ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • 魔術師 下

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    これだけなんどもひっくり返されると、最後は何も額面通りに読まなくなるぐらい、どんでん返しが多い。キャラクターも魅力的だし、推理物が好きな人は、楽しめると思う。

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    2021年03月08日
  • 魔術師 上

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    シリーズものの途中で、最初から読んでなくて、これから読み始めたんだけど、楽しんで読めた。20年前の段階で、これだけ科学捜査が進んでいたことにびっくり。

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    2021年03月07日
  • エンプティー・チェア 上

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    ちょっと自然の中に出るともう無法地帯になるのがUSのスリリングなところか。今までの犯人に比べると小物のような気もするが、科学捜査の成果が出だすと面白くなってくるのは相変わらず。

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    2021年02月10日
  • 魔術師 下

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    リンカーン・ライムシリーズ第5作目下巻。

    イリュージョニストに勝る犯罪者なんていないんじゃないか、、、
    本気で狙われたら命なんていくつあっても足りない。
    と感心した。

    あと、サックスに対する仕打ち。
    権力をかさにきる人間は嫌いだ。

    しかし終わりよければ全てよし!

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    2021年01月24日
  • スティール・キス 下

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    エスカレーターの不具合は故意に仕掛けられたものと判明、事故は機械を凶器に変えた殺人だった。連続殺人犯の動機は謎に包まれたまま、見習い捜査官をチームに加えライムは真相を追求する。刑事アメリアを狙う狂気の目……真犯人は一体誰なのか?

    無条件で楽しめるシリーズは最高です。
    お得意の捻りは、今回はさほどあざとく感じませんでした。

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    2020年12月28日
  • スティール・キス 上

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    NYのショッピングセンターでエスカレーターが誤作動を起こし、通行人の男性を巻き込んだ!刑事アメリアは必死に救助するが男は痛ましい死を遂げ、あげくに捜査中の犯人を取り逃がしてしまう。リンカーン・ライムに助けを借りたいが、彼は市警を辞めてしまっていた。一方のライムは、民事訴訟でこの事故を調査し始める―。

    シリーズ第12作。前作は未読。身近なハイテクが凶器になりうるとは。着眼点が素晴らしい。下巻に続く。

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    2020年12月26日
  • ボーン・コレクター(下)

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    リンカーン・ライムシリーズ第1作目下巻。
    海外ものは翻訳のせいで読むのに手こずって時間がかかったけど、この下巻の途中からまさに話がジェットコースター!
    夢中で読み切ってしまった。

    シリーズ物なので、次の第二弾も読みたくなった。

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    2020年12月11日
  • ボーン・コレクター(下)

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    映画版が好きだったので、Twitterのフォロワーさんに教えてもらって原作も読んでみた。
    上巻は人物の関係性をじっくり構築しながらも、見えない犯人との戦い、そして下巻に入ってから少しずつエンジンがかかっていき、畳みかけるような終盤の展開に全部持って行かれた。
    面白かった!!
    特に下巻が素晴らしく、一気に読んでしまった。
    リンカーン・ライムとアメリア・サックスの関係性がまだ1巻なのにもう最高のコンビで参った。
    軽快な会話のやり取りの中でリンカーンの毒舌だけど極たまに親しい溢れる温かさも、アメリアの相手への信頼から発生する優しさも、どれもとても良かった。
    2作目がとても良いと教えてもらったので、こ

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    2020年12月08日
  • スティール・キス 下

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    ジェフリー・ディーヴァー『スティール・キス 下』文春文庫。

    下巻。エスカレーター故障の原因が作為的なものであることが明らかになり、犯人の未詳40号はさらなるテロを引き起こす……

    あらゆる機械がネットワークに縛られる現代の仕組みを根底から覆すような犯罪を犯す未詳40号の狙いは……

    『ボーン・コレクター』以来、リンカーン・ライムに降り掛かる命の危険とディーヴァーにしてはありふれた急展開、謎を引きずる結末。色々詰め込まないと面白いストーリーが維持できなくなってしまったのか。

    ラストにリンカーンがアメリアに頼んだこととは……

    本体価格920円
    ★★★★

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    2020年12月05日
  • スティール・キス 上

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    ジェフリー・ディーヴァー『スティール・キス 上』文春文庫。

    リンカーン・ライム・シリーズ第12弾。

    NY市警察から依頼される事件捜査を辞めたリンカーン・ライムと刑事として難事件を追い続けるアメリア・サックスとの間に見えない深い溝が……

    今回は余りにも都合良すぎる展開のような気がする。リンカーンとアメリアを引き離したり、くっつけたりと忙しいね。二人の恋の行方よりもミステリーを存分に味わいたい。勿論、高いレベルの作品であることには間違いない。

    ショッピングセンターで殺人犯・未詳40号を後一歩のところまで追い詰めたアメリア・サックスはエスカレーター事故に巻き込まれた通行人の男性を救出しようと

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    2022年12月27日
  • コフィン・ダンサー 下

