柄谷行人のレビュー一覧

  • 世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて

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    「産業資本主義は、労働者が作ったものを自ら買うことによって成り立つ、自己再生的なシステムである。」

    ヘーゲル、マルクス、ホッブス、カントなどを参照しながら、社会を、世界の成り立ちを考察する、社会科学の本。キーワードは、資本=ネーション=国家。この三つは切っても切り離せないものとしてある。

    この辺りの議論って観念的に過ぎると感じてしまったりもするが、知って理解しておくことも世界の見方を広げる意味で大切なことだと思う。

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    2019年01月02日
  • 柄谷行人講演集成1995‐2015 思想的地震

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    難しかった。前提知識が全然足りてない。笑

    ただ、「日本人はなぜデモをしないのか」はとても面白かった。

    ニュースでも今の若者は、と言われるし、自分自身も自分含めてダメだな、デモって怖そう、なんで一生懸命やってるんだろ(他人事)、SEALDsでやってたことはすごいとは思うけどどうなん?…てか民主主義ってなに…
    って思ってたけど、別に今が特別どうとかじゃなかったんだ。安保闘争の時だって、最初の勢いが過ぎると過激派に押されて一般の?人は離れていった。

    選挙の結果が全てとか、デモは正しい正しくないとか、その考え方自体が間違い。どっちも大事なんだ。
    知識人といわれている人やテレビのコメンテーターの言

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    2018年11月25日
  • 坂口安吾と中上健次

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    柄谷行人を読んでいないと、上の世代にバカにされるので購入して読んだ。
    柄谷行人の論理運びは軽快で見事、文体も簡潔ながら美しく、読んでいて心地いい。
    自分の不勉強を恥じながら、今後も読み続けたい。

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    2018年06月29日
  • 世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて

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    非常に固い本ですが、「国家」と「資本」の関係性と、その未来像について考えてみるという点をしっかりと論じていて面白い一冊でしょう。

    水野和夫氏の「終わりなき危機」にも通じる部分が有ったりもして興味深かった。

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    2015年10月03日
  • 世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて

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    興味深い本だが、言葉足らずな部分も多い。これ以上の言及が気になるのならば、ほかの自著を読むべしということらしい。

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    2015年03月14日
  • 世界史の構造

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    なんてわかりやすくて、おもしろい本なんだろう。
    一気に読み終えました。
    柄谷行人は読者へのいたわりがある。
    読みやすいということは、自分がもっともよく理解しているということでしょう。

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    2015年02月14日
  • 世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて

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    国家や共同体(ネーション)を越えたつながりとして、世界共和国の理念を説く。
    社会構成単位規模により、生産から交換の発生し、交換様式は変わる。個(贈与)⇒国家(商品交換)。未開社会の婚姻(交換・贈与)⇒親戚⇒国家へと共同体は拡大して、他国家との交換をするための、法が発生する。商品交換、共同体外との交換は貨幣が必要となる。国際的な決裁手段としての金の価値は変わらない。交換以前に貨幣は存在している。金貸しの理論、利息という別な価値。
    大航海時代より、一国家単位では考えられない⇒世界帝国、世界経済へ。
    国家とは、
    1生得的=子、孫への支配と同様。
    2服従的=交換と見えない交換である。
    資本では、
    土地

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    2013年10月29日
  • 世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて

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    ネタバレ

    【「未来の国家」1971年 by チョムスキー】p4
    A. 国家社会主義(共産主義)ex. ソ連
    B. 福祉国家資本主義(社会民主主義)ケインズ主義的、福祉国家的
    C. リベラリズム(新自由主義)アダム・スミス以来の経済的自由主義 cf. ハイエク
    D. リバタリアン社会主義(アソシエーショニズム)

    【史的唯物論】p18
    マルクス主義の歴史観。歴史の発展の原動力は、社会的生産における物質的生産力とそれに照応する生産関係とからなる社会の経済的構造にあるとする立場。その上に政治・法律・宗教・哲学・芸術などの制度や社会的意識形態が上部構造として形成され、やがてその生産関係は生産力の発展にとって桎梏

