ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • コフィン・ダンサー 下

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    ネタバレ

    このミス海外編2001年版10位。ご存知リンカーン・ライムシリーズ2作目。推理、アクション、ロマンスとエンタメ要素満載の大型娯楽小説。もちろんミステリーであり、リンカーン・ライムと殺し屋の推理合戦がみどころ。殺人事件の目撃証人達殺害を請け負った殺し屋が凄い勢いで処理していくんだけどその超人的な行動で捕まりそうになりながらしらーと逃亡して犯行を重ねていく。結局目撃証人3人中2人が殺されてしまうが最後の一人は守って犯人も捕まえて終わる。これって警察完全に負けてますね。犯人が実はもう一人いたり、殺人犯を雇った黒幕や動機が意外だったりと終盤はどんでん返しの連続で何がなんだかわかりません。あと、犯人と被

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    2020年11月11日
  • 魔術師 下

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    ネタバレ

    序盤から匂わせといたやつは何もなく、逆にあからさまなものはそのまま実行されるという、読者心理をついた作品。

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    2020年11月03日
  • ポーカー・レッスン

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    裏切りが心地いい、楽しい短編集。読み返したくなる中毒性のある物語多数。どんでん返しが来るんでしょ、て思ってても作者の術中にはまってしまうってすごい。
    「通勤列車」「恐怖」「ポーカー・レッスン」「36.6度」が特に好き。「コピー・キャット」もいいな。

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    2020年10月07日
  • 追撃の森

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    ミステリー・サスペンスに登場するアメリカの舞台は、ニューヨークをはじめロスやシスコ、ちょっと外れてもシカゴやフロリダがお馴染みのところ、この物語は、ウィスコンシン州ケネシャ郡の森と湖、多分一生自分には行くことのない場所で繰り広げられる命がけの追いかけっこ。
    ほとんどが暗い森の中で、文字通り山あり谷ありの、主人公プリンと殺し屋ハートの先の読み合いとトラップのかけ合い。
    ハラハラドキドキして、先を読まずにいられない。

    最初の別荘襲撃事件の真相は、ほとんどサイドストーリー化していて、最後の章でやっと謎解きが進むが、途中全く気にならないほど追撃場面に引き込まれていた。

    プリンの家族の物語は、やや消

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    2020年09月04日
  • ゴースト・スナイパー 下

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    リンカーン・ライム シリーズ10作目。外れのないシリーズですが、本作はちょっとインパクトが弱い感じもしました。そのせいで、5年前に既に読んでいたことを途中まで気づきませんでした。でも、最後の最後まで楽しめ、ボケるのも悪いばかりではないと思いました。

    ただ、今回は過去の作品に比べると犯人に魅力がなく、二転三転するストーリー展開もちょっと遠慮がちだったような気もします。
    しかし、お勧めのシリーズ。未読の方は1作目の「ボーン・コレクター」から読むのがマストです。


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    2020年09月02日
  • スリーピング・ドール 下

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    ネタバレ

    驚愕のどんでん返しの名手にしては、いささか物足りなさの残る真相だ。
    キャサリン・ダンスの「人間嘘発見器」の手腕も、今回はあまり発揮されていない。
    何より、タイトルにもなっている少女がそれほど大きな鍵を握っているわけでもないのが、タイトル負けというか。
    キャサリン・ダンスというヒロインは魅力的だけどね。

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    2020年08月10日
  • 007 白紙委任状(下)

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    007ファンかジェフリー・ディーヴァーファンが読むであろう本。私は後者。

    「ジェームズ・ボンド」については、映画をチラホラ見て、役者が代わっていくも「ショーン・コネリー」のイメージが強いです。
    近年のスパイ像からすると、やや現実離れした派手なスタイルのスパイという印象
    (近年の007は観てない)

    あとは「ニンテンドー64」のゲーム版で武器を持たず「チョップ」のみで相手を仕留める闘いを友人と狂った様にやっていた思い出があるくらい。

    ジェフリー・ディーヴァーといえば安楽椅子探偵「リンカーン・ライム」シリーズ
    私はマーク・グリーニーの「暗殺者グレイマン」シリーズも好きで
    「探偵モノ」「冒険モノ

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    2020年06月29日
  • 煽動者 下

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    私のアイドル作家のひとりジェフリー・ディーバの18話・36冊目(彼の作品はほとんどが分冊しているので1話2冊)。

    この稀代のストーリーテラーの語りは相変わらず。テンポよく私をアメリカのカリフォルニアに連れて行ってくれた。

    大型ライブハウスなどで群衆がパニックに陥り、ささいなことで我を失い、混乱の中で痛ましく死傷者が出る・・・

    そのあたりの語りは読むものをその場に引きずり込む。

    火事の煙たさを感じ、密閉されたエレベータ内の息苦しさを感じ、飛び降りた海岸の海の水の冷たさを感じる。

    まあ、どっぷりとストーリーの中に引きずり込まれ、臨場感たっぷりに疑似体験させてもらえた。



    ただ、長編

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    2020年04月29日
  • 追撃の森

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    追うものと追われるもの。そこにはスリルと緊迫感が満ち溢れ、騙し騙されの攻防が小気味良く展開してゆく。
    たった一晩の出来事なのに、こんなに色々な事が起こるのか、と驚嘆する。
    また、善人かと思った人物が実は違ったり、その逆もあったりと、いわゆるどんでん返し的な仕掛けもディーヴァーならではという感じ。
    だからこそ、エピローグ的な後日談のこの終わり方には不満足だ。

