アーサー・C・クラークのレビュー一覧

  • 楽園の泉

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    ネタバレ

    全長4万kmの巨大な「宇宙エレベーター」建設を夢見る技師モーガンが建設地の候補として選んだ南アジアの島国・タプロバニー。古代の伝説に彩られた美しい島に聳えるスリカンダ山の頂上がその候補地だったが、そこには長い歴史を持ち民衆からも愛される寺院が存在していた。寺院の説得に苦戦するモーガンが試行的に実施したケーブル実験の完成が迫る中、突然の嵐がやってくる。絶望の中にも希望を見いだそうとするモーガンの前で展開されるある奇跡。
    宇宙エレベーター建設が始まってからも、ひとつまたひとつと様々な困難がモーガンの前に立ちはだかる。彼を支える仲間たちと共に、夢の実現に邁進するモーガンが、最後の最後に見た光景とは?

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    2015年08月28日
  • 都市と星(新訳版)

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    やっと読み終わった!ザ・冒険譚!

    私はあまり夢らしい夢を見ないからか、いかにも面白い夢、みたいなSFを読むと、夢を見てるみたいで眠くなってしまう。そのせいか「都市と星」を電車の中で開くとすぐに眠くなってしまうので読み進めるのにやたら時間がかかってしまった。面白くなかった訳では決してない。

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    2015年06月04日
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

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    ネタバレ

    太陽系に侵入した円筒形の漂流物。ラーマと名付けられた漂流物は異星人の宇宙船。惑星連合の調査。宇宙船エンデヴァーの調査。ラーマの内部に入るノートン艦長。ラーマの中に広がる世界。凍り付いた円筒海。太陽に近付くにつれ溶けていく円筒海が起こすハリケーン。ジミー・パク中尉の空からの探索。嵐に巻き込まれ墜落したジミー。壊れた飛行機を解体するかに型のバイオボット。ノートン艦長による更なる調査。水星によるラーマに対するミサイル攻撃。ラーマ内部で発見されたカタログ。

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    2015年05月14日
  • 火星の砂

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    ネタバレ

    すでに火星への移住が実現している世界。地球ー火星間の定期航路が開設され記念すべき第一号の乗客としてSF作家のマーティン・ギブスンが乗り込んだ。ただ一人の乗客であるギブスンが六人の乗組員と共にアレース号にて三ヶ月に渡る火星への旅を始めた。

    旅の途中、最年少の乗組員のジミーは、ギブスンが過去愛し、別れた女性の息子だと気づいた。自分が原因で彼女と別れ、以後一切連絡も取らなかったことを悔やむギブスンは、過去のいきさつをジミーに話し、以後、ジミーの力になろうと決意した。

    火星に到着しギブスンはハドフィールド総督と会談を行った。火星での生活は困難を極め、地球からの援助なしには成り立たなかった。しかし、

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    2015年04月04日
  • 都市と星(新訳版)

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    十億年以上先の地球に唯一残った都市ダイアスパー。人は何世代も生まれ変わり、前に生きた記憶が保持されるような世界。そこに一度も生まれ変わったことのない(=初めて生を受けた)主人公アルヴィンが生まれ、都市の外の世界に飛び出して行く。
    ダイアスパーの成り立ちも興味深かったし、その完璧な世界に違和感をすんなり覚えられるのはアルヴィンが私たちと同じ立場だからだろうな、と思った。人が都市に文字通り作られて、生かされているというのは、健全な社会とは言えないであろうから。

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    2015年01月17日
  • 楽園の泉

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    軌道エレベータはガンダムにも登場するぐらい、SFではポピュラーなアイテムである。軌道エレベーターは1895年にコンスタンチン・ツィオルコフスキーと言う人が本の中に書いているらしい。SF小説ネタでもこの本が初見と言うことでも無さそうだが、軌道エレベータを描いた一番有名なSF小説ではありそうだ。今更アーサー.c.クラークでもないのだが、さすがにSF界の巨匠である。今読んでも全く古めかしい感じはしない。
    軌道エレベーターの建設に人生をかける技術者を軸に軌道エレベーターの起点となるスリランカ(赤道直下にある設定)の山にまつわる古代の争い、火星の開発といったストーリーを絡め物語を大きく膨らませるのである

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    2014年10月03日
  • 宇宙のランデヴー

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    深宇宙より太陽系に飛来した謎の巨大物体。その内部で探査隊が見た、驚異の数々とは!?

    35年前の科学常識で書かれたとは思えないほど違和感無く読めた。

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    2014年08月16日
  • 3001年終局への旅

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    モノリスは最後までモノリスでしたか~。
    物語の内容は「そこからきたか~」という感じでしたが、謎が謎のまま終わったのはちと残念な気も。大事なところは、今の知識が有効になった感じもあって。ん~、というところはありましたが、全作を締めくくるのは確かにこうなのかもね。とも思いました。
    最初から最後の作品まで一気に読みましたが、面白かったですね。

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    2014年07月28日
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

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    直径20kmの円筒型の宇宙船、非生物の生命体。
    なんてすごい発想なんだ。

    閉じられた空間で起こる想定外の出来事。
    それにより試される人類。

    本から目が離せなくなる。

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    2014年03月21日
  • 3001年終局への旅

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    ネタバレ

    この本は「2001年宇宙の旅」から始まったシリーズの完結編です。

    2001年宇宙に放り出された飛行士が1000年後、
    海王星付近で偶然回収され、蘇生しました。

    浦島太郎となった飛行士フランク・プールが見た3001年の世界は、
    宇宙と繋がる軌道エレベーターや、脳に直接情報をダウンロードできるキャップなど、
    まさに「未来はこうだ!」みたいな科学雑誌の世界でした。
    だけどタイムマシンや光速宇宙船はありません。
    ここら辺の、SFでありながらリアリティを感じさせる絶妙なサジ加減に
    アーサー・クラークの勉強熱心さと作家の腕を感じます。

