あらすじ
数字がすべてではない。ただ、数字を無視して成長した人は誰1人としていない。
6年で2000社以上が導入した「いま、もっとも人を成長させるマネジメント法」の識学。そのエッセンスの中でも特に「伸びる人」に共通する考え方を紹介。
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Posted by ブクログ
営業職として、成果が中々でない現状を打破するために読んだ一冊。
現場の若い世代には、序章と1章だけでも読む価値があると感じた。序章では数値化の重要性、1章では行動量の確保が必要という内容。
特に1章では、成果を出すためには、まずは行動の母数を増やすことが必要との言及。どこまで心を鬼できるかという点が非常に響き、日々のアポイント数や架電数を会社の評価基準とは別でKPIに設定して、現在職務に取り組んでいる。
ただ、個人的に行動量というのが職種によっても大きく異なると感じた。
既存顧客等のフォローであればターゲット数を増やすのではなく、1件1件の顧客との案件進捗や接触回数等が重要になってくる。
行動量と実際の売上の作り方まで記載があると、より、営業に特化した指南書になると感じ、是非執筆いただきたいと感じた。
Posted by ブクログ
とにもかくにも「数字」を意識して、まずは「行動量」を確保する。働き方改革やワークライフバランスが囁かれる現代において、軽視しがちな「数字」への意識や「行動量」の確保を意識させてくれる貴重な一冊。
Posted by ブクログ
数字は冷たいようでいて、最も誠実な判断軸となる
感覚や気分ではなく、数字で思考することが成長の最短ルート
そして数字の裏にある変数を見抜くことが大切
変数は変わりゆくので仮説を立てて常に検証し続ける必要がある
勉強になる
営業職場の管理者として、大変参考になる本でした。安藤広大さんの本はいずれも読み応えがあります。数値化は冷たく思えてしまいそうですが、この本を読むとそうでないことが分かります。
数字の大切さがわかる
この本を読んだ後に思ったのは、日常会話でいかに数字を意識せず会話してたんだと思いました。
例えば「少し→何個」「たくさん→何十個」など数字使う事で話が具体的になり、話し相手の認識ズレがなくなりました。
この本をきっかけに苦手意識を持っていた数字が好きになりました。
Posted by ブクログ
何だか、たびたびネットで紹介されて、評判もよかったので読んでみた。
数字にこだわる事で仕事の解像度を上げる!
数字による物差しで仕事をしないと、「よく頑張った」「なんかダメだった」といった曖昧な評価になってしまい、今後に全く活かせない。誰でも客観的に評価できるようになるテクニックや考え方の紹介。
まずはビジネスの基本中の基本、
PDCAサイクルを回す。そして、注意すべきは、
Pに時間をかけない事。人間は計画を立てる時が最もテンションが上がる。何もしてないのに、、、
これは、非常に心当たる。。。ポイントとして、
Pは即座に答えられる様に記憶。いちいち資料をみてはいけない。
次にD、これはそのプランに対し、必要な行動を何回取ったか?という事。頑張るとか強化するという言葉は使わない。そして、大事なのは自分でコントロールできる事という事。
そして、ちょっとPDCAから離れて、変数という考え方。これは、参考になった。
例えば、大事なプレゼンがあるとする。資料作成の時間を倍に増やしレイアウトやデザインにこだわったが、結果はイマイチ。これは、この増やした時間は結果に影響しない。つまり、問題の変数でなかったという事。言われてみれば当たり前だし、普段からそんな考え方もするとは思うが、きちんと言語化して理解できたのは、自分の中では大きかった。
