0能者ミナト<2>
  • 完結

0能者ミナト<2>

小説・文芸
660円 (税込)

3pt

江戸時代 ── 寛延年間に村人すべてを殺戮したという怪異「鏖」。長く封じられていたはずのそれが、眠りから覚めた。総本山、御蔭神道の名だたる手練が犠牲となり、関係者を震撼させていた。 へそ曲がりで有名な九条湊の仕事を選ぶ基準は、「面白いかどうか」 だという。人を跡形もなく吹き飛ばす、前代未聞の怪異 ── だが湊の腰は重い。皮肉げに 「解決してみせるが、期待はするな」 と不可解な言葉を放つ湊。 実はこの事件には恐るべき秘密が潜んでおり ──。事態は驚くべき展開を見せていくのだった!

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0能者ミナト の一覧

全12巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~12件目 / 12件
  • 0能者ミナト
    完結
    792円 (税込)
    科学が隆盛を極める現代。だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。存在を知る一部の者たちは、それを 「怪異」 と呼んだ。 当然、怪異を相手にする生業もある。修験者、法力僧、呼ばれ方は様々だが、その中でひと際変わった青年がいた。九条湊── どこか斜に構えたクセのある青年だが、彼が同業者から疎まれているのはそこではない。霊力、法力、神通力、彼はそんな力を一切持っていない。それにもかかわらず怪異を倒すという。その手腕は驚くべきものだった──。
  • 0能者ミナト<2>
    完結
    660円 (税込)
    江戸時代 ── 寛延年間に村人すべてを殺戮したという怪異「鏖」。長く封じられていたはずのそれが、眠りから覚めた。総本山、御蔭神道の名だたる手練が犠牲となり、関係者を震撼させていた。 へそ曲がりで有名な九条湊の仕事を選ぶ基準は、「面白いかどうか」 だという。人を跡形もなく吹き飛ばす、前代未聞の怪異 ── だが湊の腰は重い。皮肉げに 「解決してみせるが、期待はするな」 と不可解な言葉を放つ湊。 実はこの事件には恐るべき秘密が潜んでおり ──。事態は驚くべき展開を見せていくのだった!
  • 0能者ミナト<3>
    完結
    770円 (税込)
    死なない死刑囚を殺して欲しい。まるで、矛盾しているかのような奇妙な依頼。 九条湊が対面を果たした死刑囚は物静かで端整な面立ちの青年だった。だが、その本質を知れば慄然とする。不死者ゆえか、死を愛する殺戮者。しかも、あらゆる方法をもってしても蘇るというのだ。 自分の死が楽しめないから殺すのだとうそぶく青年。いかなる怪異が不死をもたらしたのか、本当に殺すことはできないのか? 異端者、湊の知性がその謎に挑む!
  • 0能者ミナト<4>
    完結
    660円 (税込)
    豪華客船に現れる船幽霊。柄杓で水を撒くだけの時代錯誤な怪異に巨大な船を沈められる訳がない。湊が依頼を受けたのは言うまでもなく──クルーズを楽しむためだった。 ユウキと沙耶は湊に見切りをつけ、早々に事件を解決。これで大っぴらに遊べるとばかりに、湊は泥酔しカジノで暴れボヤ騒ぎまで起こす始末。 だが、怪異は終わっていなかった。巨体を誇る豪華客船が傾き始めたのだ。裏に潜む本物の怪異の仕業か? 転覆寸前の極限状況の中、湊の科学的推理が始まる!
  • 0能者ミナト<5>
    完結
    770円 (税込)
    完璧な降霊術で人を集める 『彼岸の会』。一方、被害者の会も存在し、是非が分かれる団体でもある。 天性の法力を持つユウキは直感し、降霊術がまやかしだと糾弾する。だが、主催者の士道骸に手玉に取られてしまうのだった。この男、総本山から野に下った切れ者で、まったく隙がない。 かくして、業界ではいかさま師と揶揄される湊の出番である。0能者対詐欺師の稀に見る攻防は、騙し合いの熾烈な駆け引きへと発展していく。 霊を降ろしている様子はないのに、霊と完璧に対話してみせる。その矛盾を湊はどう解体してみせるのか?
  • 0能者ミナト<6>
    完結
    770円 (税込)
