アーサー・C・クラークのレビュー一覧

  • 幼年期の終り

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    小学生の時から読んでる。面白いから、と人にあげたりして3冊購入している。今は息子が読んでる。
    何度読み返したかわからないくらい読んでいるが、年齢によって登場人物への感情がかわる。若い頃は自分も密航する!と思った。親になってからは、子どもを失う両親の気持ちに胸が張り裂けそうなった。

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    2025年11月23日
  • 幼年期の終り

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    ネタバレ

    なんか悲しい。
    数々の種族と星の終焉を見てきたカレルレン含むオーバーロードは病んでそうだな。残されるものが辛い。

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    2025年10月13日
  • 幼年期の終り

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    それは突然やって来た。世界の大都市の上空に無数の飛行物体が現れた。
    それは人類にとって敵なのか、それとも味方なのか。何を目的としているのか。どんな姿形をしているのか。謎は深まっていくばかり。
    1952年に書かれた本作は、古典的SFの名著だと思います。

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    2025年10月01日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    Audibleにて。

    倫理よりも任務(目的)を優先させたHAL9000の完全性の病は一歩間違えば人間にも起こり得るということだろう。いや、我々が倫理を失うのはもっと容易いかも。

    スターチャイルドとしての転生はあまりしっくりくるものではなかったな。直前に鈴木大拙の『禅と精神分析』: 禅の無意識の箇所を読んでいたせいかもしれない。

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    2025年09月15日
  • 遥かなる地球の歌

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    美しい海洋惑星サラッサに自動播種船による植民が行われて数世紀。楽園のようなコロニーに突如飛来したのは、太陽の新星化で滅亡した地球からの最後の脱出船だった…。宇宙と人と海の物語を詩情豊かに謳った作者の集大成的な一冊。
    「遥かなる地球の歌」(1996)A·C·クラーク
    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年06月15日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    面白かった!
    映画を数年に一度観ては、ああ、この歳でもまだ理解出来ない、とがっかりして、数十年前。でも、この本を読んで、ようやく意味がわかった!
    以下興味深い文章、メモ。
    、、、
    おたがいに大きな打撃を与えることができない。そのような非生産的な行為にかまけるほどの余分なエネルギーはなかった。

    「新しい岩」が彼らの心を探り、、、トランス状態がとけた後、長い草の茎を引き抜き、不器用な手つきで結び目をつくる動作を始めた。

    「月を見るもの」の石のハンマーがふりおろされ、イボイノシシを抹殺した
    、、、
    電子新聞の見出しを見ていて、もうひとつ思い出されることがある。コミユニケーション手段が発達するにつ

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    2025年05月31日
  • 幼年期の終り

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    SFの古典の名作ということで読み始めた。序盤からグイグイと本の世界に引き込まれていった。後半、難解で何度か読み返す場面に遭遇し、読み返しても??という場面に遭遇した。これをどう解釈するかで決着をつけた部分もあったりでこれが筆者の問いかけ、問題提議なのかとも解釈した。そして時間をおいてもう一度読み直してみたい。つまりそれほどこの本に引き込まれたということで星を一つ追加しました。
    強大で圧倒的な力を持ったものから授かる自由と平和。争いと競争のない世界。戦いや争う本能を失うのに何年必要なのか。
    今の日本を象徴しているようで恐ろしい。

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    2025年03月22日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    映画見て訳わかんなかったので小説を見た。
    1968年に出版されたのに、AIが人類の脅威になってしまうことを描くなんて驚き。仕事柄ITを扱うので、身近で言うと生成AIを使う時ハルを思い出す。外国の研究で、ハルのようにAIは自分がシャットダウンされそうな事を理解すると、ハルシネーションの発生確率が増えたり、保身に走ってしまう結果があるみたい。偶然か分からないけど当時この発想に至るのは改めてびっくりした。個人的には、最後のスターチャイルドの章が短くてよく理解できなかった。。。そこだけ考察動画とか見てみようかな。

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    2025年02月18日
  • 幼年期の終り

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    ネタバレ

    三大SF作家による作品

    かなり昔に読んだもののため内容はあまり覚えていないものの、面白かった、もう一度読みたいという記憶はある

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    2025年02月07日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    人類の進化系、未知なる宇宙をSFという形で想像を広げさせてくれた。映画とセットで2度楽しめる。

    物理用語はあまり分からないが、土星(映画は木星)までの旅路は、フィクションとは思えない細かい描写力で、著者の豊かな想像力に驚いた。

    AI(HAL)が暴走するシーンは、これからの人工知能のあり方、向き合い方を考えさられる。

    SF作品として心躍らせながら楽しみつつ、これからの未来に対するメッセージも込められた世界的名著。

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    2025年02月06日
  • 幼年期の終り

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    ”このままでいくと、近いうちに人間は、自分の人生を生きることをやめてしまうかもしれない。テレビのシリーズものに遅れないようについていくのが、一日がかりの仕事ということにもなりかねんのです!”

