北山猛邦のレビュー一覧

  • 『ギロチン城』殺人事件

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    ネタバレ

    20101101
    タイトルに新本格派っぽい匂いを嗅ぎつけて手に取ってみた本作。シリーズものかなと思ったけど、これで読み切りのようです。

    ナコというお人形さんめいた探偵(一人称「僕」のクールな少年らしい)が出てくるのだけど、その風貌が「女性的」であるあたりとか、ワトソン的立ち位置の主人公(男子大学生なのに一人称が「私」で少し違和感)がナコと共に潜入した「ギロチン城」にはちょっと同性愛っぽいメイドさんたちがいたり(私の妄想かも・笑)住人は当主の男性を除いて全員美少女の姉妹だったりと、なかなか中二病テイストな世界観なのですが、メインとなる物理トリックはかなり大がかりですごかった。ただそれと同時に、

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    2011年03月24日
  • 名探偵音野順の事件簿 (1)

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    可愛かった。
    オドオドした引きこもり名探偵と、その活躍を小説にしているらしいが面倒見の良いワトソン役。
    ワトソンにあたるキャラが、気が乗らない探偵の尻を叩いて探偵をやらせている様が、強引なんだけどどこかほのぼのとしています。

    北山さんは原作で山本小鉄子さんによるコミカライズらしいので、今度は原作も読んでみたいと思います。

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    2010年03月02日
  • 『瑠璃城』殺人事件

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    北山先生の城シリーズの中の一冊です。
    ミステリーなのだけど、ファンタジー色がかなり濃い目の印象です。ので、トリックの方はちょっと微妙でした。といってもやはり北山先生の物理トリックには驚かされます!
    お話の方は面白い設定で話が進んでいくので面白かったです。時間がよく飛ぶのでちょっと話についていくのが面倒くさくなることもややありましたが、これは多分私が面倒くさがりなだけなので問題ないでしょう(^^

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    2009年12月21日
  • 『ギロチン城』殺人事件

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    「双子やクローンでさえ差の生じるパーツが、人間には多くある。――だが、生体認証技術を突き詰めていくと、逆説的に、人間は人形化していくのだ」
    「――特定されるのは、パーツでしかない。機械を通し、各パーツに一度解体され、再び組み立て直される。その組み立て直された私というのは、本当に私であって、私に良く似た人形的存在ではないと、はたして云えるだろうか」

    「名前」は個の証明なのか、ただの記号なのか。私とは何か。


    館物が続いているわけだが、昔のは館=(動機を達成するための)パズルなのに対して、北山氏のは館そのものが事件の動機であり、ひとつの閉じた世界なんだよなあ。キレイ。

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    2009年10月04日