    とある寒村で、青年と家畜が惨殺される事件が起こる。事件に“怪異”の存在を嗅ぎ取った御蔭神道は、高校生ながら英才と称される水谷理彩子を派遣する。彼女が現場で出会った発見者は少し年下に見える少年だった。 殺人現場を見ても落ち着き払い、冷静すぎるぐらい論理的な少年──九条湊に戸惑う理彩子。いつの間にか理彩子は少年のペースに引き込まれていくようになり。 湊と理彩子が出会い、初めて“怪異”に挑むことになった事件とは?
  • 0能者ミナト<7>
    完結
    770円 (税込)
    七人ミサキ──入れ替わる魂を求め永遠に彷徨う、悪夢のような怪異。三年前、孝元が助力を求めたのは、今と変わらず横柄で奔放な湊だった。 依頼人を守るために汲々とする総本山の手練れをよそに、まったくやる気を見せない湊。 すでに悪名高い“零能者”に、僧達は忌々しげな態度を隠さない。だが、湊の自由な発想とアプローチは次第に皆の心を捉えていくのだった。 連鎖する呪い、そしてその数の多さ。永遠に途絶えることがないという怪異に、湊は思いもよらない方法で迫る。
  • 0能者ミナト<8>
    完結
    770円 (税込)
    恐ろしい怪異が蠢く禁断の館。その最奥にいたものとは──元気に泣く人間の赤子だった。この異様な事件は解明されることなく、記録の奥底に眠ることになる。 赤子は立派な少年と少女に成長する。だが、そのささやかな平穏は破られる。赤子が怪異の子だという資料の流出。二人は追い詰められていく。 かくして退屈な依頼に殺されそうだった湊の登場である。なぜ怪異の館に赤子はいたのか。二人は本当に人間なのか。不可思議な事象に湊の知性は驚くべき論理的解決を見出していく。だが見過ごした一つの可能性。それが恐るべき事態を引き起こすのだった!
  • 0能者ミナト<9>
    完結
    770円 (税込)
    怪異を知る者でもにわかには信じがたい、神話上の存在。だが、それはいた。 身長2000メートル、超弩級の怪異。ダイダラボッチの出現は終末すら予感させるものだった。そのひと足で町が壊滅する。天災級の怪異に、公安調査庁、防衛省も動く事態に発展する。 防衛省幹部、幕僚らが居並ぶ席に、ラフな服装の青年がひとり。場違いな雰囲気をこれ見よがしに発散する湊である。人知が及ばぬ無敵のダイダラボッチに対し、湊は驚くべき作戦を提案する。それは神話を現代物理学で解明する、神への挑戦とも言えるものだった。
  • 0能者ミナト<10>
    完結
    792円 (税込)
    強大な怪異をも一刀で斬り伏せる、美しき怪異討伐の手練、赤羽夏蓮。若き日の孝元が恋した彼女は、しかし怪異に絡む事件を経て姿を消した。その後彼女の行方を知った孝元は、一人の少年に出会う。その少年こそ、母譲りの強大な法力を持つ夏蓮の息子、赤羽ユウキだった。そして時は経ち、ユウキの前に彼の父と目される科学者が現れる。いわく、ある薬で法力を消すことができるという。それはまさに、科学で怪異をねじ伏せるがごとき事態。あろうことかユウキは薬の力で法力を失い、クラスメイトと怪異事件に巻き込まれてしまうのだった。
  • 0能者ミナト<11>
    完結
    792円 (税込)
    殺生石――それは凶悪な毒の大気を発し命あるものを死に追いやる、呪わしい巨石。かつて沙耶とユウキを窮地に陥れ、ユウキに大怪我を負わせたそれが、いま新たに発見された。調査に向かった理彩子を追った沙耶とユウキ、渋々それについて行った湊。そんな三人が捕われたのは、どちらを向いても脱出不能の、まさに無限回廊と化した空間だった。殺生石、そして九尾の狐の気配に満ちた閉鎖空間から脱出する術は?  究極の攻撃を放つ九尾の狐を倒す術は、果たして存在するのか――。絶体絶命の状況下で、湊の科学的推理が冴えわたる!
  • 0能者ミナト<12>
    完結
    946円 (税込)
    「あなた達に、そろそろチームを解散して欲しいの」 このままでは取り返しのつかない失敗が起こるかもしれないから――。 そう理彩子と孝元に告げられた沙耶とユウキ。自分たちは大丈夫だと示すために、湊も巻き込み、黄泉比良坂だと噂される事件現場へ向かう。 そこで三人を待ち受けていたのは、次々と蘇る死者の群れだった。 シリーズ史上最高難易度の事件を乗り越えた先に待つ、三人の未来とは――。

