堀晃のレビュー一覧

  • Genesis されど星は流れる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    〇宮澤伊織「エレファントな宇宙」神々の歩法の続編。高次元生命体が仏陀をダウンロードしプリンターで製作しようとする。
    空木春宵「メタモルフォシスの龍」失恋すると女性は蛇化する世界でのMtFの安珍清姫
    〇オキシタケヒコ「止まり木の暖簾」通商網シリーズのスミレが大阪の居酒屋でバイトする話
    〇松崎有理「数学ぎらいの女子高生が異世界にきたら危険人物あつかいです」
    堀晃「循環」
    宮西建礼「されど星は流れる」「宙を数える」と同工
    折輝真透「蒼の上海」

    0
    2025年05月26日
  • バビロニア・ウェーブ

    Posted by ブクログ

    太陽系を囲む様に巨大なビーム束が発見された。
    それは発生した地球の時間と照らし合わせて
    バビロニアウェーブと呼ばれた。
    主人公は発見者の博士を乗せて
    前線基地へと事故調査に行き、そこから
    物語が展開していく。

    ・バビロニアウェーブは地球に無尽蔵の
    エネルギーを与えた。

    ・地球には送れるが、反対側に照射した
    レーザーに手を加えるとまるで意思が
    あるかの様に振る舞う

    ・実はバビロニアウェーブは
    一つではなく、宇宙に張り巡らされていた
    網の様なものだった。

    これらを含めたラストまでの内容を
    ハードさを確保しながら
    読みやすく書いてある。

    作者唯一の長編だということが
    残念。

    読むべき傑作

    0
    2025年04月28日
  • Genesis されど星は流れる

    Posted by ブクログ

    SFアンソロジー7作品短編集。
    Genesisも3冊目となり、人の想いの数だけSFの世界があることを、あらためて知る構成。
    SFは日常のそこかしこに息づき、私たちの人生に奥行きと彩りを添えてくれます。


    『エレファントな宇宙』
    アクションSF。ミリタリー好きな方に超オススメ。
    宇宙から高次元生命体が飛来した。
    その生命体とコンタクトした人間は、憑依され、未知数の破壊力を持つに至った。
    最新鋭米陸軍部隊と特殊作戦に挑む3作目。
    …前作を読んでいた方が、より楽しいかもしれない。


    『メタモルフォシスの龍』
    近似未来SF。
    恋をしてはいけない世界で恋をしたひとたちの悲哀を描いた作品。
    独特な文で

    0
    2020年12月01日
  • SF JACK

    Posted by ブクログ

    SF短編集。どの話も結構面白かった。おすすめ。
    宮部みゆきさんの「さよならの儀式」とか、ほろっとする。
    個人的には、完全ヴァーチャルの世界で生きる人間たちを描いた山本弘氏の「リアリストたち」が好きかな。それと独特の一人称の形式で書かれた新井素子さんの「あの懐かしい蝉の声は」も良かった。。

    1
    2019年02月18日
  • 遺跡の声

    Posted by ブクログ

    良くも悪くも、その後の日本SF界を完全に改変することになった(Wikipedia「太陽風交点事件」参照)「太陽風交点」をはじめとする連作短編集( ´ ▽ ` )ノ(しかしGoogle日本語入力で、「太陽風交点」より先に「太陽風交点事件」が変換予測されるだなんて(゚д゚)!)
    久々に読み返してみて、「あれ?」と感じて思い出した……遠い遠い昔、高校生のころ、この作品を漫画化したくて、全編書き写した後に脚本化までしたんだった( ´ ▽ ` )ノ
    結局、漫画そのものは1~2ページで挫折したけど、今まですっかり忘れていた……懐かしくて懐かしくて、涙が出そうになった( ´ ▽ ` )ノ

    とにかく、「太陽

    0
    2017年01月26日
  • Genesis されど星は流れる

    Posted by ブクログ

    今回のアンソロジーは読みやすい作品が多かったように思える。あくまでも個人の感想であるが、世界観をぱっと理解できる短編揃いなのだろう。個人的に印象に残った作品は2つ。「メタモルフォシスの龍」(空木春宵)は個人的にはあまり好きではないジャンルなのだが、恋に破れると蛇化する女性と蛙化する男性、特に蛇化する女性の描写が生々しくも切ないのが良い。「されど星は流れる」は系外流星を流星同時観測の手法で探索する物語。科学を一生懸命やる話は私の好物である。遠くにある流星の母星と少し離れた観測者の男女の物語が接触しそうでしなさそうな、流星が地球をかすめていくような感じでよい。

