葉山透のレビュー一覧
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購入済み
めちゃくちゃ久しぶりの新刊、かつ最終巻です!
何年かあいてしまったので、「内容を覚えてるかな」「誰が誰かわかるかな」と心配している方、心配ご無用です!
過去の巻を読み返すこともせず読み始めちゃいましたが、本当に面白かったです!登場人物全員覚えてましたが、最悪覚えてなくても楽しめると思います。
過去のエピソードの細かいところは覚えていませんでしたが、全く問題ありませんでした。この巻を読むことで再読したくなります。
凄く面白くて、読み終わるのもあっという間でした。最後のシーンは、「終わったんだな」としみじみすること請け合いです。 -
Posted by ブクログ
書店で表紙を見て気になり、
あらすじを読んで即決して購入しました。
私の目に狂いはなかった……、とっても面白かった!
最高のエンターテインメント作品です!
実写化されないかなぁ…。
葵さん、リーパー、誰かな。
わたしの中ではリーパー岡田将生くんでした。
著者の作品は初めてでしたが、
他の作品も読みたいなと思いました。
登場人物のキャラクターがたっていて、
難しそうな話なのにとても想像しやすいなぁと思っていたのですが、ラノベ出身の方なんですね。
なるほどキャラクター描写が上手いわけだ、と納得しました。
AIに関わる科学的な話も、わかりやすい表現で文系の私でも全く問題なく読み進めることが出来まし -
Posted by ブクログ
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タイムリミットは10日間。
AIによる金融セキュリティシステムの暴走と、
開発者失踪の謎を探るため、
AIに仕事を追われた人間たちが立ち上がる。
後半と緊迫の
リベンジ×ノンストップ
エンターテイメント巨編。
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いつも仕事帰りに立ち寄る書店で。
ミステリーコーナーで面陳列されていた本書。
とにかく装丁が素晴らしくて。
手に取った時の触感も良くて。
AIや金融セキュリティなんて理解できるかなと迷いましたが。
そんな心配は、全く問題なしでした。
そし -
Posted by ブクログ
読書録「0能者ミナト8」5
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p171より引用
“「人間相手でも怪異相手でも命を奪うとい
う恐れをなくしたらおしまいだ。そこまで心
が鈍化したら、自分の命にも鈍くなる。そう
なればいずれ死ぬ」”
目次より抜粋引用
“第一話 『劣』
第二話 『交』
第三話 『裏』
閑話 『減』”
霊力や法力を持っていないにも関わらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
人呑みの館と呼ばれる洋館に向かった人達
は、その名が表す通りほとんど帰ることが無
い。そのような場所であるにも関わらず、十
名ほどの人間がやってきて…。
上記の引用は -
Posted by ブクログ
読書録「0能者ミナト7」5
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p68より引用
“他の数字と比べて遭遇率ががくっと落ちる。
生態が脅かされない。生存競争が起こらない。
だから生き残った。素数の性質が生んだ偶然
の産物。それが素数ゼミなんだ」”
目次より抜粋引用
“第一話 『七』
第二話 『化』
閑話 『占』”
霊力や法力を持っていないにも関わらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
就職難の中、趣味を活かせる職場で不満を
持ちながらも取材をこなす女性カメラマン。
先輩と共に比較的危険と言われる怪異を追っ
ている所…。
上記の引用は、素数ゼミについての -
Posted by ブクログ
読書録「0能者ミナト6」5
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p22より引用
“「誰にでも優しいっていうのは、大事なも
のを持ってないってことだ。特に一番大事に
しなきゃいけないものを大事にしてない」
「一番大事なもの?」
「自分だよ」
「だから異常者か」”
目次より抜粋引用
“第一話 『首』
第二話 『件』
閑話 『戯』”
霊力や法力を持っていないにも関わらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
大雨の中、携帯の電波も届かない田舎道を
歩き、目的の家へ辿り着いた少年。電気の点
いている家の中へ呼びかけるものの、返事は
なく…。
上記の引用は、主人 -
Posted by ブクログ
読書録「0能者ミナト4」5
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p75より引用
“ 昨夜、船幽霊を退治したあと礼として船
内の有料メニューを全部無料にすると言われ
た湊は寿司をたらふく食べ、高い順から酒を
飲み、バーで美人バーテンダーを口説き、カ
ジノでチップを換金できないと聞いて暴れ追
い出され、しまいにはシガーバーで葉巻を吸
いながら寝てしまいボヤ騒ぎを起こした。”
目次より抜粋引用
“第一話 『船』
閑話 『叫』”
霊力や法力を持っていないにも関わらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
自腹では乗ることが出来ないであろう豪華
客船への乗船を条件に -
Posted by ブクログ
読書録「0能者ミナト2」5
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p123より引用
“ あれほどの怪異であれば、何かしら他に
影響が出ているかも知れない。一見なんの関
係もないように見えても、数字やデータが重
なるものがあれば、偶然の一致ではないかも
しれない。”
目次より抜粋引用
“第一話 『鏖』
第二話 『真』
閑話 『謝』”
霊力や法力を持っていないにも関わらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
怪異との戦いで、主人公・ミナトのやり方
から自分の所属する集団とは違う学びを得る
ため、ミナトの事務所に出入りする巫女・山
神沙耶。しかし学びたい事よりも -
ネタバレ 購入済み
9Sってそうだったのか~!
シリーズ完結まで20年以上かかっていたとは!
面白かったです!読み終わるまであっという間でした。最後に9Sが何なのか分かった時は「おおっ!」となりました。他にも色々気になっていたことがちゃんと説明されていて、文句なしの大団円でした。
ですが、更に続きが読みたい!後日談が凄く読みたいと思ったので、短編集が出ると分かってとても嬉しいです。
由宇と闘真、ADEMや真目家の面々、クレール達のその後、峰島勇次郎の最後の遺産、由宇のお母さん、等々、短編集に入れて欲しい話が多すぎて、改めてこのシリーズが大好きだなぁと思いました(^^)