    SFの大家が描く未来予想図を楽しんでいるうちに、
    物語は人類の危

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    2013年11月16日
  • 楽園の泉

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    軌道エレベーターでござい。こんなん1979年に書かれちゃうんだもんな。しかも太古の簒奪者の物語が2000年を超え円環をつくり、そこから1500年を超え地球に円環を造るに至る、文明賛歌の物語となる。

    ディストピア志向のない作品ってたのしいよね。

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    2013年11月15日
  • 楽園の泉

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    起動エレベータを造ろうとすると、技術的な問題もたくさんあるけど、政治的な問題もわんさかありますよという話。

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    2013年11月10日
  • 遥かなる地球の歌

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    ネタバレ

    必修アーサー・C・クラークその2。順番はat randomにつきご容赦を。

    光速を超えない世界で、地球から旅立った人々の時空を超えた邂逅。
    割と淡々とした話だと言うに、妙に叙情的でグッと来る。
    「トライガン」の作者は、クラークでは本作がベストだと呟いていたような。

    なんといってもタイトルがいい。

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    2013年06月24日
  • 楽園の泉

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    宇宙へのエレベーターにすべてをかけた
    科学者の記録。
    決してそのエレベーターは
    幸先のいいものではなく
    ひとつの幸運がなければなしえなかったこと…

    クラークの魅力は読みやすいところです。
    ただし、少しこの本は哲学が
    入りますので苦手な人は苦痛でしょう。
    面白いのですがね。

    そして、この計画は
    似たものが少し前に出てきたのです。
    その合致にちょっとびくっ、となりました。

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    2012年10月20日
  • 宇宙のランデヴー

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    アーサー・C・クラークにしては、スペオペしてる作品。太陽系が狭い。
    不屈な水星人なんか、キャプテン・フューチャーにでてきてもいいくらいのキャラ設定。

    細かい部分は上記含め、読んでいて楽しい。
    一方で、全体としては読後よく分からない感が残る。

    最後までラーマ人の意図が見えない、そして腑に落ちないのがその理由。太陽系によったのは補給が目的って言われてもな、うーん。
    それに、宇宙船?内で好き勝手されて(色々採られて、壊されて)、怒った様子もないのは、さすがに無頓着過ぎはしないか、ラーマ人

    ファースト・コンタクトは、こっちが力みすぎて、勝手に肩透かしにあうかも、ってメッセージなのだろうか。


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    2012年08月15日
  • 2010年宇宙の旅〔新版〕

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    ネタバレ

    もはや説明の要すらない大傑作「2001年宇宙の旅」の9年後を舞台とした続編。設定上は、小説版ではなく映画版の続編となっており、遺棄されたディスカバリー号が漂流しているのは木星衛星群の宙域です(この辺りのいきさつは、クラーク自身による「作者のノート」に詳しいです)。

    宇宙飛行士4人が死亡、1人が行方不明となったディスカバリー号事件から9年後、木星衛星群探検のきっかけを作ったヘイウッド・フロイド博士は、ディスカバリー号回収のためにHAL9000の生みの親・チャンドラ博士と共にロシアの宇宙船に乗って木星へと旅立つ。9年前と何ら変わらぬ政治的な駆け引きに翻弄されつつも、ボーマン船長が残した謎のメッセ

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    2012年03月10日
  • 2061年宇宙の旅

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    SFとしては地味。宇宙史のような淡々とした展開に、人間ドラマと当時の最新宇宙事情(…はぁ?)を絡ませたような内容。
    地味だけど、面白い。

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    2012年02月25日
  • 宇宙のランデヴー

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    さすがクラークとしか言いようのない語り口。はじめのアイデアだけが荒唐無稽で、あとは全て理詰めで組み立ていくSFの王道。しかも高校物理程度の知識で十分理解できる。
    高い崖の上から飛び降りても無事で帰れる場面は発想の転換!

    ただ、また読みたいとは思わないのが残念。

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    2011年11月25日
  • 海底牧場

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    こういうのもSFって言うのか!
    という目からウロコなところから始まり。

    さすがクラーク、
    これを捕鯨反対の欧米人に読ませたい!!!
    という点で非常に興奮した一冊です。

    基本的にクラークが書くストーリーは末広がりな気がする。
    未来はよりいいものである、
    と信じていたんだと思う。
    主人公も決して不幸にならない。
    ような気がする。
    クラーク本人はきっとすごくステキな人だったに違いない。

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    2011年10月02日
  • 遥かなる地球の歌

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     同じテーマで3回読むことになった作品。もちろん、今回が 決定版 だ。

     人を描くという印象がないクラークだが、映画化を意識したのか今回は人を中心に据えているところが暖かい。

     滅亡していく地球を後に植民星を探す旅人が途中寄港したのは、はるか以前に出発した先人たちが繁栄しつつある植民星サラッサだった。

     時間の進み方が異なる両人種。サラッサ住民と先に進む使命を持つ旅人。人工冬眠で時間がぐちゃぐちゃになるんだが、そこに「ベンジャミン・バトンの世界」が広がる。

     いやぁ、同じ虚構ならこっちのほうがはるかにいい。下手にくっつかず、それぞれの道を歩むことになる住民・旅人両者のドラマが鮮明だ。何

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    2011年09月14日