    0
    2023年09月04日
  • Genesis 一万年の午後

    Posted by ブクログ

    日本人作家によるSF短編アンソロジー。様々な味わいのある作品を楽しめる。読者ごとに好みがあるので、すべての作品を面白いと思う人はそう多くないと思うが、これから好きになる作家出会う良い機会になるだろう。私の好みは、「イヴの末裔たちの明日」(松崎有理)と「生首」(倉田タカシ)の2作品。前者はAIが仕事を奪った結果、治験のアルバイトにたどり着く、どこかユーモラスな作品。後者は生首が現れる現象がホラーチックであるが、なぜか笑いたくなる作品。なんだ、私は笑える作品が好きなのだろうか。今気づいた。

    0
    2022年12月21日
  • Genesis 一万年の午後

    Posted by ブクログ

    東京創元社が、社名の「創元=GENESIS」を冠して二〇一八年に刊行したSF書き下ろしアンソロジー第一集。各作品の前に編者による洒脱な紹介コメントも寄せられていて、「日本の現代SF小説界、作家も出版社も一丸となってこんなメンツで盛り立てていきますぜ」という顔見世興行的な気合いの入りようが感じられる。今のところ二〇二一年の第四集まで毎年刊行が続いているようだ。
    SFに限らず同時代の作家の好きと思える小説に出会えることには、古典名作を楽しむのとはまた違う喜びがある。創元さんの四年前のお薦め、彩り豊かで「ぜんぶ好き」とはいかないが、これだけいろいろ並べて出してくれたことにありがとうという気持ち。

    0
    2022年03月20日
  • Genesis 一万年の午後

    Posted by ブクログ

    2018年末に刊行された新しめの日本SFアンソロジー。短編8編+エッセイ2編が収録されています。

    アンソロジーを読むこと自体、ちょっと良い(と見込んだ)食事処にぷらっと入って「おまかせコース」を頼むようなもので、満足したい気持ちと、意外なものを味わいたい気持ちが同居していると思います。
    個人的には両ポイントともにちょうど良い感じの1冊でした。編集者の匙加減の素晴らしさもあるんでしょうが、SFというジャンルの中での振れ幅もなかなか心地良かったと感じました。
    (正統派SFもありつつ、一見ファンタジーでは?日記では?となる作品や、突き抜けたシュールさの作品があって、色彩豊かでした)

    1編挙げると

    0
    2021年05月08日
  • バビロニア・ウェーブ

    Posted by ブクログ

    太陽系辺縁で発見された高エネルギービーム帯の謎。
    人間には計り知れない宇宙の不可解さがあり、すごく怖いけどそこが面白い。
    宇宙育ち特有の感性が細かくて実在感がある。
    謎も残るけど、宇宙は謎でそれもよし。

    1
    2021年02月15日
  • Genesis 一万年の午後

    Posted by ブクログ

    SF。短編集。エッセイもあり。
    これは良い企画。5年、10年と続いてほしい。

    久永実木彦「一万年の午後」
    人類絶滅後のロボットたち。綺麗な文章が印象的。

    高山羽根子「ビースト・ストランディング」
    怪獣を持ち上げるスポーツ。相変わらず奇妙な設定が持ち味。好き。

    宮内悠介「ホテル・アースポート」
    SF設定でのミステリ。ミステリとしては小粒だと思うが、上手くまとまってる。舞台設定が良い。

    秋永真琴「ブラッド・ナイト・ノワール」
    吸血鬼&マフィアもの。ラノベやマンガぽさが強い。成田良悟『バッカーノ!』風な印象。好き。

    松崎有理「イヴの末裔たちの明日」
    近未来の技術的失業。リアルなテー

    0
    2019年11月17日
  • バビロニア・ウェーブ

    Posted by ブクログ

    >2年近い調査で明らかになった定在波の姿は、
    >両端がレーザーを反射する作用をも持つ重力場からなる、
    >直径1200万キロメートル、全長5380光年の、
    >銀河系を垂直に貫くレーザー光束だった。


    地球から3光日という太陽系の端っこにとんでもないスケールの舞台があって、
    そこで不可思議な出来事が起きる。
    その原因は何か?
    そもそも何故こんな光束が存在するのか?
    地球からやってきた教授の謎めいた目的とは?