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    ネタバレ

    このミス海外編2001年版10位。ご存知リンカーン・ライムシリーズ2作目。推理、アクション、ロマンスとエンタメ要素満載の大型娯楽小説。もちろんミステリーであり、リンカーン・ライムと殺し屋の推理合戦がみどころ。殺人事件の目撃証人達殺害を請け負った殺し屋が凄い勢いで処理していくんだけどその超人的な行動で捕まりそうになりながらしらーと逃亡して犯行を重ねていく。結局目撃証人3人中2人が殺されてしまうが最後の一人は守って犯人も捕まえて終わる。これって警察完全に負けてますね。犯人が実はもう一人いたり、殺人犯を雇った黒幕や動機が意外だったりと終盤はどんでん返しの連続で何がなんだかわかりません。あと、犯人と被

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    2020年11月11日
  • 魔術師 下

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    ネタバレ

    序盤から匂わせといたやつは何もなく、逆にあからさまなものはそのまま実行されるという、読者心理をついた作品。

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    2020年11月03日
  • ポーカー・レッスン

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    裏切りが心地いい、楽しい短編集。読み返したくなる中毒性のある物語多数。どんでん返しが来るんでしょ、て思ってても作者の術中にはまってしまうってすごい。
    「通勤列車」「恐怖」「ポーカー・レッスン」「36.6度」が特に好き。「コピー・キャット」もいいな。

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    2020年10月07日
  • 追撃の森

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    ミステリー・サスペンスに登場するアメリカの舞台は、ニューヨークをはじめロスやシスコ、ちょっと外れてもシカゴやフロリダがお馴染みのところ、この物語は、ウィスコンシン州ケネシャ郡の森と湖、多分一生自分には行くことのない場所で繰り広げられる命がけの追いかけっこ。
    ほとんどが暗い森の中で、文字通り山あり谷ありの、主人公プリンと殺し屋ハートの先の読み合いとトラップのかけ合い。
    ハラハラドキドキして、先を読まずにいられない。

    最初の別荘襲撃事件の真相は、ほとんどサイドストーリー化していて、最後の章でやっと謎解きが進むが、途中全く気にならないほど追撃場面に引き込まれていた。

    プリンの家族の物語は、やや消

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    2020年09月04日
  • ゴースト・スナイパー 下

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    リンカーン・ライム シリーズ10作目。外れのないシリーズですが、本作はちょっとインパクトが弱い感じもしました。そのせいで、5年前に既に読んでいたことを途中まで気づきませんでした。でも、最後の最後まで楽しめ、ボケるのも悪いばかりではないと思いました。

    ただ、今回は過去の作品に比べると犯人に魅力がなく、二転三転するストーリー展開もちょっと遠慮がちだったような気もします。
    しかし、お勧めのシリーズ。未読の方は1作目の「ボーン・コレクター」から読むのがマストです。


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    2020年09月02日
  • スリーピング・ドール 下

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    ネタバレ

    驚愕のどんでん返しの名手にしては、いささか物足りなさの残る真相だ。
    キャサリン・ダンスの「人間嘘発見器」の手腕も、今回はあまり発揮されていない。
    何より、タイトルにもなっている少女がそれほど大きな鍵を握っているわけでもないのが、タイトル負けというか。
    キャサリン・ダンスというヒロインは魅力的だけどね。

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    2020年08月10日
  • 007 白紙委任状(下)

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    007ファンかジェフリー・ディーヴァーファンが読むであろう本。私は後者。

    「ジェームズ・ボンド」については、映画をチラホラ見て、役者が代わっていくも「ショーン・コネリー」のイメージが強いです。
    近年のスパイ像からすると、やや現実離れした派手なスタイルのスパイという印象
    (近年の007は観てない)

    あとは「ニンテンドー64」のゲーム版で武器を持たず「チョップ」のみで相手を仕留める闘いを友人と狂った様にやっていた思い出があるくらい。

    ジェフリー・ディーヴァーといえば安楽椅子探偵「リンカーン・ライム」シリーズ
    私はマーク・グリーニーの「暗殺者グレイマン」シリーズも好きで
    「探偵モノ」「冒険モノ

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    2020年06月29日
  • 煽動者 下

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    私のアイドル作家のひとりジェフリー・ディーバの18話・36冊目(彼の作品はほとんどが分冊しているので1話2冊)。

    この稀代のストーリーテラーの語りは相変わらず。テンポよく私をアメリカのカリフォルニアに連れて行ってくれた。

    大型ライブハウスなどで群衆がパニックに陥り、ささいなことで我を失い、混乱の中で痛ましく死傷者が出る・・・

    そのあたりの語りは読むものをその場に引きずり込む。

    火事の煙たさを感じ、密閉されたエレベータ内の息苦しさを感じ、飛び降りた海岸の海の水の冷たさを感じる。

    まあ、どっぷりとストーリーの中に引きずり込まれ、臨場感たっぷりに疑似体験させてもらえた。



    ただ、長編

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    2020年04月29日
  • 追撃の森

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    追うものと追われるもの。そこにはスリルと緊迫感が満ち溢れ、騙し騙されの攻防が小気味良く展開してゆく。
    たった一晩の出来事なのに、こんなに色々な事が起こるのか、と驚嘆する。
    また、善人かと思った人物が実は違ったり、その逆もあったりと、いわゆるどんでん返し的な仕掛けもディーヴァーならではという感じ。
    だからこそ、エピローグ的な後日談のこの終わり方には不満足だ。

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    2020年04月11日
  • ウォッチメイカー 上

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    下巻まで待つことにはなるが…
    待ってるうちに、術中にハマっているのである

    後に「ウォッチメイカー・ロス」を発症
    することになるほどの衝撃が…

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    2020年03月14日