北山猛邦のレビュー一覧

  • 『瑠璃城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    北山先生の城シリーズの中の一冊です。
    ミステリーなのだけど、ファンタジー色がかなり濃い目の印象です。ので、トリックの方はちょっと微妙でした。といってもやはり北山先生の物理トリックには驚かされます!
    お話の方は面白い設定で話が進んでいくので面白かったです。時間がよく飛ぶのでちょっと話についていくのが面倒くさくなることもややありましたが、これは多分私が面倒くさがりなだけなので問題ないでしょう(^^

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    2009年12月21日
  • 『ギロチン城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    「双子やクローンでさえ差の生じるパーツが、人間には多くある。――だが、生体認証技術を突き詰めていくと、逆説的に、人間は人形化していくのだ」
    「――特定されるのは、パーツでしかない。機械を通し、各パーツに一度解体され、再び組み立て直される。その組み立て直された私というのは、本当に私であって、私に良く似た人形的存在ではないと、はたして云えるだろうか」

    「名前」は個の証明なのか、ただの記号なのか。私とは何か。


    館物が続いているわけだが、昔のは館=(動機を達成するための)パズルなのに対して、北山氏のは館そのものが事件の動機であり、ひとつの閉じた世界なんだよなあ。キレイ。

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    2009年10月04日