葉山透のレビュー一覧
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読書録「0能者ミナト3」4
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p8より引用
“普通の死刑囚は移送された当初、取り乱し
ていることが多い。あるいは最初は静かでも、
死刑が近づくにつれ取り乱す。病気を訴えて
みたり、再審請求を提出し系の執行を先延ば
しにしようと必死になったりする。”
目次より抜粋引用
“第一話 『蘇』
第二話 『夢』
閑話 『贈』”
霊力や法力を持っていないにも関わらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
競馬に勝ってご機嫌に事務所へ帰ってきた主人公・九条湊、ソファにいるいつもと違う人物に軽口をたたくミナトに対し、その人物は黙って名刺を渡 -
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読書録「0能者ミナト」4
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p34より引用
“ユウキ君らしくない考え方だと思いますよ。
信じて積み上げてきた努力をあっけなく否定
されて、喜ぶ人間はいません。君ならわかる
んじゃないかな?”
目次より抜粋引用
“第一話 『嫉』
第二話 『呪』
閑話 『告』”
霊力や法力を持っていないにもかかわらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
歴史を調べても何時からあるかわからない、街の中心にある人が踏み入ってはいけない場
所。地元の住人は禁足を守って立ち入らない
その森に、好奇心を満たす快楽の為だけに土
足で踏み荒らす集団が現れ -
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0能者ミナトシリーズ1作目。
タイトルにある「0能者」とは零能者。
つまり能力をまったく持たない者、という意味だ。
怪異を討つためにミナトは能力以外のものを使う。
科学の知識に裏付けられた方法だったり、ミナトが0能者として生きてきた経験によって培われた知恵でもある。
毒舌で人を食ったような態度がミナトの通常仕様だ。
実は褒められることが苦手だったり、他者を護ろうとする気持ちが強かったりと、表面からだけではわからない人間性を隠していたりもする。
0能者、九条湊。
御蔭神道の巫女、山神沙耶。
総本山の天才少年、赤羽ユウキ。
他の能力者たちが手に負えない怪異たちに、三人は協力しあい立ち向かう。
主 -
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怪異に対して、論理的に分析し、科学等の知識を用いて立ち向かっていく異端の怪異退治請負人の活躍を書いたシリーズ。
構造的にミステリーとしての側面が強く、一種の探偵もの的な雰囲気が味わえる。
こういった架空の現象を題材にしている物語は、少し間違えれば設定の破綻を招いてしまうが、このシリーズに限ってはそのような過ちはなく、9巻まで続いている事もその緻密に練られた構成を裏打ちしている。
しかし、このシリーズの魅力はなんといっても主人公であるミナトの魅力にあるだろう。
最弱からの逆転という話は、古き良き王道であり、昨今でもそのような作品が多く人気になっている。
ミナト自身も、霊能力等を持たなず、同業