    というストーリーは、まさにハードSFそのものといった感じ。
    つまり、SF的なもの・舞台についてのあれこれがメインで、決して背景にはならない。
    ラストで明らかになるバビロニア・ウェーブの全貌

    2
    2019年09月06日
  • 遺跡の声

    Posted by ブクログ

    SF。短編集。連作短編種。
    遺跡調査員を主人公とした宇宙SF。
    主人公が与えられた任務に従い、惑星を訪れ、調査をする流れ。
    どの話も淡々と進む印象だが、描かれるビジョンは刺激的で、全く退屈ではない。
    助手として働くトリニティの存在が魅力的。
    タイトルをよく目にした「太陽風交点」はあまりピンと来なかったが、「蜜の底」と表題作はかなり好き。

    0
    2019年06月15日
  • SF JACK

    Posted by ブクログ

    計11作収監。どれもコンパクトながら、難しくて・・・。だけど、どの作品にも流れているのは、”人はどう在るべきか”という問いなのだと思う。難しかったが、面白かった。

    0
    2019年05月07日
  • Genesis 一万年の午後

    Posted by ブクログ

    新しいSFのアンソロジーシリーズ
    堀晃が読める!ってのを期待しちゃった分だけ、日記の様な小品にガッカリ…

    0
    2019年02月16日
  • バビロニア・ウェーブ

    Posted by ブクログ

    エンタメとしての読みやすさより
    科学的な作り話としての造形を追及したガチハードSF
    にしてももう少し整理したほうが良いとは思うのだが
    これはこれで良いのである

    1
    2019年01月12日
  • SF JACK

    Posted by ブクログ

    11人の作家によるSF短編集。それぞれの世界が変わっていて面白い。未来の世界がどれかに近かったら‥‥

    0
    2016年03月27日
  • 遺跡の声

    Posted by ブクログ

    超高度ネットワーク文明の部分がとても印象に残った。このままクラウド化と高速通信化が続いていけば、いずれ人類も同じ道を辿ることになるのだろうか?話すこと、記憶すること、様々なことをコンピュータにアウトソーシングしていく先で人類はどうなっていくのか、哲学的な視点から考えさせられる内容であった。

    0
    2013年05月31日
  • 遺跡の声

    Posted by ブクログ

    宇宙もののハードSF連作短編集。
    部分部分においては、科学の素養がないと若干退屈な嫌いがあるが、主人公が訪れる惑星で繰り広げられる現象と光景は圧巻の一言。厳然としたScience-FictionだがScience-Fantasyといった趣も強い。

    それにしても、いくらその存在を危機から救った張本人だとはいえ、生命体として自分より一日どころか天文学的な単位の長がある
    トリニティに対して、あたかも自らが高位の存在であるかのようにものを言える主人公の思考回路は理解し難かった。
    まかり間違っても対等だろうと思うが…。

    そのため、意外すぎるあの結末については納得いく部分もあった。元々が地球人の下風に

    0
    2013年06月05日
  • バビロニア・ウェーブ

    Posted by ブクログ

    ―――太陽系から3光日の距離に発見された、銀河面を垂直に貫く直径1200キロ、全長5380光年に及ぶレーザー光束―バビロニア・ウェーブ。
    いつから、なぜ存在するのかはわからない。ただ、そこに反射鏡を45度角で差し入れれば人類は膨大なエネルギーを手中にできる。
    傍らに送電基地が建造されたが、そこでは極秘の計画が進行していた。


    俺が今まで読んだ本の中でも屈指のスケールで進行するハードSF

    もうね太陽系の近くに、ほぼ無限のエネルギーを持つレーザー光がある

    この設定でひとめぼれですよしかも長さ5380光年て笑”
    その上、細かい数値までキチンと描写されてて
    さぞ矛盾を出さないための

    1
    2012年12月30日