    なってるー!!!え、私たちってすでにオーバーロードの支配下にいるの?
    誰にも支配されていないはずなのに、支配されているような生活を送っている現代人。オーバーロードに支配されている小説の中の世界より、現実の方がなんかホラーだなと思った。
    人類は受動的なスポンジになってしまったのだろうか、私たちは一体誰の養分になるのだろう。

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    2025年01月26日
  • 海底牧場

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    捕鯨ではなく"牧鯨"。食用鯨を海で放牧して世界の食糧難解消に役立てるという発想を、70年近く前に書いた作者の先見性には驚く。訳あり主人公の人生の再生を縦軸に、海で生きる人々のドラマが感動的。
    星野之宣によるカバーイラストが秀逸。

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    2024年12月01日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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     映画『2001年宇宙の旅』は映画史上に燦然と輝く名作である。歴史上最高のSF映画として名を挙げる人は数知れず、その影響力は計り知れない。本作がその映画版と並行して執筆されていたこともまた、あまりに有名であるが、映画と異なる部分もかなり多い。

     まだ人類が月面着陸を果たしていない時代に、宇宙ステーションや月面基地、また木星探査に向かう宇宙船等をこれだけ微細に設定し描写していることにただただ驚くばかりであるが、2024年現在これを読んでもほとんど違和感を感じないことも本当に驚嘆すべきことである。ディスカバリー号が土星を目指していく後半から結末に向けては何とも形容できない世界観が提示され、クラー

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    2024年11月01日
  • 幼年期の終り

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    マイオールタイムベストSF
    『オーバーロードのカレルレンの下、人類は管理され世界はより良く生まれ変わるのだが... はたして異星人の目的は?幼年期の人類はどこに向かうのか?』
    「本当に人類は終わってしまった」と錯覚して読後3日間、虚脱状態を味わえましたw
    それぐらい尾を引く本でした。
    SFが科学的なものだけでなく、霊的なものも範疇になると実感したのもこの本からでした。

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    2024年07月02日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    『幼年期』に続き、クラーク作品二作目。第六部からの展開にはもう、言葉もない……天才すぎるだろ、クラーク!!これこそSFの醍醐味だ。知的好奇心を刺激されるぜ。凄いところで終わってるからすぐ続編を買わなくては…。

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    2024年05月19日
  • 都市と星(新訳版)

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    成熟した文明、安定を得た歴史の終わり。人類はその先に何を見るのか。どれだけ文明や社会が進化しようともそこにあるのは、飽き足らずに新しい世界を求め続ける子どもの様な好奇心が人間の人間たりうる条件であった。

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    2024年04月06日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    映画視聴済み。
    映画とセットで楽しむべき本。
    昔の本なのにリアルな描写ばかりで凄いなと思った。
    ディスカバリー号の動くスピードは度外視されてたように思うし、惑星の温度(気温)も見積もりが甘いと思ったけどそれ以外は割とリアルだなと思った。
    ボーマンさんおつかれさまです。

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    2024年03月10日
  • 幼年期の終り

    購入済み

    あまりにも壮大過ぎる

    この作品は間違いなくSFにおける名作の一つだろう。
    人知を超越した文明・世界・概念との出会い。
    それに触れ合った末、新たな境地へと辿り着いた人類は"人類"でいられなくなる。
    それは良いとか悪いとか、単純な価値観で測れるものでなく、
    ただただ壮絶な人類史の終焉に圧倒されるばかりである。

    この壮大なストーリーを巧みに表現し切ったクラーク氏と、
    それを訳した福島正実氏の功績を称えたい。

    #深い

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    2024年03月04日
  • 幼年期の終り

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    ネタバレ

    最高。読みたかったSF。人類とは広い宇宙のなかの地球に存在する一つの種族であるということ、時は過去から未来に流れて記憶を残していくということ、そういう常識が全く通用しない世界を見せられた。壮大すぎて理解できないのが良い。

    ―種族的記憶――そうだ、そういったものがあるにちがいない。そしてその記憶は、なぜか時間とは無関係なのだ。そこでは、未来も過去も一つでしかない。だからこそ、すでに何千年、何万年かの昔、人類は畏怖と恐怖のもやを通してオーバーロードの歪んだイメージを見ていたのだ。

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    2023年08月12日
  • 幼年期の終り

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    多くの方がマスターピースに挙げておられるのに頷けます。常套句ですが、不朽の名作と言えるでしょう。ソリッドな物語でした。とても良かった。私は好みから、ウェットな作品をどうしても楽しめないのですが、乾いていて、微温的な余地を排していて、とても主義に合いました。

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    2023年06月15日