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0能者ミナト<2> のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    読書録「0能者ミナト2」5

    著者 葉山透
    出版 メディアワークス文庫

    p123より引用
    “ あれほどの怪異であれば、何かしら他に
    影響が出ているかも知れない。一見なんの関
    係もないように見えても、数字やデータが重
    なるものがあれば、偶然の一致ではないかも
    しれない。”

    目次より抜粋引用
    “第一話 『鏖』
     第二話 『真』
     閑話 『謝』”

     霊力や法力を持っていないにも関わらず、
    怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
    作小説。
     怪異との戦いで、主人公・ミナトのやり方
    から自分の所属する集団とは違う学びを得る
    ため、ミナトの事務所に出入りする巫女・山
    神沙耶。しかし学びたい事よりも、掃除をす
    ることの方が多く…。

     上記の引用は、強大な怪異とかかわりのあ
    る事象を調べる巫女・沙耶の行動についての
    一節。
    偶然も複数回重なるならば、そこには何らか
    の必然がある事もあるのかもしれません。
    ただ、悪い偶然は目に付きやすく意識に残り
    やすいようなので、悪いことが重なっても気
    にし過ぎないようにしたいものです。
     短編連作ですが、今巻は一冊で一エピソー
    ドとなっており、読みごたえがある内容では
    ないでしょうか。超常の力が確かに存在しな
    がら、現実に起こっている出来事には科学的
    に対処できるという世界観です。科学知識が
    多い人ならば、ミステリの謎解きのようにも
    楽しめる作品ではないでしょうか。

    ーーーーー

    0
    2025年01月24日

    Posted by ブクログ

    沙耶とユウキの能力があまり活用されてなかったが、面白かった。要するに、湊の手足として情報集めする二人の能力が活用されてないということは、如何に湊が能力に頼らず自分の知り得る現代の科学やら理屈で、怪異を解決しようとしているかに比例していると思う。だからこそ、純粋に能力無しのキャラが主人公の話でも楽しんで読むことができた。

    0
    2021年05月08日

    Posted by ブクログ

    第2巻を読破。

    今回の怪異は〈鏖〉という凶悪なもので。

    村を全滅とか……((゚Д゚ll))

    その名前のとおり、ですね。

    そんな〈鏖〉の封印が解かれてしまったことから始まる事件に、「零能者」と呼ばれる九条湊が挑むわけですが――

    やっぱりおもしろいです、この作品。

    へそ曲がりな湊を中心に、沙耶とユウキくんたちが〈鏖〉に立ち向かうのですが。

    実はいうと第一話はなんとなく「怪しい……」と思っていました。

    なので予想が当たってしまい、ちょっと待って、まだ半分以上あるよ? と慌てたり(笑)

    〈鏖〉さんの話短い! とか。

    が、それも第一話のラストまでのこと。

    怪異事件はまだ終わっていなくて。

    それにしても筋骨隆々な科学者ってww

    白衣着ていてもわからないわww

    湊の知人は濃いメンツがそろっているなあ。

    笑

    理彩子さんは今回の事件で散々な目に遭っていますね。

    愛車を山道で壊されてしまうしww

    閑話の「謝」の逃げる湊、追う巫女さんの図はおもしろかった。

    なんかその光景が想像できたww

    爆笑

    さて、今回の怪異〈鏖〉の最期には胸を締め付けられました°・(ノД`)・°・

    たくさんの命を奪ってきた怪異なのに、その正体とは――

    ずっと封印されていれば、今回のような事件は第一話で終わっていたわけで。

    第2巻を読んで、総本山は俗物ってことがわかりました。

    そうなると御蔭神道は狂信者か?