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    2020年04月11日
  • ウォッチメイカー 上

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    下巻まで待つことにはなるが…
    待ってるうちに、術中にハマっているのである

    後に「ウォッチメイカー・ロス」を発症
    することになるほどの衝撃が…

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    2020年03月14日
  • ウォッチメイカー 下

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    あ〜面白かった。やっぱりディーヴァー、やっぱりリンカーン・ライム。今回はライムがサックスに寄り添いすぎで弱みをたくさん見せてたなぁ。
    そして、キャサリン・ダンスがいい。彼女をメインにしたスピンオフもあるらしいからそのうち読んでみたい。

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    2020年02月21日
  • ウォッチメイカー 下

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    確かに大どんでん返し。
    なぬー。
    .....と思わせて、またまた大どんでん返し。
    .....なんだけど、最初の大どんでん返しでよくね?

    残りページ少なくなって、犯人捕まるの?って思ったら、
    都合のいい偶然で話が進んでいくのはイマイチ。

    ハリウッド映画向けかな。

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    2020年02月20日
  • ウォッチメイカー 上

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    久しぶり、自分としては二作目のリンカーン・ライムシリーズ。いつものことだが、長いサスペンスは波に乗るまで時間がかかる。

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    2020年02月16日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    アメリカの書評で話題だったので気になっていましたが、和訳が出たので早速読みました。これを手に取るのはやっぱりみんなホッパー付きの人だと思うのだけれど、私もその一人で、で、読んでいる中で、お、と思うタイミングでホーッパー作品が出てくるので読んでて心地よかったです。いろんな作家さんの短編小説が入っていて、初めて知る人もいて、それも良いです。ただちょっとこじつけじゃないの?と思ってしまう組み合わせもありましたが、それもまあ楽しみかと。なによりこういう本を企画し実行した編集さんがすごい。

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    2020年02月03日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワードエドワード・ホッパーの絵を題材にした短編集。
    絵と物語を楽しめる。
    「オートマットの秋」「牧師のコレクション」「音楽室」が面白かった。

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    2020年01月26日
  • ボーン・コレクター(下)

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    ネタバレ

    注意深く犯行を進めてきた犯人が、その周到さゆえに手掛かりを残してしまい、それをライムが見つける場面が手に汗握る。ライムとサックスのいちゃいちゃが下巻は多くて笑ってしまった。クライマックスの畳み掛けが良かった

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    2020年01月21日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーの絵をもとに
    17人の作家の17つの短編。
    序文でローレンス・ブロックも言っているけど、本当にバラエティ豊かだ。
    色白で、表情が虚ろにも見える人びと。
    (そのせいなのかちょっと死体と犯罪が多い)
    スウェーデンの映画監督、ロイ・アンダーソンの作品にでてくる人みたい。

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    2020年01月18日
  • 追撃の森

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    緊迫した生き残りゲームがほとんどのページを占めている。
    保安官補の女性と殺人犯の知恵比べのサバイバルが読みどころかな。
    偶然二人組みになった逃げる側と追う側、見方を変えれば、逮捕する側とされる側、警官と殺人犯、という組み合わせ、時間とともに理解が少し深まって二人の関係が次第に変化していく、このところはありかもしれないが、一夜の出来事にしても、暗い森の長い追跡は少し飽きる。

    * * *

    人里はなれた森林の中の別荘で夫婦が殺される。保安官補のブリンは現地に行き、生き残った女(ミッシェル)と出会う。
    二人組みの犯人が追跡してくるが、二人は湖岸の森を抜けて逃げていく。
    連れて逃げていく女優崩れの女

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    2019年12月20日
  • 12番目のカード 下

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    南北戦争後の解放奴隷の逃走場面から始まるストーリーは、そのDNAを持つ被害者の危機的状況から始まる。リンカーンライムシリーズ特有の疾走感と、幾重にも張り巡らされた伏線(と回収)は相変わらず秀逸で、読む者を夜通し惹き付けて止まない。Colors(有色人種)やジェンダー差別はアメリカだけの闇ではないが、差別・被差別との対比を嫌味なく、誤解を恐れずに書くと、両者ある程度公平に描いている秀作。公民権運動前、有色人種が5分の3人と扱われていたのは僅か150年前のことである。自分を完全な人間として見て生きるか、否かは自分自身で決めることだ、と四肢麻痺の犯罪学者は教えてくれる。

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    2019年12月05日
  • 煽動者 下

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    上巻では、キャサリンのキネシクスにさほどの冴えが感じられない、というか、尋問に失敗したと思われる事例さえあったが、下巻に入ってもしばらくはそんな感じが続く。主に3件の事件を軸に話は展開するが、ある時から急にその動きが活発化して、それぞれがドンデン返しで解決することになる。結末付近の話の転回はやや急ぎ過ぎとも思えるが、読後感は、いつもの通り、スカッとする。さすが、ジェフリー・ディーヴァーだ。

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    2019年11月21日