そして、この変数か否かを確認する事がPDCAの
CとAである。変数でない無駄なことにリソースを割いてはダメという内容だった。
社会人を数年している人からしたら、何を当たり前な、、と思うかもしれないが、果たしてこの数字にフォーカスを100%徹底できているか?というと、自分は自信はない。強化します!や尽力します!順調です!使ってるなあ。。。
ほんと、数字は不足、言葉は過剰、、、
気をつけよう、、、、
Posted by ブクログ
【評価】
内容 :★★★★☆
読みやすさ:★★★★★
難易度 :★☆☆☆☆
ボリューム:★★☆☆☆
【所感】
前作の『リーダーの仮面』が個人的には最悪の評価だったので期待せずに読んだが、意外に良かった。
ビジネスの意思決定に必要な唯一の共通言語としての「数値」から逃げず、惑わされず向き合うことの大切さが書かれている。
また、評価は「プラスかマイナスであるべき」、「定数と変数を考えるべき」、「短期と中長期の目線を持つべき」など共感できる内容も多くあった。
自分も仕事をしている中で課題の「因数分解」を意識している。そこで定数・変数を明らかにして取り組むべき領域を明確にするという工程を踏んでおり、一定の効果は感じている。
今作は自分の部下や周りにも勧められる一冊。
Posted by ブクログ
ためになった。手元に置いておきたい本。
読みやすくわかりやすい。答えのないことに考えすぎてしまってあまり実績として仕事ができていなかったことを実感した上、頭を悶々とさせていたりしていたことは数値がが足りていなかったからかも?とも思った。
やりがいや達成感は数値化を追いかけた先でふと振り返るとついてくる。
Posted by ブクログ
出来そうで徹底出来ていない、数値化。読みやすく、エッセンスの詰まった良書。繰り返し読んで、仕事に染みこませると多くの果実をもたらしてくれるかもしれない。起業したい人にもおすすめ。
Posted by ブクログ
「数値化の鬼」というタイトルから、複雑な事象を如何にして定量的に算出するのかという方法論を想像していたが、実際の内容は、数値目標を置く際に注意すべきポイントやもつべきマインドセット(=「事実を数値で捉え、変数を特定し、行動に落とし込む力」)の話であった。
新社会人には特にオススメ。中堅以上の社員でもこの本の通りに行動できている人が全員ではないと思われるので、自分の身を振り返るために読んでも良いと思った。
Posted by ブクログ
自己PRや職務経歴書の書き方で、「数字を入れて説得力を増そう!」とありますが、まさにその術を自分の仕事術へ応用させるための本でした。
分かりやすく、伝わりやすい文体も魅力的。
Posted by ブクログ
少し前に読んだので詳細は忘れたが、曖昧な情報でメンバーとコミュニケーションを取るのではなく、具体的な情報に基づいてコミュニケーションを取ることが重要というのが頭に残っている。
指示の内容や、実施の期限などふだん曖昧にしがちだが数値化出来ることは沢山あるのでまずは自分が意識して数値化して、それを基にメンバーともコミュニケーションしていきたい。
Posted by ブクログ
私も数値化することが好きです。
なぜなら達成できたかできてないかが明らかになり今後に活かしやすくなるからです。
わかりやすく言語化してくれた本でした!
今までも仕事の時は目標は必ず数値化していました。
プライベートもです。
ダイエットや貯金、お店、見たドラマなど記録して数値化しています。理解できない人もいると思います!
