ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • 12番目のカード 下
    今回もどんでん返しの連続だった。
    まぁ、よくここまで出来るなと感心。
    面白かったな〜。
    いよいよつぎはウォッチメイカーだ。
  • 12番目のカード 上
    前作のカーラが出て、びっくり。
    これからも出てくるのだろうか。
    アベレージ・ジョー怖すぎる。
    早く下巻が読みたい。
  • 追撃の森
    リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。

    何の根拠もないが確信があった。

    遺体を発見した女性保安官補が、犯人たちに追われ森に逃げる。
    犠牲者の友人の女性とともに。
    逃げる女性二人に追う男性二人。
    だまし、だまされて、だまされずに、だまされたふりをして。

    でも、保安官補と逃げていた女性が...続きを読む
  • ソウル・コレクター 下
    システム開発や、データベースを
    触ったことのある人なら
    今回の犯人が、被害者に接触、犯行におよぶ
    ことを「トランザクション」と呼んでることに
    ニヤニヤしてしまう。
    クレジットカード等の記録から
    個人情報、趣向を読み取り殺人の罠にかけていく
    凶悪犯が出てくる話
    レベルは高いけど、上の下といった感じ。
  • バーニング・ワイヤー(下)
    「テロ」と聞いて、勝手に
    テロリスト集団とライムチームが闘うことに
    なるのかと思い込んでたが、単独犯
    だったので、勝手に肩すかし…
    電力がテーマなのは、前作で少し触れてたから
    かな?
    ハイハイ、ワンテーマでまた悪役がいて…
    どうせ一捻り来るんでしょ?といってても
    まさかの展開が待っているなんて…
  • 石の猿 下
    リンカーン・ライムシリーズを人に
    勧める時、どうにも一作目や
    「イリュージョニスト」での
    「探偵vs犯人」のど直球さを堪能して欲しくて
    三作目、四作目についてはあまり触れない。
    しかし、ゲストキャラクターがなかなか
    いい味出して来るんですよ。
    ライムとは違う方法で、犯人を追う姿が良い。
    ちょっといつ...続きを読む
  • 石の猿 下
    そもそもはウォッチメーカーを読む為にボーンコレクターから読んでリンカーンライム沼にどっぷり浸かりました。
    痛快無比な読後感。
  • 石の猿 上
    リンカーン・ライムシリーズ第四作目。
    舞台はニューヨークへ戻るも、被疑者は『蛇頭』。冷酷に描かれていく殺戮は『紂王』の拷問になぞられるほど無比。
    今回は頭脳戦、騙し合い、探り合いとは一線を画し、ライムの人間臭い(らしいと言った方が良いか)が垣間見える。
    『死者を諦めない』ライムと、次々と関わった者を...続きを読む
  • 青い虚空
    リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。

    面白いはず、と絶対的な作者への信頼感がありながらも、
    ハッカーの世界を扱ったこの作品は、かなり途中が苦しかった。
    「一般人」の身としては、
    コンピューターの話がどこで重要な要因となるかわからず、
    わからない言葉に必死で食らいつかざるを得なかった。
    ...続きを読む
  • 悪魔の涙
    リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。

    もうどの作品だったか分からないが、
    リンカーン・ライムシリーズに搭乗していた文書分析官が主人公。
    かつてFBI捜査官だったが、今は民間の調査しかしていない。
    それは別に良いのだが、退職の理由は娘と息子。

    どうも子供が出てくるのはだめだ。
    犯人に狙...続きを読む
  • エンプティー・チェア 下
    文庫本下巻に入り、事件の様相は一変する。リンカーンライムとアメリアサックスの対決の図式は、お互いの手札を知り尽くしたカード対決のようで、これでシリーズ第三作目かと思うほど、濃密に描かれている。
    肝心の事件真相に関しては、アメリカ南部独特の大らかであり、且つ悠長な時間や人々の気質が、盛大な蚊帳(夏の間...続きを読む
  • クリスマス・プレゼント
    ジェフリー・ディーヴァーの作品だったので。

    長編のどんでん返しのすごさからいって
    短編も面白いだろうなと予想してはいたが、
    予想以上に面白かった。

    いつもの登場人物に入れ込めるシリーズ物も好きだが、
    色の付いてない人たちが出てくるのもニュートラルに読めて良かった。
    なので、ライムたちが登場した作...続きを読む
  • エンプティー・チェア 上
    リンカーンライムシリーズ三作品目。
    舞台はいつものニューヨークからノースカロライナへ移る。
    一作目である『ボーンコレクター』から比すると、ストーリーの疾走感は抑えられつつも、相棒であるアメリアサックスとの関係は、より濃密になりつつある。
    四肢麻痺の車椅子を操る犯罪学者は、アメリカ南部で起きた一件殺人...続きを読む
  • シャドウ・ストーカー 下
    (上巻より)

    途中でリンカーン・ライムたちが登場し一花添えるが、
    事件の展開はちょっとアメリカのドラマにありがちな感じ。
    犯人に追い詰められたカントリーシンガーが髪を切るシーンは圧巻。
    ストーカーの心理をうまくついていた。

    でもやっぱり、キャサリンの恋愛話が気になる。
  • シャドウ・ストーカー 上
    キャサリン・ダンスシリーズの第三作。

    前作の最後で交錯していたキャサリンの恋愛模様が気になっていたので、
    冒頭で二人のうち片方とつきあいはじめているのがわかって、一安心。
    と思いきや、不穏な方向へ。
    でも、いわゆるコージーミステリーではないので、
    あまり恋愛関係を絡ませてほしくない。

    事件の方は...続きを読む
  • ロードサイド・クロス 下
    (上巻より)

    リンカーン・ライムシリーズより短いせいか、
    ストーリー展開のひねりはもうちょっとな気がする。
    前回の事件との関係が、個人的好みより濃すぎるのかもしれないが。
    キャサリン本人の恋愛模様は意外な方向に展開したけど、
    どうなるのやら。

    殺人で逮捕されたキャサリンの母親が、
    キャサリンが母...続きを読む
  • ロードサイド・クロス 上
    キャサリン・ダンスシリーズの第二作。

    交通事故で亡くなられた人のために道路脇に立てられた十字架は、
    実際に見かけたことがあるので
    最初の部分の不気味さは半端なかった。

    その後、ネットでのいじめや仮想世界ゲームの話になってしまい、
    不気味さが失われ、
    また、キャサリンの特技である尋問の場面がなくて...続きを読む
  • エンプティー・チェア 下
    まさかまさかの展開に、自分まで人間不信になりそうでした!
    あの人も?この人も??
    最後の最後まで???
    まぁ、シリーズが続いているからそれは無いでしょう…と思ったけど、色々ドキドキして面白かったぁ〜
  • エンプティー・チェア 下
    シリーズが続いているということがネタバレになることもあるけど、ページを繰る手が止まらない面白さは損なわれない。
    全部伏線じゃん!っていう気持ちいい敗北感。
    ルーシーとアメリアも名コンビだと思うんだけどなあ。
    ギャレットには真っ直ぐ育ってほしい。
  • ボーン・コレクター(上)
    *上下巻同じ感想を掲載。

    たまたま書店でふと見ていて衝動買い。
    有名作家さんだからいつか、とは思っていたけれど、この時が“いつか”だったとは。

    *****

    かつてニューヨーク市警にて科学捜査部長として活躍していたリンカーン・ライム。
    捜査中の事故により左手の薬指を除き、首から下の四肢麻痺の身体...続きを読む