葉山透のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読もうと思いつつ一ヶ月半もほったらかしてたが、ようやく読めた。
全炭素生物を絶滅に追いやる最悪の遺産災害、珪素生物の大侵攻をどうやって食い止めていくかがメインストーリーで、クレールとその母親の物語が進行していく感じ。闘真があんまり活躍できていないように感じた。多分由宇との絡みがほとんど無かったからだと思う。むしろ八代とマモンの絡みがいい感じにあって、こっちの方がニヤニヤした。
全体でみると、次でロシア編が終わって新しい章が始まるんだと思うが、そろそろ決着つけてくれ。だいぶ長い期間やってるから、最初の頃のストーリーを忘れてしまった。
ドラマCDになったのにソコからのメディアミックスがないのはどう -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻から2年超開いての続きは風呂敷が更に広げられますが、
それまでの展開が既に常軌を逸しております。力を持つ者達の都合の良い展開と見るよりは、
常人の域を超えた世界の鬩ぎ合いと受け止めるのが良いかと感じます。
一般社会、生活の中で万能者が活躍している訳ではないので。
この様な非現実的、常ならない世界を描いた作品では、その設定如何で綻びが生じ、
世界観を損なったり、作者の文章力如何で現実感を損ね、
嘘っぽさを強く意識させてしまう事が多々あるかと思います。
しかしこの作品に於いては徹底してシリアスに描かれ、設定も確固たるものがあるので、
SF的要素とアクションとが程良く融合した作品に仕上がっている -
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Posted by ブクログ
ネタバレ一巻を読み終えてから、なんだかんだでそのままの勢いで読み進んでしまった、ルーク&レイリア二作目。
今作はちょっとだけふたりの距離が縮まった感じでしょうか。
前作ではあまり無かった立ち回りも多く描写されていますし、ミステリ部分は意識しなくても楽しめます。
にしても「私たちで育てればいいじゃない」に慌てるルークに対してあの反応…わざとなのか天然なのか…
頑張れ、ルーク!(わくわく
相手のことはまだよく知らなくても、信用できるなんていいコンビですよね。
…まぁルークがレイリアのことを知らないだけで、レイリアはエドから色々話を聞いてるんじゃないかと思うんですが(笑
というわけで、このままの期待感 -
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Posted by ブクログ
読み終わったのでレビュー更新
はじめて読む作者さん、他の方のレビューを見ると9Sに比べると、こちらは評価が低いようですが。
まず思ったのが、文章が読みやすいということです。ここのところアイリスで読んだ本は、どこか言い回しが奥歯に引っかかったような感じというか、すっと入ってこない文章が多くて、ストーリー自体はそう嫌いでもないのに、読みにくさばかりが鼻につく作品が多かったのですが、これは違いました。
そしてメインキャラ二人の設定が秀逸です。二人とも18歳には見えませんがそれはともかくとして、ルークの有能なようでちょっと抜けているところとか、レイリアの上からキャラとか良いです。好きです。
ミステ -
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