【感想・ネタバレ】0能者ミナト<2>のレビュー

あらすじ

江戸時代 ── 寛延年間に村人すべてを殺戮したという怪異「鏖」。長く封じられていたはずのそれが、眠りから覚めた。総本山、御蔭神道の名だたる手練が犠牲となり、関係者を震撼させていた。 へそ曲がりで有名な九条湊の仕事を選ぶ基準は、「面白いかどうか」 だという。人を跡形もなく吹き飛ばす、前代未聞の怪異 ── だが湊の腰は重い。皮肉げに 「解決してみせるが、期待はするな」 と不可解な言葉を放つ湊。 実はこの事件には恐るべき秘密が潜んでおり ──。事態は驚くべき展開を見せていくのだった!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 怪異を霊能力ではなく科学で倒す男の話、第二弾。

 読んでてよくわからなくなってしまって、何回か読んだんですが。
 ミナトは決していわゆる科学者のように「怪異はいない」という前提を押し付けてくるわけではなくて、「怪異はいる」けど、その怪異を「科学で倒す」という話だったのだなあ……と再確認しました。
 でも、今回は話が宇宙にまで飛んでしまっていて、さすがに話の規模が大きすぎて一瞬、理解できなくて気が遠くなりました。

 話の規模は大きいけれど、なんだかちょっと切なくなる話だったりもしました。
 ミナトはミナトだったんですが……

 物事を科学で分析するとこうなる、みたいなものを楽しめる人にはオススメできる話です。

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2019年09月01日

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