    笑

    怪異は確かに恐ろしいけれど、それを上回る人間の欲。

    やれやれ……って感じです。

    0
    2012年12月09日

    Posted by ブクログ

    今回は1つの怪異をめぐっての物語だったのでボリュームが少ないと考えていたが、一話で解決したと思った後のどんでん返しや最後にこれまでの全ての現象が繋がっていく様など素晴らしい。

    0
    2012年04月29日

    Posted by ブクログ

    第2弾!

    怪異討伐の大御所といえる御蔭神道と総本山、その二つが解決できないような怪異の討伐を、目の前の男性は成し遂げてしまう。

    しかし、逆に言うと現実的って事か…そんな都合良く怪異討伐の組織ないし。
    でも、怪異は、認めつつ、退治というか、解決方法だけ現実的。

    今回の怪異は、
     鏖(みなごろし)
    う〜ん…こんな漢字あるんや…

    なんか、人潰れるわ、爆発するわ、エグい。神様の方も、仏様の方も手も足も出ない…
    で、湊さん登場!
    でも、こんな怪異出させたのも、やはり人間。それも退治する組織が…
    なんか、人間のエゴが…
    お決まりやけど、やはり怖いのは人間というパターンやな…
    しかし、怪異は、怪異として残すべきだと。

    怪異は現代の基盤になってる啓蒙思想に相反する存在で、現代人の思想基盤が揺らいでしまう。社会が根底から崩れかねない。下手すると怪異がいるとわかるだけで世界は崩壊だ。

    まぁ、そうやけど、なんか人間、傲慢やな。全て知ってる気でおる。怪異も人間が、分からんだけって考えないの!

    今回のは、怪異の行動が、悲しい…
    封印勝手に解かれて…
    自由になって、行きたいとこは…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2弾。
    今回の怪異は「鏖(みなごろし)」。
    最初、湊は依頼を断ったのだが、総本山と御蔭神道の手練れが
    やられたことで、押しかけ弟子達に無理強いされ、
    受けると言ったのはお前らだと意味深なセリフを吐きながらも
    依頼を受けた。
    そして裏に隠された秘密を暴いてしまうのだが
    それだけでは終わらなかった。
    怪異の正体には驚いたけど、成り行きを知ったら切なかった。
    ウルッとしてしまいました。

    0
    2017年08月07日

    Posted by ブクログ

    シリーズ2冊め.
    1を読んでから結構時間開いちゃったけど面白かったよ.
    科学の力で妖怪退治.
    今回もまたとんでもない方法で.
    ミナトさんまじかっけーっす.

    0
    2013年09月15日

    Posted by ブクログ

    衝動買いしたシリーズ(笑)
    1巻より薄かったからか、前の巻より短時間で読み終わりました。

    ラストは切ない感じ。
    怪異が可哀想というか、頑張ったねというか。

    後日談で余韻は吹っ飛びましたけどね!

    0
    2013年09月09日

    Posted by ブクログ

    なんだかんだ言って、ユウキも沙耶も先生見習って逞しくなってきてますね!ミナトは相変わらずですが。
    協力者が若干名増えました。別の世界で生きてる風な人なので、今後どういう関わり方するのか気になります

    0
    2013年08月05日

    Posted by ブクログ

    このシリーズはいいですね。腐な要素はほとんどありませんが、男女間の恋愛的な要素もほとんどないので、普通にミナトの格好よさや下品さに萌えながら楽しく謎解きができる点がいいです。
    キャラクターもかわいいのばっかで、こんなに女受け良さそうな女子高生キャラも珍しいと思いました。

    0
    2016年05月04日

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