安藤広大のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
意思決定と言うと、硬い意思を持つように思われるが、著者は、石のような硬いものではなく、水に近いイメージで、とてもしなやかな存在と言っている
すべての物事は、賛否両論
パーフェクトな意思決定のための考え方。
1すべての物事は賛否両論だと言う事。
2いつだって決めた人が偉いと言うこと
3人が現状維持を好む。
4検討すると言っておきながら、何もしていない。
5切れない現場は気持ちが良い
そのための流れ
修正を当然とする。
問題の解像度を上げる。
両方のノイズを取り除く。
最後は勇気で決める。
ロジックで考えることを知っているが、最後の最後は勇気を取っところが必要なことを解いていて本当だと思っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「最近、褒めても部下の成長につながっていない気がする」「もっと仲良くなれたら、チームがうまく回るかも」——そんな風に、マネジメントにモヤモヤしているときに読むべき本です。
『リーダーの仮面』は、「リーダーには仮面が必要だ」という少しドキッとする前提から始まります。著者の安藤広大さんは、空気を読む・寄り添うといった“やさしさ”に偏ったマネジメントの落とし穴を、具体的に突いてきます。
「成果の先にモチベーションがある」「褒めるだけでは人は育たない」「人間的なつながりに頼ると、ルールが崩れてしまう」——どれも、最初は少し冷たく聞こえるけれど、読み進めるうちに、「あ、そうか」と腑に落ちてくるから不 -
Posted by ブクログ
私は日系の大企業の2年目であるため、管理職になれるのはまだまだ先であるが、現状の組織体制に危うさを感じたため、予習も兼ねて本書を手に取った。私が会社で最も尊敬しているリーダーは実際に本書に記載されていることを実践しているな、と感じたし、逆に全く尊敬できないリーダーは本書にダメな例として挙げられていることを見事に行動に移してしまっている人であったため、本書の記載にはとても説得力があった。
ただ、感情を全く排除した部下の管理はパワハラにつながらないはずである、という理論だけは、現代においてはもう通用しなくなっているように感じた。昨今ではとかく心理的安全性が尊ばれ、これが担保されていない職場は、糾