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    2013年04月04日
  • 政治と思想 1960-2011

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    柄谷の文章はあまり好きじゃなかったが面白い本だった。ただ理解しても、共感はしない。カントの『永久平和のために』と話の向いている方向は似ているかなと思ったら、柄谷本人も踏まえて書いているみたい。

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    2016年04月04日
  • 日本近代文学の起源 原本

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    近代日本文学史の本は意外にも数が少ない。それも戦後から現在に至るまでを扱ったものはほとんどない。この本も明治維新から戦前・戦中までが対象だ。分析の切り口は思いがけないと言えるほど特異で、それはそれで興味深かった。記述の文章は章によって随分印象が異なり、わかりやすい部分とわかりにくい部分がはっきりと分かれている。わかりにくい部分は使用語彙が評論家特有のもので、なぜこんな抽象語を使わなければならないのか。別の意味で語彙が乏しいと言わざるを得ない。格好をつけるより、誰にでもわかってもらう方が重要であろう。

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    2012年07月08日
  • 倫理21

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    カントの倫理思想の解釈を通して、現代における世界市民の立場を確保することや、戦争責任の問題などを考察している。『トランスクリティーク』(批評空間・岩波現代文庫)への導入という位置づけの本。

    意志の自律としての倫理が成立する領域を、因果法則の支配する自然の領域から峻別するという本書の議論は、カント倫理学の根本モティーフを確かに捉えていると思う。また、個人の利害や共同体の規範に盲目的に従うのではなく、世界市民的な立場から考えることが「パブリック」ということだという主張に至る議論の流れも、それなりにおもしろく読んだ。

    ただ、疑問に思うのは、なぜ著者が今になってこうした主張をするのか、ということだ

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    2012年09月13日
  • 定本 日本近代文学の起源

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    柄谷行人、最近ではあまり名前を聞かなくなったが、実は今もよく本を書いています。
    この本は柄谷の初期の本で柄谷という人物がどういう人なのかを知るにはうってつけです。
    しかし歳とったな、、、。

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    2011年06月16日
  • 日本近代文学の起源 原本

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     うんうん唸りながら難解な本を読む面白さを久々に体感。形而上的な話が多くて正直滅入りそうでしたが、ある一瞬に柄谷行人の言わんとすることをふっと理解してしまったりなんかして、もんのすごい快感にさらわれました。楽しかった。でもこの内容をひとに説明しろと言われるとなかなか難しい。某授業との関連で、言文一致=内面の発見、のくだりと没理想論争くらいなら説明できるかな…。

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    2013年02月28日
  • 世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて

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    思想的な側面から「世界共和国」の可能性を考えているんだけど
    その歴史的系譜をみるのがつらかった。。。
    カントだのマルクスだのよくわかんないし。

    世界共和国には資本=ネーション=国家という状況を越える必要がある
    みたいな事を説いてたと思うんだけど、
    ネーションという聞きなれない言葉が出てきて、他にもわからない言葉が多いせいで
    理解度が低いんだと思う。。。
    ネーション=理想的な共同体、みたいな定義をしてたと思うけど、
    共同体、という言葉も普通に出てくるし、共同体と理想的な共同体の違いも
    はっきりかかれてなかったと思うし。。。

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    2009年10月04日
  • 世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて

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    日本精神分析も参照のこと。こちらのほうがより思想書となっている。まぁ一読して是非より良い未来へ。実家へ

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    2009年10月04日
  • 日本精神分析

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    最近はまっている、というか自分の頭で考えても進むべき未来はこの方向ということをある人にいったら、進めてもらった著者柄谷行人の著作本。確かに近い思想をもっていることを感じさせる。この本は文学評論という形でやはり未来を見据えたひとつの視点を提示してくれている。実家へ

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    2009年10月04日
  • 倫理21

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    「柄谷行人」・・・よく難しい本を読んでいると出てくる名前。「がらやゆきひと?」「がらたにこうじん?」ではなく「からたにこうじん」でした・・・。どうせ読んでも歯が立たないと思っていたけどコレはなんとかなる感じ。

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    2009年10月04日