本の内容は私にも当てはまるし、現在の所属の会社にも当てはまる内容で読みながら途中から動悸がしました。
きっと他の大企業も同じような課題や環境なんだろうなと思いました。
先日会社で下期振り返りをしました。
その時の振り返りが全く数値化とかけ離れていてとても曖昧な振り返りでした。
わたしはそれがもやもやしたので、上期は目標を数値化したいと伝えました。
でもその意見は今うやむやになっています。
最初はだから仕事が緩くなるんじゃないでしょうか?と心で思いました。
その後私が数値化して目標だしてみようかな!と思ったのですがうまく行きません、、、
これはわたしの技術不足なのか、それともそもそも今の所属目標がたて辛いのか。
これがどちらなのか何なのかもわたしの今の経験値じゃ判断できません。
Posted by ブクログ
タイトルのとおり、仕事の成果を徹底的に数値化することで見える課題とそれに対する取り組みについてを訴えかける書。具体的に「こうしなさい、ああしなさい」といった提起はせず、とにかく万人に数値の重要性を伝えることと読者のモチベーションを引き出すためだけに照準を絞って書いたと思われる。それだけに読後はちょっと心が湧いてきたし、もう1回読み直してみようかなと思えた。
Posted by ブクログ
仕事で活かせる数値化の具体的な方法が知りたいと思い読んだ。目的とは多少ずれていたが、数字と向き合い不足分をPDCAサイクルを回して解消する仕組みを知ることができた。
数字を見つめ直すことで変数を見つけだし、パフォーマンスを最大化し変数を更新し続ける人が本書のプレイヤー視点での「仕事ができる人」なんだと思う。
まずは自分もPを見つめ直し、細かく具体的に目標設定を行うところからやり直そうと思う。
よく聞く文章能力の向上も本書をみると数値化できない評価に当たると思うが、数値化して評価する術を知りたい
Posted by ブクログ
数字で考える思考法について書かれた本。『数字』と聞くだけでハードルが上がってしまう100%文系人間の私でもスルスルと読めた。
そして『数字のある会話』をしていないなぁと反省。
特に、確率の話と変数の話は興味深かった。
常に数字を意識しながら働いていき、言い訳の多い中堅社員にならないようにしたい…(なりがちなので…)
Posted by ブクログ
結果が出た時に「なぜうまくいったか」を数値で説明できる人は強い。
成果を出す人は、「感情で動かず、数値で考える人」。
数字で語れれば、努力は必ず結果に変わる。
Posted by ブクログ
数時間あれば読み切れる内容。
シンプルで分かりやすい。
PDCA の「D」を「行動量」と考え、量ベースで実行していく。
量より質を求めてしまう人間だったのでここはしっかり今後の行動に落とし込んでいきたい。
Posted by ブクログ
タイトルで身構えていたが、1ページ辺りの文字数も少なくまた行間も幅広く読みやすい印象であった。
本の内容自体はビジネスの取り組み方、考え方が中心。PDCA自体はよく耳にするが、KPIの考えや「変数」「定数」の視点の話は印象に残った。
Posted by ブクログ
オーディオブックで数回聞き流した感じです。
なんとなくの感覚の話をして、評価する上司が多いよなぁと思いつつ、自分もそういう人にならないように、気をつけたいと思いました。
回数とか期間とかそういう基本的な話を意識しながら行動するのって説得力が違うというのはわかっているものの、常に意識してできるわけでもないので、しんどいなぁと感じてしまうことも。
Posted by ブクログ
あらゆるものを数値化して計画・実行・評価する重要性を説いた啓発本。
業務評価を行う際に目に見える成果として最も腹に落ちるのはやはり数字。どんなにパッションを伝えられても数字に繋がらなければ意味を成さない。
中期経営計画や年度計画など、中長期的に先を予測しながら計画を立てる仕事に数字を充てながら進めていくと目標と達成基準が明確になる。プロセスを評価するのではなく結果として出た数字を褒める。
と、まあ日常で当たり前のようにやっていることでも、こうやって紙面化してもらうとやはりわかりやすいし、腑に落ちます。
Posted by ブクログ
夫が買っていたので勝手に読みました。笑
今のところ私はプレーヤーなので、概ねプレーヤーの立場として書かれたこの本は、私には合っているかもしれません。
クリエイティブ業なので、数字で測れる部分はどこかな…と思いながら読みました。
なかなか数字で測れる部分を見つけるのって難しいですよね。
私の職場では、上司も含めて「数字では測れない仕事だ」と思っているきらいがあるので、なかなか理解してもらえないかもしれません。(むしろ、非効率な「時間」という数字・・・つまり残業時間ばかり気にしています。ワーキングマザーの私にはつらいところ。)
ただ、「まずは行動量」という部分は理解できます。若いころはとにかく時間をつぎ込んでいました。だんだんと、効率よく働けるようになってきたので、「確率」の部分へシフトしてきました。
「働かないおじさん」(私の場合は「働かないおばさん」)にならないよう、数字を気にして頑張りたいと思います!
