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沙耶とユウキの能力があまり活用されてなかったが、面白かった。要するに、湊の手足として情報集めする二人の能力が活用されてないということは、如何に湊が能力に頼らず自分の知り得る現代の科学やら理屈で、怪異を解決しようとしているかに比例していると思う。だからこそ、純粋に能力無しのキャラが主人公の話でも楽しんで読むことができた。
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第2巻を読破。
今回の怪異は〈鏖〉という凶悪なもので。
村を全滅とか……((゚Д゚ll))
その名前のとおり、ですね。
そんな〈鏖〉の封印が解かれてしまったことから始まる事件に、「零能者」と呼ばれる九条湊が挑むわけですが――
やっぱりおもしろいです、この作品。
へそ曲がりな湊を中心に、沙耶とユウキくんたちが〈鏖〉に立ち向かうのですが。
実はいうと第一話はなんとなく「怪しい……」と思っていました。
なので予想が当たってしまい、ちょっと待って、まだ半分以上あるよ? と慌てたり(笑)
〈鏖〉さんの話短い! とか。
が、それも第一話のラストまでのこと。
怪異事件はまだ終わっていなくて。
それにしても筋骨隆々な科学者ってww
白衣着ていてもわからないわww
湊の知人は濃いメンツがそろっているなあ。
笑
理彩子さんは今回の事件で散々な目に遭っていますね。
愛車を山道で壊されてしまうしww
閑話の「謝」の逃げる湊、追う巫女さんの図はおもしろかった。
なんかその光景が想像できたww
爆笑
さて、今回の怪異〈鏖〉の最期には胸を締め付けられました°・(ノД`)・°・
たくさんの命を奪ってきた怪異なのに、その正体とは――
ずっと封印されていれば、今回のような事件は第一話で終わっていたわけで。
第2巻を読んで、総本山は俗物ってことがわかりました。
そうなると御蔭神道は狂信者か?
笑
怪異は確かに恐ろしいけれど、それを上回る人間の欲。
やれやれ……って感じです。
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今回は1つの怪異をめぐっての物語だったのでボリュームが少ないと考えていたが、一話で解決したと思った後のどんでん返しや最後にこれまでの全ての現象が繋がっていく様など素晴らしい。
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シリーズ第2弾。
今回の怪異は「鏖(みなごろし)」。
最初、湊は依頼を断ったのだが、総本山と御蔭神道の手練れが
やられたことで、押しかけ弟子達に無理強いされ、
受けると言ったのはお前らだと意味深なセリフを吐きながらも
依頼を受けた。
そして裏に隠された秘密を暴いてしまうのだが
それだけでは終わらなかった。
怪異の正体には驚いたけど、成り行きを知ったら切なかった。
ウルッとしてしまいました。
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シリーズ2冊め.
1を読んでから結構時間開いちゃったけど面白かったよ.
科学の力で妖怪退治.
今回もまたとんでもない方法で.
ミナトさんまじかっけーっす.
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衝動買いしたシリーズ(笑)
1巻より薄かったからか、前の巻より短時間で読み終わりました。
ラストは切ない感じ。
怪異が可哀想というか、頑張ったねというか。
後日談で余韻は吹っ飛びましたけどね!
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なんだかんだ言って、ユウキも沙耶も先生見習って逞しくなってきてますね!ミナトは相変わらずですが。
協力者が若干名増えました。別の世界で生きてる風な人なので、今後どういう関わり方するのか気になります
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このシリーズはいいですね。腐な要素はほとんどありませんが、男女間の恋愛的な要素もほとんどないので、普通にミナトの格好よさや下品さに萌えながら楽しく謎解きができる点がいいです。
キャラクターもかわいいのばっかで、こんなに女受け良さそうな女子高生キャラも珍しいと思いました。
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江戸時代 村人すべてを惨殺した怪異「ミナゴロシ」
長く封じられていた怪異が解き放たれたわけ
昔はなかった現象か起こる理由
今回の作品も面白かったです
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今回は少し短かったかな?
何か気づいたら読み終わってました(笑)
最初には想像もつかない結末はやっぱり惹かれるものがありますね!
