大店もまた
それぞれの手法で隆盛を誇っていた。
一方、流行作家の白石は
時子の働く姿に惚れ込んで
呉服店の女性店員を主役にした
小説の連載を始める。
批判の声も上がるのだが
鷹頭はこれを
逆に利用すべく動き出す…。
時子ちゃん、ええわ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。