安藤広大のレビュー一覧
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リーダーの仮面
「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法
著:安藤広大
出版社:ダイヤモンド社
優秀なプレイヤーは、必ずしも、優秀なリーダ―になるとは限らない
ペルソナ、人間は、いくつも、ちがった顔をもっている
優秀なリーダーとなるためには、「リーダー」としての仮面をかぶれといっています。
ただ、仮面をかぶったリーダーとして嫌われても、それは、その人の人格を否定されたことではない
そして、本書は、若手リーダのために、マネジメントのノウハウを伝えるための書である
安藤氏の4書の第1作目、棚卸で、感想を書いていなかったので、今回読み返してみました。
リーダーの仮面 2020 -
Posted by ブクログ
営業職として、成果が中々でない現状を打破するために読んだ一冊。
現場の若い世代には、序章と1章だけでも読む価値があると感じた。序章では数値化の重要性、1章では行動量の確保が必要という内容。
特に1章では、成果を出すためには、まずは行動の母数を増やすことが必要との言及。どこまで心を鬼できるかという点が非常に響き、日々のアポイント数や架電数を会社の評価基準とは別でKPIに設定して、現在職務に取り組んでいる。
ただ、個人的に行動量というのが職種によっても大きく異なると感じた。
既存顧客等のフォローであればターゲット数を増やすのではなく、1件1件の顧客との案件進捗や接触回数等が重要になってくる。 -
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・小さな仕事でも『締切』を設定し、『報告』させる。これがないのは仕事じゃない
→グループのルールとする。ここをきちんとやることで評価する。と言うことを理解させる。
・ルールを運営する上で、『他にいい案がある』などが発生した場合、潔くルールを変える。
→どう思われるかを恐れるな。
・責任と権限の認識を合わせる。『何をしなければならないか』『そのために何をやっていいか』をきちんと明文化して伝えること。
→部下が『自分が自由に動ける範囲』と言うのを明示する。明確に伝える。
・『怖い人』になりたい。
仕事で求める基準が高い、中途半端では評価してくれない。
→そう言う人が本質的な怖い人。
・明文化し、そ -
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ネタバレ▼序章
・全ての物事は賛否両論
・後出しジャンケンはスルーか
└一度Aと決める。Aが微妙。Bが良かったね。
└その人の文句は無視
└選んだ方にはデメリットも含まれており、捨てた方にはメリットも含まれている。それが決めるときの苦しみ。
└決めてもらった人は責める資格がない。決めた人を責めない
└いつだって決めた人を尊重する
・文句は増長する
└被害者意識。文句を言う人同士で傷を舐め合うことは何も生み出さず成長が止まる
・「動いて失敗」「何もせず現状維持」は前者を評価すべき
・もっとも良くないのは、「多少の現場の負荷を大事件として扱い、半年後や一年後の売上拡大のチャンスを逃す」
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第一章
・1度目の失敗を許容する→華麗なる修正
・評価者は外部、メンバーではない
・未来からの視点
目先ではなく、未来に得しているか。
第二章
・会議 問題の解像度をあげる
・自分の責任に応じた議題、問題は小さくする
・今やっておかないと、未来に損すること
・反対意見を言う、ネガティブな情報を伝える
→責任を果たす
・決定者を明確にする→全員賛成はない、反対意見もある中決定する
第三章
・感想レベルのノイズはスルー
・決定的な事実があるものは、意思決定者が責任持つ
・これ以上は決めない。あとは任せる
第四章
・責められる人にこそ価値がある
・ルールによって仕組み化する
淡々と確認する。
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ネタバレ“人の上に立つ”という挑戦を目指すリーダーにとって、本書は「仕組み」を通じて組織と自分自身を強くするための実践教科書です。仕組み化は単なる業務効率化ではなく、責任・権限・評価・理念・進行感というエッセンスを統合して、チーム全体を自走させる設計思想であることがよく理解できます。
単なる理論書にとどまらず、“組織人”としての立ち位置を自覚し続けるためのマインドセットまでカバーし、マネジメント入門から中堅リーダーまで幅広く刺さる内容です。具体性の追加を求める人にはやや物足りない面もありますが、基本理念を学び直し、組織改革の第一歩を踏み出したい人には確実に役立つ一冊です。
「人間は弱い」前提に基づ -
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安藤広大さんの本。いつも悩んでいることを的確に言語化してくれる。意思決定にはいつも勇気がいる。反対されたり、失敗する可能性を恐れてしまう。
しかし、この本の最初に、朝令暮改でよい、まず決めることが大事だ、と書いてある。いつもマネージャーとして判断が求められるとき、間違った判断を責められる心配をしていたが、100%正しい回答をする人はいない、間違ったときにきちんと謝って華麗に修正することが大事と書いてあった。
また、意思決定できないときは、情報不足、または期限の設定が大事とあり、すごか納得した。優秀な経営者は、必ず何らかの判断を下す、その時、情報不足を理由に判断できないと言っていた。まさにこ