葉山透のレビュー一覧
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第2弾!
怪異討伐の大御所といえる御蔭神道と総本山、その二つが解決できないような怪異の討伐を、目の前の男性は成し遂げてしまう。
しかし、逆に言うと現実的って事か…そんな都合良く怪異討伐の組織ないし。
でも、怪異は、認めつつ、退治というか、解決方法だけ現実的。
今回の怪異は、
鏖(みなごろし)
う〜ん…こんな漢字あるんや…
なんか、人潰れるわ、爆発するわ、エグい。神様の方も、仏様の方も手も足も出ない…
で、湊さん登場!
でも、こんな怪異出させたのも、やはり人間。それも退治する組織が…
なんか、人間のエゴが…
お決まりやけど、やはり怖いのは人間というパターンやな…
しかし、怪異は、怪異として残すべきだと。
怪異は現代の基盤になってる啓蒙思想に相反する存在で、現代人の思想基盤が揺らいでしまう。社会が根底から崩れかねない。下手すると怪異がいるとわかるだけで世界は崩壊だ。
まぁ、そうやけど、なんか人間、傲慢やな。全て知ってる気でおる。怪異も人間が、分からんだけって考えないの!
今回のは、怪異の行動が、悲しい…
封印勝手に解かれて…
自由になって、行きたいとこは…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
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Posted by ブクログ
日々進化するAI、その恩恵を受けて私たちの日常生活はますます便利になっていく。最短最速で最適解を求められるようになった世の中、確かに便利にはなったけれど、「果たしてこのまま考えることの大部分をAIに任せてしまってよいのだろうか?」
誰もがそんな疑問を頂いているのでは?
この作品を読んでそんな風に感じた人は私だけではないはず。現時点でのAI技術のレベルは通過点であってゴールではない、近い将来さらに進化したAI技術は人間社会にどのような世界をもたらすのか。この作品を読み終えて私はまずこの言葉が浮かんだ。
【人間は考える葦である】
あまりにも有名なフランス思想家パスカルの言葉。
人間が人間の尊厳を失わないために、人類が改めて認識しなければならない原点。AIを利用しつつも、人類は考えることを放棄しない。
AIは最適解を求めるプロセスにおいて最短最速を追求するあまり、主たる「人類」を決して排除してはならないのだ。 -
Posted by ブクログ
読書録「0能者ミナト5」4
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p143より引用
“「心の贅肉をそぎ落とす。富をすべて捨て
なければならない。そうすれば死者と自由に
会えるようになる。それが彼岸の会の教義な
んです」”
目次より抜粋引用
“第一話 『石』
第二話 『詐』
閑話 『避』”
霊力や法力を持っていないにも関わらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
田舎のまちおこしの展覧会場で受付をする
女性職員、客も来なさそうな様子に、閉館し
ようと同僚と話している所へ、二人の客がやっ
てきた…。
上記の引用は、降霊術を売りにする団体に
ついて語る僧侶・孝元の台詞。
何とかして人の財布の手を入れようとする連
中が、現実にもフィクションにもいて嫌にな
る話です。ただ、物語の中でなら、ちゃんと
因果応報となることも多いので、話のネタと
しては面白くはあります。人を嘲った主人公・
ミナトに因果が巡るのもフィクションなら笑っ
ていられます。
一話目には、妖怪と言えば必ず出てくる大
物が登場。主人公・ミナトの助言もほとんど
なしにその大物との戦いを繰り広げる、巫女・
沙耶と法力使い・ユウキの活躍が描かれてい
て、二人のファンには嬉しい巻となっていま
す。
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Posted by ブクログ
読書録「0能者ミナト3」4
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p8より引用
“普通の死刑囚は移送された当初、取り乱し
ていることが多い。あるいは最初は静かでも、
死刑が近づくにつれ取り乱す。病気を訴えて
みたり、再審請求を提出し系の執行を先延ば
しにしようと必死になったりする。”
目次より抜粋引用
“第一話 『蘇』
第二話 『夢』
閑話 『贈』”
霊力や法力を持っていないにも関わらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
競馬に勝ってご機嫌に事務所へ帰ってきた主人公・九条湊、ソファにいるいつもと違う人物に軽口をたたくミナトに対し、その人物は黙って名刺を渡す…。
上記の引用は、一話プロローグでの一節。
自分は死にたくないのに、死刑判決を受ける
ということは、複数人を殺しているんでしょ
う。おかしなもんです。通り魔の現行犯など
は、今よりも早く裁判が進んでもいいのでは
ないかと思います。
どれほど不可思議な出来事でも、現実から
手段を講じる事が出来るという物語の展開が、
知的探究心が旺盛な方にはよく響く作品では
ないでしょうか。
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Posted by ブクログ
読書録「0能者ミナト」4
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p34より引用
“ユウキ君らしくない考え方だと思いますよ。
信じて積み上げてきた努力をあっけなく否定
されて、喜ぶ人間はいません。君ならわかる
んじゃないかな?”
目次より抜粋引用
“第一話 『嫉』
第二話 『呪』
閑話 『告』”
霊力や法力を持っていないにもかかわらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
歴史を調べても何時からあるかわからない、街の中心にある人が踏み入ってはいけない場
所。地元の住人は禁足を守って立ち入らない
その森に、好奇心を満たす快楽の為だけに土
足で踏み荒らす集団が現れ…。
上記の引用は、法力僧達の総本山の渉外担
当・荒田孝元が、十歳の法力使いの少年・ユ
ウキに向けた台詞。
自分でもあまり意味のない努力だなと思って
いても、それを続ける事が楽しみになってい
ることを悪く言われたくはないものですね。
日頃から気を付けていたい考え方だなと思い
ます。
超常の能力や現象がある現代を舞台に、そ
れらの能力無しに現実的な手法を駆使するひ
ねくれた主人公・ミナト。ミナトの言動が現
実的ではありますが、その性格が合わない人
には読み辛い作品かもしれません。怪奇・超
常の力や呪いに対してのミナトの戦い方は、
感心せざるを得ません。
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