そして、相変わらずのミナトのかっこよさと言ったらもう。大好き。
早く3巻買わなくちゃって感じです。
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「0能者ミナト2」
江戸時代、寛延年間に村人すべてを殺戮したという怪異「鏖」。長く封じられていたはずのそれが、眠りから覚めた。総本山、御蔭神道の名だたる手練が犠牲となり、関係者を震撼させていた。へそ曲がりで有名な九条湊の仕事を選ぶ基準は「面白いかどうか」、そんな彼の腰は重い。しかし、この事件には恐るべき秘密が潜んでいた。
怪異が自分の意で人間を喰うこともあるが、人間が怪異を利用することもあるということを痛感する第2巻。最終的に事件を解決する湊は総本山に捕まり、ユウキや沙耶と離れ離れになるなど、第1巻には無い展開もあります。
とにかく今回一番良かった点は怪異である「鏖」です。当初、この「鏖」自身が人間を積極的に喰らっていたと思われましたが、実際、その事件にはある布石(人間)がありました。そして、湊がその布石を取り除いたら真の「鏖」が登場して、その「鏖」を倒せばよいと思ったら、そこには実に練られた背景がありで「鏖」を突き詰める展開がじっくりと進みます。そして、「鏖」を倒す所でも怪異とは無縁な科学的現実的要素も揃っていて、最後の湊のシーンもお見事です。なるほど、総本山と湊の価値観の違いはこれからもしっかり続いてきそうです。
また、第2巻では沙耶とユウキの活躍も登場します。沙耶は真面目さを生かした調査と湊との掛け合い、ユウキは法力と生意気を生かした湊との掛け合い。お見事。しかし、気になるのは湊と総本山の関係です。湊はああ見えてかなり周りを理解していると見受ける。
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鏖は読んでいて意外とおもしろかったし、せつない終わりだった。
ほとんどは人間の都合のせいであり、鏖としては悪気はなかったのが現代ゆえの異形がやったような手口っていうのもおもしろかった。
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そもそも設定が好き。
法力など人ならざる力を持って人ならざるモノへ挑む人々。
しかし主人公は何の力も持たない0能者としながらも数々の修羅場をくぐり抜けてきた異端の存在。
人間の知識ってすごいなー
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厄介なのは怪異よりも人の悪どさ。そんなテーマで進んでいそうなシリーズ第二弾。被害の割には最後はあっけないですけど、正体を暴けば対応は決まる、ってスタンスが面白くなる視点なんだと思います。
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やっと最後まで読みきった。
序盤の説明が長くて。後半は怒涛のように物事が動いていく。僧侶が躍起になるその様は時折、滑稽に写っておもしろい。滑稽なのはもちろん全て湊の手の上で踊っているから。
相手が怪異だから、湊流解決策は毎回度肝を抜かれる。今回ももれなく驚き必至!落とし前着けるところまで、そう最後まで読むことをオススメします。
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怪異を霊能力ではなく科学で倒す男の話、第二弾。
読んでてよくわからなくなってしまって、何回か読んだんですが。
ミナトは決していわゆる科学者のように「怪異はいない」という前提を押し付けてくるわけではなくて、「怪異はいる」けど、その怪異を「科学で倒す」という話だったのだなあ……と再確認しました。
でも、今回は話が宇宙にまで飛んでしまっていて、さすがに話の規模が大きすぎて一瞬、理解できなくて気が遠くなりました。
話の規模は大きいけれど、なんだかちょっと切なくなる話だったりもしました。
ミナトはミナトだったんですが……
物事を科学で分析するとこうなる、みたいなものを楽しめる人にはオススメできる話です。
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0能者ミナトシリーズ2作目。
湊の能力(知恵)に一目置いている沙耶。
湊の能力(知恵)を認めながらも信じきれないユウキ。
総本山の法力僧が山中で亡くなった。
ただ一人、生き残った僧がいるという。
依頼書を読んだ湊は、大まかな流れを読み取ったうえで沙耶とユウキに言い放つ。
「これを受けたいと言ったのはおまえ達だ」と。
総本山が実益を得るためにあえて封印を自ら解く。
名声や出世のためには手段を選ばない。
のし上がるために踏み台にされた者たちには恨みが残り、彼を復讐に駆り立てる。
自分たちの悪事を隠すために湊をスケープゴートにしようとする総本山。
声を大にしてもっともらしいことをわめく人間に限って、モラルも正義も、そして正当性もない。
湊と沙耶、ユウキはまだまだ始まったばかりの新しいチームだ。
二人が戸惑いながらも、戦いをとおして徐々に湊への信頼が少しずつ強くなっていく過程が面白い。
次はどんな奇想天外な方法を見せてくれるのか。
楽しみだ。
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怪奇現象と科学と言うのは小野不由美さんの、ゴーストハントシリーズにも有ったけど、検証のまどろっこしさがない分こちらの方が読みやすい
この手のキャラクターは、慇懃無礼かオレ様になりがちでそう言うのが鼻につく事が多いけど、ミナトはどちらでもなく失礼なんだけど憎めない感じが好き
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各章の題名は漢字1文字のあてられる。難しく読めないものもあり。今回の物語は1話正編と続編という構成。
怪異による多くの死者が出たが、一部では人災つまり犯人がいた。これをきっかけに、本物の怪異が封印を解かれる。
科学的な説明では蜃気楼現象を引き起こす怪異だが、不思議なところは解明されていない。
今のところ内容に魅力がない。
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霊能力を持たずに科学的な分析で悪霊を退治するという設定はそれなりに面白いんだけど、それだけでは継続して読むにはキツイかも。
もう一つストーリーに深さが加わらないとこの先飽きてしまいそう。
3作目はどうだろうか。
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怪異に対する特殊な能力を持たない男が怪異退治をする話。
江戸時代―寛延年間に村人すべてを殺戮したという怪異「鏖」。長く封じられていたはずのそれが、眠りから覚めた。総本山、御蔭神道の名だたる手練が犠牲に。人を跡形もなく吹き飛ばす、前代未聞の怪異―だが湊の腰は重い。皮肉げに「解決してみせるが、期待はするな」と不可解な言葉を放つ湊。実はこの事件には恐るべき秘密が潜んでいた。
今回はちょっと組織との対決(?)みたいな部分もありつつ。
相変わらずの皮肉屋の湊がこの話の魅力ではないでしょーかね。
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ますます、零能者というより、
ゴーストハンターに近づいてるね、湊。
怪異の謎、真空というところまでは辿りつけたのに、
減圧症に気づけなかった!
ダイビングのライセンス持ってるのに。
今回、沙耶ちゃんとユウキは出番なかったけど、
着実に良い助手役が板についてきてるね。