堀晃のレビュー一覧

  • SF JACK
    SF短編集。どの話も結構面白かった。おすすめ。
    宮部みゆきさんの「さよならの儀式」とか、ほろっとする。
    個人的には、完全ヴァーチャルの世界で生きる人間たちを描いた山本弘氏の「リアリストたち」が好きかな。それと独特の一人称の形式で書かれた新井素子さんの「あの懐かしい蝉の声は」も良かった。。
  • 遺跡の声
    良くも悪くも、その後の日本SF界を完全に改変することになった(Wikipedia「太陽風交点事件」参照)「太陽風交点」をはじめとする連作短編集( ´ ▽ ` )ノ(しかしGoogle日本語入力で、「太陽風交点」より先に「太陽風交点事件」が変換予測されるだなんて(゚д゚)!)
    久々に読み返してみて、「...続きを読む
  • Genesis 一万年の午後
    SF。短編集。エッセイもあり。
    これは良い企画。5年、10年と続いてほしい。

    久永実木彦「一万年の午後」
    人類絶滅後のロボットたち。綺麗な文章が印象的。

    高山羽根子「ビースト・ストランディング」
    怪獣を持ち上げるスポーツ。相変わらず奇妙な設定が持ち味。好き。

    宮内悠介「ホテル・アースポート」
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  • バビロニア・ウェーブ
    >2年近い調査で明らかになった定在波の姿は、
    >両端がレーザーを反射する作用をも持つ重力場からなる、
    >直径1200万キロメートル、全長5380光年の、
    >銀河系を垂直に貫くレーザー光束だった。


    地球から3光日という太陽系の端っこにとんでもないスケールの舞台があって、
    そこで不可思議な出来事が起...続きを読む
  • 遺跡の声
    SF。短編集。連作短編種。
    遺跡調査員を主人公とした宇宙SF。
    主人公が与えられた任務に従い、惑星を訪れ、調査をする流れ。
    どの話も淡々と進む印象だが、描かれるビジョンは刺激的で、全く退屈ではない。
    助手として働くトリニティの存在が魅力的。
    タイトルをよく目にした「太陽風交点」はあまりピンと来なかっ...続きを読む
  • SF JACK
    計11作収監。どれもコンパクトながら、難しくて・・・。だけど、どの作品にも流れているのは、”人はどう在るべきか”という問いなのだと思う。難しかったが、面白かった。
  • Genesis 一万年の午後
    新しいSFのアンソロジーシリーズ
    堀晃が読める!ってのを期待しちゃった分だけ、日記の様な小品にガッカリ…
  • バビロニア・ウェーブ
    エンタメとしての読みやすさより
    科学的な作り話としての造形を追及したガチハードSF
    にしてももう少し整理したほうが良いとは思うのだが
    これはこれで良いのである
  • SF JACK
    11人の作家によるSF短編集。それぞれの世界が変わっていて面白い。未来の世界がどれかに近かったら‥‥
  • 遺跡の声
    超高度ネットワーク文明の部分がとても印象に残った。このままクラウド化と高速通信化が続いていけば、いずれ人類も同じ道を辿ることになるのだろうか?話すこと、記憶すること、様々なことをコンピュータにアウトソーシングしていく先で人類はどうなっていくのか、哲学的な視点から考えさせられる内容であった。
  • 遺跡の声
    宇宙もののハードSF連作短編集。
    部分部分においては、科学の素養がないと若干退屈な嫌いがあるが、主人公が訪れる惑星で繰り広げられる現象と光景は圧巻の一言。厳然としたScience-FictionだがScience-Fantasyといった趣も強い。

    それにしても、いくらその存在を危機から救った張本人...続きを読む
  • バビロニア・ウェーブ
    ―――太陽系から3光日の距離に発見された、銀河面を垂直に貫く直径1200キロ、全長5380光年に及ぶレーザー光束―バビロニア・ウェーブ。
    いつから、なぜ存在するのかはわからない。ただ、そこに反射鏡を45度角で差し入れれば人類は膨大なエネルギーを手中にできる。
    傍らに送電基地が建造されたが、そこで...続きを読む
  • 遺跡の声
    銀河の外縁で、恒星系に進出することなく滅んだ文明の遺跡を調査する主人公と、その相棒、結晶生命体のトリニティの出会いと成長と別れの物語。

    さまざまな惑星で遭遇する苛酷な環境と文明の痕跡が、静かで硬質な文体で描かれています。

    印象的だったのは「ペルセウスの指」。
    情報技術だけが高度化し、宇宙へ進出す...続きを読む
  • 遺跡の声
    トリニティ・シリーズ集大成

     結晶体生命体「トリニティ」との出会いと別れを綴る作品集。先の「地球環」と対を成す作品だ。
    (ここがとても詳しく、正確)

     収録作品は「太陽風交点」「塩の指」「救助隊II」「沈黙の波動」「蜜の底」「流砂都市」「ペルセウスの指」「遺跡の声」。

     このうち、「救助隊II...続きを読む
  • 遺跡の声
    結晶生命体トリニティとの宇宙遺跡調査員の物語。堀さん得意のハードSFの短編を集めた作品集。各々の話とも、きっちりとした科学ネタが盛り込まれていて、SFとしてのだいご味を感じさせる作品集です。
  • 遺跡の声
    宇宙に散在する遺跡を巡る調査員の"わたし"と結晶生命体トリニティの活動を綴る連作短編集。イメージ豊かに語られる遺跡がどれも壮大で、美しさすら感じさせる。硬質で静かな文体も良かったね。
  • バビロニア・ウェーブ
    SF 長編小説。バビロニア・ウェーブという無尽蔵のエネルギー源が発見されるというお話。地球から 3 光日の距離にあるというレーザー光によるエネルギー源。現実にあったら、地球のエネルギー問題はすべて解消できるのだが...。本作は間違いなく SF 小説だが、バビロニア・ウェーブを解き明かすミステリーの要...続きを読む
  • バビロニア・ウェーブ
    なかなか面白いと思った。
    400Pあまりを2日で読ませるんだから、そりゃあスゴイよ。

    日本人らしい小説だと思った。
    アメリカSFだったら、バビロニア・ウェーブは、はるかに進化した神のごとき宇宙人が構築したものとして説明されているよね。それに謎解きの話で長編1冊は書かないだろう。大部分を占める謎解き...続きを読む
  • Genesis 一万年の午後
    魅力あふれる6つの異世界。没入した頃に物語が終わるので現実世界に取り残された気持ちになる。
    年1,2回ペースで続刊予定ということで楽しみ。
  • SF JACK
     SF界隈での著名人・新人引っくるめてのアンソロジー集です。SFにはあまり馴染みがなく、フィリップ・K・ディックは好きですがそれもアニメ『PSYCHO-PASS』の影響で最初からというわけではなかったので、慣れる、と言うか、映画は好きなんですが小説はなかなか食指が伸びず、アンソロジーならまだ読めるか...続きを読む