矢野徹のレビュー一覧
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ネタバレ流刑地として月が使われるようになって100年、地球から搾取をされ続ける月世界市民…
月にあるスパコンが意思を持ち同志達と共に革命を計画、実行するための革命の物語。
革命における組織作り、強み弱み分析、ゲーム理論を用いた戦略、プロパガンダ政策、などはリアリティを追求しており革命の教科書として必見!
月環境の特徴として、
①重力が6分の1なので体に対する負担が少なく長生き
②真空が身近にあるため病原菌の殺菌が容易に行えるため外からの病原菌が持ち込まれずらい(旅行者の体内に潜伏したウィルスは✖️)
③流刑地だから?か男女比率が2:1で男が2倍数おり女性を主として大切にしている
④政府側を信頼し -
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色々な視点で考えても面白かったです。
歴史ファンタジーは大好きなカテゴリーですが、その中でも、今主流となっている日本の歴史に絡めて、アイヌの歴史文化などを垣間見ることができ、私の中では未知でありつつも興味のあったアイヌの方たちの歴史がとても新鮮でした。
また、そこここに、私がこれまで感じていたことや信条にとても近い表現があり非常に共感できるセリフや言葉がありました。
星5つにするか4つにするかで迷いましたが、後半、財宝を見つけて以降のお話がなんだかとても駆け足で、主人公含め登場人物の機微が感じにくかったことや、宿敵の動向がすっぽり抜けているように感じたことがあり、星4つとさせていただきました。 -
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ネタバレ冒険小説、そしてびビルドゥングスロマンの秀作。
時は幕末から明治にかけて、題名からも分かるように蝦夷地を主要舞台にアメリカでも忍者同士の死闘が繰り広げられる。復讐劇、宝探し、国際謀略にラヴロマンスと、これでもかのてんこ盛り。
歴史上名高い偉人も複数登場して楽しめます。
宿敵天海との対決は、"おいおいホントかい"と思うところもあるが、敵としての強さが半端でない分次郎への肩入れの気持ちも強くなります。
天海を倒してのちの展開がかなり弱いのが、本書の弱点であるように感じる。むしろ天海を倒すまでを少し端折って、その後の本書では描かれていない次郎の活躍を読みたかった。分量は2 -
ネタバレ 購入済み
表紙とタイトルに惹かれて読み始めたものの、訳に馴染めなくて再挑戦。
教授やマヌエルが繰り広げる政治的な駆け引き、宇宙船も水爆も持たない月世界が如何にして地球と戦うか、最後までドキドキしながら楽しめた。
特にマイクが何でもこなしちゃうのに驚き、それにもまして根っこは子どものままのマイクであるのが頗る魅力的。ラストがあまりあっさりしてるのが拍子抜けだけど、このゆるい感じがマヌエルらしい。タンスターフル。 -
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購入済み
矢野徹の『ウィザードリィ日記』が電子書籍で読める日がくるとはなあ。他の人がレビューで酷評してるのが気になるけど・・・小説の方は意外に古さを感じないものですが、エッセイとかだと違うんでしょうか。いやいや、著者は晩年で、僕は青年期に同じ時代を共有した(というか同じゲームにはまってた)わけだから、きっと今読んでも楽しめるはず。僕の場合は、この本がきっかけでウィザードリィをプレイしたわけだし。
と信じて読み始めましたが、結果として後悔はしてません。そしてきっと、この本を読んだ後で『ダンジョン飯』を読めば、さらに面白さがアップします。なにより、今や王道になった迷宮探索型ゲームにハマった人なら誰もが -
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購入済み
少し古めかしいか
短編ということで、話はハイペースで進むし、回りくどい展開もないのですんなり読めたが、後半は少しあっさりしすぎに感じた。フライデーが完成してからもう一波乱あれば盛り上がったかも。ハインラインの訳をやられていただけあってその時代の作者なので、それなりに文章は古めかしい感じはしたが、読みづらくはなかった。なかなか楽しく読めた。他の作品も読んでみたい。
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[作品]
1959年発表。
アメリカSF界の大御所 ロバート・A・ハインライン 著
1960年ヒューゴ賞受賞。
1967年出版。 早川書房。
矢野 徹 訳
[内容・あらすじ]
人類が惑星を行き来できるほどの技術を持つようになった少し遠い未来。人類は昆虫型の異星人と戦争状態にあった。本作は、その中で軍人であり機動歩兵と呼ばれる陸戦兵器の乗り手である主人公の活躍を描いた物語である。
本作で物語の中核の一つである機動歩兵は、国民的な人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する兵器モビルスーツの元ネタといわれている。また、ガンダムとは別に本作を原作にバンダイが製作したアニメが存在する。
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ハインラインを代表する本書は、ヒューゴー賞受賞の問題作。
問題作でも面白いんだ。
物語は、蜘蛛に似た宇宙生物との戦争下、地球連邦軍に入隊した主人公が徹底的な訓練と実戦を経て、一人前の機動歩兵に成長するというもの。
一見すると、異星人との熱いバトル小説なのかと思いきや、戦闘の描写はほんの一握りで、訓練や軍務を通じての主人公のモノローグが残りの中心です。
このモノローグによって、主人公がいかに一人前の軍人に成長していくかが解ります。そして、主人公の成長に一役買うのが、歴史哲学教師であるデュボア退役中佐。この教師自体は著者の代弁者とみるのが適当であって、その代弁者が軍国主義、戦争や暴力を肯定しまく