矢野徹のレビュー一覧
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購入済み
少年向け冒険活劇伝記小説
江戸時代の滝沢馬琴の南総里見八犬伝から続く「少年向け冒険活劇伝記小説」の伝統に則った作品である。冬のベーリング海峡を横断するとか、奇想天外なストーリー展開には流石について行けないものを感じた。人物像系も正邪がはっきり別れ、典型的 ステレオタイプで読みやすくはあるが、深みや面白みがない。
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購入済み
最近のゲームなら
翻訳家としての筆者の作品はいくつか読んで知っていた。
その筆者は本当にコンピューターゲームが好きだったんだなと、自分自身がウィザードリィをプレイしていた子どもの頃を懐かしく思いながら、読み進めました。
まさか高名な翻訳家、自分と同じ同じコンピューターゲーム好き、ハズレはないだろうと。
うーん。
内容は、ウィザードリィの世界と現実世界の区別が付かなくなったじいさんの妄想日記と呼ぶのが相応しい。
しかも、じじい特有の若い女子(おなご)との性交渉への憧れ(妄想)が昭和の語り口で語られるのだから、読了は不可能でした。
ただ、この方にはSkyrimのような最近のゲームを是非プレイして