Posted by ブクログ
今の自分の業務に当てはめようとしてもイマイチしっくり来なかったが数値で測ることの重要性は理解できた。
ただ今の業務内容と目標とする数値をどう設定したらいいのかが難しい。。
Posted by ブクログ
プレーヤーとして。
「数字がすべてではない」が「数字を無視していい」わけではない。
基本の道標として。
1 行動量
・数をこなすことの重要性
・定量的な目標を定めPDCAを回す。失敗は貴重な情報源
2 確率
・行動量ファーストで確率も上げていく
・分母を意識する
・平均ではなく個別に見る
3 変数
・「仕事のどこを変えればいいのか」を考えるのが、いわば仕事の醍醐味
・「変えられること」を変えようと努力し、「変えられないこと」は早々に見切りをつけることが大事
・一度やってみる。工程を分けて、数字をかぞえて、「なぜ?」を繰り返す。後から勝手な意味づけをしない。あくまで数字の結果で評価する。
・他人の成功論はすべて「変数」ではなく「仮説」。それを前提にシェアして自ら試す。
・変数でなくなる、他がより重要な変数となることも。
4 真の変数
・変数は放っておくと増える。減らすことがマネージャーの仕事。
5 長い期間
・長期から逆算した短期
Posted by ブクログ
最近業務改革コンサルタントの実践を仕事で行うようになったが、多分そこまで目指されることって本書に記載の内容にかなり当てはまるんだろうなと思う。自分自身の行動のうち変化を加えることで改善につながるもの(= 変数)を常に見出し、それをPDCA回しながら正のループ作っていきましょうね、と。
仕事も個人の自己啓発も地続きだと気づきを得ることができたので良かった。
内容はそこまで深いこと言っているわけではないので30分あれば読めた。
[内容メモ]
数値化することで目指すこと
- 数値化された評価を受け入れること
- 自分の不足を数字として受け入れること
仕事ができるようになるステップ
- 行動量を増やす
- 確率の罠に気をつける
- 変数を見つける
- 真の変数に絞る
- 長い期間から逆算する
数値化とはPDCAを回すこと
- 数値化された目標
- 計画を素にした行動
- 行動への評価
- 改善
変数に着目する
- 目標の成果に繋がった行動を「何回」とれたか
- 目標の成果につながった仕事を「何時間」できたか
- → Cの部分で自己評価する
- 仕事の型における変数を分析する
- アポの数
- フォローの数
- 工程を分けてなぜを繰り返す
真の変数を見つけ出す
- 変数は変わり得る
- 常に工程における変数に注視する
長期視点
- 長期目標を定める
- その逆算として短期目標を定める
Posted by ブクログ
・上司には数値で評価をさせる。
・効果的な変数を見極める
・変数を見つけるために行動量を増やし、行程を細分化し行動し続ける
・目標設定し、出勤中の行動レベルに分解する
・変数を多く設定しすぎると結果に繋がりづらいのでやらないことは捨てる。
Posted by ブクログ
仕事の目標設定にあたり数値化して見える化することの大切さが記されている。
目標にあたりどのように動いたのか、定性的な曖昧さではなく定量的に表現することで仕事の質やアウトプットも高めていこうとする本。
PDCAのすすめ
数値化を意識し、PDCA をしっかり回す。本書は一貫して、その事を説いておると思った。その通りとは思うが、実践できる人は少ない。なぜできないか、どうすればできるかについて、より突っ込んだ内容が欲しいと感じた。