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怪異を知る者でもにわかには信じがたい、神話上の存在。だが、それはいた。 身長2000メートル、超弩級の怪異。ダイダラボッチの出現は終末すら予感させるものだった。そのひと足で町が壊滅する。天災級の怪異に、公安調査庁、防衛省も動く事態に発展する。 防衛省幹部、幕僚らが居並ぶ席に、ラフな服装の青年がひとり。場違いな雰囲気をこれ見よがしに発散する湊である。人知が及ばぬ無敵のダイダラボッチに対し、湊は驚くべき作戦を提案する。それは神話を現代物理学で解明する、神への挑戦とも言えるものだった。
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Posted by ブクログ 2017年08月07日
シリーズ第9弾。
まさかのダイダラボッチ!
あの自信満々のユウキが怖気づき、沙耶は、
神への冒涜だと悩みます。
しかし、被害が出てしまっては、国も動くしかない。
神出鬼没で、先手を取れない怪異を倒す術はあるのか?
・・・やっちまいました。
国だけでなく、総本山や御影神道まで引きずりだして
湊が持ち出...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月16日
今度の怪異は「ダイダラボッチ」.
全長2100m,足のサイズは300m.
術を放っても届く前に消えてしまう.
というかそもそも大きすぎて距離感が狂う.
今回も面白かったよ.
まさかそうくるなんて….
妖怪とか最初からファンタジーだったけど
今回はその中でも特にファンタジーでしたね.
こういうの大...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月07日
今回の相手はダイダラボッチ。
とにかくデカイ。進撃の巨人なんて目じゃないくらいデカイ。
はたしてどうやって倒すのか。
それは読んでからのお楽しみということで。
相変わらずミナトは口が悪く周りを振り回すけれど、今回はシリアスな雰囲気が多め。
…ネタバレになるので詳細は語らないけれど、映像化したらさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月06日
怪異に対して、論理的に分析し、科学等の知識を用いて立ち向かっていく異端の怪異退治請負人の活躍を書いたシリーズ。
構造的にミステリーとしての側面が強く、一種の探偵もの的な雰囲気が味わえる。
こういった架空の現象を題材にしている物語は、少し間違えれば設定の破綻を招いてしまうが、このシリーズに限ってはそ...続きを読む
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