ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • 追撃の森
    追うものと追われるもの。そこにはスリルと緊迫感が満ち溢れ、騙し騙されの攻防が小気味良く展開してゆく。
    たった一晩の出来事なのに、こんなに色々な事が起こるのか、と驚嘆する。
    また、善人かと思った人物が実は違ったり、その逆もあったりと、いわゆるどんでん返し的な仕掛けもディーヴァーならではという感じ。
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  • ウォッチメイカー 上
    下巻まで待つことにはなるが…
    待ってるうちに、術中にハマっているのである

    後に「ウォッチメイカー・ロス」を発症
    することになるほどの衝撃が…
  • ウォッチメイカー 下
    あ〜面白かった。やっぱりディーヴァー、やっぱりリンカーン・ライム。今回はライムがサックスに寄り添いすぎで弱みをたくさん見せてたなぁ。
    そして、キャサリン・ダンスがいい。彼女をメインにしたスピンオフもあるらしいからそのうち読んでみたい。
  • ウォッチメイカー 下
    確かに大どんでん返し。
    なぬー。
    .....と思わせて、またまた大どんでん返し。
    .....なんだけど、最初の大どんでん返しでよくね?

    残りページ少なくなって、犯人捕まるの?って思ったら、
    都合のいい偶然で話が進んでいくのはイマイチ。

    ハリウッド映画向けかな。
  • ウォッチメイカー 上
    久しぶり、自分としては二作目のリンカーン・ライムシリーズ。いつものことだが、長いサスペンスは波に乗るまで時間がかかる。
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    アメリカの書評で話題だったので気になっていましたが、和訳が出たので早速読みました。これを手に取るのはやっぱりみんなホッパー付きの人だと思うのだけれど、私もその一人で、で、読んでいる中で、お、と思うタイミングでホーッパー作品が出てくるので読んでて心地よかったです。いろんな作家さんの短編小説が入っていて...続きを読む
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    エドワードエドワード・ホッパーの絵を題材にした短編集。
    絵と物語を楽しめる。
    「オートマットの秋」「牧師のコレクション」「音楽室」が面白かった。
  • ボーン・コレクター(下)
    注意深く犯行を進めてきた犯人が、その周到さゆえに手掛かりを残してしまい、それをライムが見つける場面が手に汗握る。ライムとサックスのいちゃいちゃが下巻は多くて笑ってしまった。クライマックスの畳み掛けが良かった
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    エドワード・ホッパーの絵をもとに
    17人の作家の17つの短編。
    序文でローレンス・ブロックも言っているけど、本当にバラエティ豊かだ。
    色白で、表情が虚ろにも見える人びと。
    (そのせいなのかちょっと死体と犯罪が多い)
    スウェーデンの映画監督、ロイ・アンダーソンの作品にでてくる人みたい。
  • 追撃の森
    緊迫した生き残りゲームがほとんどのページを占めている。
    保安官補の女性と殺人犯の知恵比べのサバイバルが読みどころかな。
    偶然二人組みになった逃げる側と追う側、見方を変えれば、逮捕する側とされる側、警官と殺人犯、という組み合わせ、時間とともに理解が少し深まって二人の関係が次第に変化していく、このところ...続きを読む
  • 12番目のカード 下
    南北戦争後の解放奴隷の逃走場面から始まるストーリーは、そのDNAを持つ被害者の危機的状況から始まる。リンカーンライムシリーズ特有の疾走感と、幾重にも張り巡らされた伏線(と回収)は相変わらず秀逸で、読む者を夜通し惹き付けて止まない。Colors(有色人種)やジェンダー差別はアメリカだけの闇ではないが、...続きを読む
  • 煽動者 下
    上巻では、キャサリンのキネシクスにさほどの冴えが感じられない、というか、尋問に失敗したと思われる事例さえあったが、下巻に入ってもしばらくはそんな感じが続く。主に3件の事件を軸に話は展開するが、ある時から急にその動きが活発化して、それぞれがドンデン返しで解決することになる。結末付近の話の転回はやや急ぎ...続きを読む
  • ウォッチメイカー 下
    やっぱりおもしろかった。
    どんでん、どんどんでん、でんどんでん返し。
    さすがに多いわ。ってなったけどまあよし。
  • 魔術師 下
    シリーズものだと知らずに読んだ。大きな支障はない。何度も予想を裏切り、最後までページが残るので「まだあるのか!?」という気にさせる。トリックよりストーリー重視だと犯行動機が今ひとつだが、警察側の人々が素敵だったので良し。
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    エドワード・ホッパーという画家の絵から、17人の作家たちがそれぞれの物語を紡いでいく、いっぷう変わった趣向の短編集。

    文章に合わせた絵ではなく、一場面を切り取った絵から背景にある物語を想像するというのは、なかなか興味深い。皆それぞれ個性的で、そこまで想像の世界を広げていくのかと驚く。
    知っているの...続きを読む
  • 魔術師 下
    リンカーン・ライムのシリーズは何作か読んでいるが、それらの中でも理解しやすい部類に入る。
    展開もスピーディーで楽しめた。

    ただ、背表紙の惹句には疑問符がつく。
  • 青い虚空
    同様のテーマの著作は多数あるが、
    すごいな。
    コンピュータマニア
    ネットワークのハッキング
    (現実はこれを超えたか)
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    エドワード・ホッパーの絵画を基に、17人の作家が想像を膨らませたアンソロジー。編者はローレンス・ブロック。海外小説通の方ならご存知なのかもしれないが、ぼくはスティーヴン・キングとローレンス・ブロックしか知らなかった。好きな作品も、どうだろうと思う作品もあったが、嫌いな作品はなかった。アンソロジーでは...続きを読む
  • ウォッチメイカー 上
    凄い期待の元、読んだが、いつも通りの感じで、普通に面白い感じだった。
    しかし、下巻にあれほどの展開が待っているとは…
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    エドワード・ホッパーという画家がいる。現代アメリカの具象絵画を代表する作家で、いかにもアメリカらしい大都会の一室や田舎の建物を明度差のある色彩で描きあげた作品群には、昼間の明るい陽光の中にあってさえ、深い孤独が感じられる。アメリカに行ったことがないので、本物を目にしたことはないが、アンドリュー・ワイ...続きを読む