安藤広大のレビュー一覧
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購入済み
面白かった
リーダー論というと、部下のモチベーションをどうするかという論点になりやすいですが、この本はリーダーとしての仮面をかぶり、組織運営に徹することが書かれていて、面白かったです。実際に現場で使える実践的な本だと思います。
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Posted by ブクログ
組織運営方法として流行りとは真逆の発想。これで上場企業のコンサルに入ったり、自身の会社も上場しているから説得力はある。
人気取りやモチベーションを上げることは必要ない。
理念なんて皆が見ている景色が違うのだから浸透しない。
率先垂範は仕事をしている感があるから充実感を得やすい。
とか、今までの行動と真逆な印象を受けました。
そもそも、そのようなことに逃げていたのは、社長の仕事が組織の発展に責任を持つ、というただ一点であることを忘れていたからかもしれません。
その一点を絶対に約束するから、多少は不器用でも無愛想でも許してね、というスタンスです。
これを極論として、従来の組織運営にミックスしてい -
Posted by ブクログ
マネジメントに携わる人にとって、本当におさえておくべき考え方がぎっしり詰まっている。人間の”性(さが)”をおさえた内容である点も良い。
日常的に仕事をしているとついつい情動的な思考や行動をとってしまうことがあるが、本書ではそういったことを本質的には違うと明示したうえで本来どうあるべきなのかといったことが説かれている。たとえば社長が一般社員と直接コミュニケーションをとる、相談にのることで自身の存在意義を確認してしまうというやり方を厳しく戒めている。
またモチベーションに関するセンテンスがいくつかあるが一般的に論じられる”上げる”説が否定されており、どうあるべきかが書かれており、目からウロコな内容 -
Posted by ブクログ
識学の本はこれで4冊目。今回も非常に読みやすく、内容も整理されていた。
新しい概念を学んだというより、自分の頭の中にあった組織観や意思決定の考え方を言語化してくれたような一冊だった。
特に印象に残ったのは「三つの箱」という考え方。
意思決定はすぐにできるものばかりではない。物事を「すぐ決めること」「情報を集めること」「いまは決めないこと」の三つに整理することで、思考がかなりクリアになる。このフレームは実務でも非常に使いやすいと感じた。
また、組織では人数が増えるほど戦略の幅は広がるが、その分ノイズも増える。空気や噂、感情、声の大きい人の意見など、本質とは関係のない情報が意思決定を曇らせる -
Posted by ブクログ
リーダーの仮面とは、相手の成長のために「距離を置く」ことだと理解した。本書にも出てくるが、リモートワークで仕事を進め、成果を中心に評価するイメージに近い。成果が目標に届かなければ、淡々と「次にどうするか」を報告させる。こちらから相手のフィールドに入り込まず、途中経過には踏み込みすぎない。
プロセスに踏み込みすぎると、成果が出なくても「頑張っていればいい」になりやすい。よくある「残業していれば偉い」という空気も生まれる。その状態では本人の成長につながりにくい。結果で評価し、そこへ至る道筋は部下自身に考えさせる。そうすることで、最終的に部下の成長につながっていく。プロセスを評価しない姿勢は一見冷徹 -
Posted by ブクログ
未来の姿と今日のKPIは繋がっている、という言葉がとても良かったので、大事にしたいです。
KPI(Key Performance Indicator)「目標を達成するために数値化させた指標」というのをきちんと説明されていて、かなりとっつきやすかったです。
そしてPDCAでいうDの、軸となるような部分を言語化してもらえた気がします。Pのために数値化されたDにこだわる。その変数を探す作業を苦しみながらやる。それが、基本だけど真髄なんだなと思いました。
以下、要点を箇条書きます。
◆数値化の本質について
・PDCAで、Dの行動量を数値化して上げることが重要で、そこに正解は問わないでOK。
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Posted by ブクログ
マネジメントは「国語」ではなく「数学」だ。感情を脇に置き、ルールで組織を救う。
環境の変化に伴う人間関係の悩み、求められる役割と現実のギャップ。そんなモヤモヤの真っ只中で、あえて「寄り添うマネジメント」とは真逆の本書をオーディブルで手に取りました。
「リーダーとしてどうあるべきか」という問いに対し、非常に明快で、ある種シビアな答えを提示してくれる一冊です。
一番の収穫は、「感情的なマネジメントには再現性がない」という気づきでした。
人は感情の生き物だからこそ、感情をベースにしてしまうと安定した運営は不可能です。著者が説く「マネジメントは国語ではなく数学である」という比喩は、論理的な土台を求 -
Posted by ブクログ
日々の業務において数値化にこだわってPDCAを回すことの重要性を説いた本。
雰囲気や感覚ではなく定量的に評価可能な目標に落とし込む。数値目標に向けて行動量を増やす。
その数値について、XX%改善のようにパーセンテージに惑わされないこと。分母が小さければ、改善効果の数が少なくてもたくさん改善したように見えるから。
やみくもに行動するのではなく、結果に対する施策を変数として考える。どんな施策をしたら結果がよくなったのかを常に考える。効果がないものや、自分では変えられない変数にこだわってはいけない。
変数は勝手に増えていくもの。もっとも効果が高いものに注力してそうじゃないものを削ぎ落とすのがリーダや