ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み終わりました。
おもしろかったです。でも、なんとなくクリスマス・プレゼントとは趣きが違う…
悪い人同士の知恵比べみたいな話が多くて、少し胃に来る感じ。
生まれついての悪人は、クラックコカインダイエットで読んでいて、再読してもやっぱりおもしろかったです。
原題はBorn Bad 原題を知ると、さらにぐっときます。
救われない話が多いのですが、ポーカーレッスンは面白くて、映画的でした。老スタントンは、ロバート・デュバルのイメージで。
TVドラマのタイトルも頻出。中でもザ・ソプラノズがよく出てきました…CSIも、ローアンドオーダーも…好きですけどね(笑)なんとなくこそばゆい感じが…
どん -
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Posted by ブクログ
今年の年末年始は、他の娯楽や家事から読書時間を奪い取れず、一方で負の遺産(積ん読本)がどんどん溜まる悪循環でした。
前作の石の猿は評価が高くなくてもそれなりに楽しめたけれど、シリーズ5作目の本作は高評価とのことでしたが、確かに面白さの差は歴然。得心いたしました。
テンポやストーリー展開もよく、登場人物のキャラ立ちもよく、張り巡らされたプロットや、ラストの懸念回収の爽快感もよくで、まさに三方よしの出来栄え、こいつはいけねーよーって感じで次回に続くのでした(何を言っててるんだか)。次は「12番目のカード」か。。。沼にはまる感じでは決してないのだけど、とにかく面白いシリーズです。 -
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Posted by ブクログ
ジェフリー・ディーヴァー『カッティング・エッジ 下』文春文庫。
シリーズ第14弾。
相変わらずリーダビリティは高い。そして、お得意の捻りに次ぐ捻りの連続。今回は特に幾重にも仕掛けを施した作品になっているのだが、それが災いしたのか、逆に陳腐さを感じてしまうのが残念。
リンカーン・ライムとアメリア・サックスらの捜査を嘲笑うかのように、未詳四七号と呼ばれる犯人はダイヤモンド原石に異常に執着し、連続殺人だけでなく、C4爆薬を使って擬似地震を引き起こし、時限装置を使った放火まで行う。
次第に見えてきた犯人の目的。だが、だが……
本体価格900円
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Posted by ブクログ
ジェフリー・ディーヴァー『カッティング・エッジ 上』文春文庫。
シリーズ第14弾。『リンカーン・ライム・シリーズ原点回帰の傑作!』という惹句に心踊る。
リンカーン・ライムとアメリア・サックスの事件捜査と同時進行で次々と犯人が犯行を重ねる展開はヒリヒリする。
ニューヨークのダイヤモンド地区の宝石商の経営者と顧客の男女が惨殺される。匿名の通報により、事件発生から1時間後に捜査を依頼されたリンカーン・ライムとアメリア・サックスらが捜査に乗り出す。
犯人の正体は明らかにされているが、その動機は今一つ掴めない。何かの秘密を抱えて逃げる匿名の通報者……
本体価格900円
★★★★ -
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Posted by ブクログ
面白かった!面白かったんだけど3年ぶりリンカーン・ライムとあってはどうしてもスペシャルな物語を期待しちゃうよね
そこは超えて来なかったかなぁ
ただ今回はこれからまた再戦をしそうな強力な敵と新たに友人となった強力な味方が現れてこれからの展開にワクワクしました
他方でまたまた世界を広げちゃって大丈夫ディーヴァー?なんて思っちゃいました
どこまで行くつもりなん?てね
ディーヴァーも結構なお歳なんで心配なんですよねぇ…まぁあとがきによると全くスピードを緩めることなく新作ががんがん予定されてるみたいなんですがね!
それから本作ではたびたび”あの”ウォッチメイカーに言及してくるんで読み直したくなって -
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ完結編。
絶体絶命をするりと躱し、ことによったら主人公が仕掛けた罠だったりする。それに騙されるのは仇役ばかりではなく読者も翻弄される。
最後は大団円を迎えハッピーなエンド。
悪い奴だけが痛い目に遭う。
こういうのは安心して読める。
作品紹介・あらすじ
その秘密文書のために父は死んだ。
世界を揺るがすほどの何が
100年前の文書に書かれているのか?
非業の死を遂げた父――流浪の名探偵コルター・ショウは父の遺志を継ぎ、民間諜報会社「ブラックブリッジ」の闇を追っていた。父の命を奪ったのは彼らが狙う文書「エンドゲーム・サンクション」。謎めいたコードネームのつけられた百年前の文書である。しか -