葉山透のレビュー一覧
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ネタバレ怪異を霊能力ではなく科学で倒す男の話、第二弾。
読んでてよくわからなくなってしまって、何回か読んだんですが。
ミナトは決していわゆる科学者のように「怪異はいない」という前提を押し付けてくるわけではなくて、「怪異はいる」けど、その怪異を「科学で倒す」という話だったのだなあ……と再確認しました。
でも、今回は話が宇宙にまで飛んでしまっていて、さすがに話の規模が大きすぎて一瞬、理解できなくて気が遠くなりました。
話の規模は大きいけれど、なんだかちょっと切なくなる話だったりもしました。
ミナトはミナトだったんですが……
物事を科学で分析するとこうなる、みたいなものを楽しめる人にはオ -
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「死なない死刑囚を殺してほしい」
という奇妙な依頼が公安からやってきた。
「死ねない」過ぎて、「死」を愛する殺戮者。
死ねないからこそ、「死」を与えて回る。
「絞殺」「毒殺」「銃殺」……様々な殺し方を行ってもまったく死ななかった死刑囚を「殺してほしい」という依頼に湊はどう答えるのか?
という話でした。
ちょっと前の巻を読んでから時間が空いてしまっているので、話の流れがよくわからなくなってしまっているところもあるのですが……
読んでみて、そういえば、霊能力も法力もない男が科学で怪異を解決する話。
でも今回は科学……というよりも、屁理屈……のような気がしてしょうがないです。
ま -
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古来より言い伝えられてきた「船幽霊」の基本定義。
柄杓で細々と水を汲み船を沈めようとする。
今よりももっと規模の小さな船が主流だったころは、それでも船幽霊によって沈没させられた船もあったかもしれない。
けれど船体は巨大化し、小さな柄杓でどれほど海水を汲み上げようが船を沈めることなどできない。
湊を悩ます「船幽霊」に行動原理と、現実に起きている状況との違和感。
湊はそこに科学的で論理的な解を見つけ出す。
ヒントは読者の前に提示されていたのに、まったくそのことに気がつかなかった。
もちろん、科学的な知識が必要なことはわかるけれど、何となくでも思いつかなかったのは少し悔しい。
豪華客船が舞台というこ -
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「0能者ミナト」シリーズ3作目。
「蘇」
湊が選んだ解決方法がとても面白かった。
何をしても死なない。
怪我をしてもすぐに治癒してしまう。
生きることに飽いてしまった姫川は、退屈しのぎに罪もない人たちの命を奪う。
何故姫川は不死身となったのか。
そして、姫川の息の根を止めるためにはどうしたらいいのか。
一徳和尚はとても素晴らしい力のある高僧だったのだろう。
だから、命をかけた願いを仏は叶えた。
だが、自分が一徳の命と引き換えに生き延びたことも、命がどれほど尊いということも姫川にはわからない。
ただ、何をしても死なない。
死ねない体に飽きているだけなのだから・・・。
論理的に組み立てられた湊の -
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0能者ミナトシリーズ2作目。
湊の能力(知恵)に一目置いている沙耶。
湊の能力(知恵)を認めながらも信じきれないユウキ。
総本山の法力僧が山中で亡くなった。
ただ一人、生き残った僧がいるという。
依頼書を読んだ湊は、大まかな流れを読み取ったうえで沙耶とユウキに言い放つ。
「これを受けたいと言ったのはおまえ達だ」と。
総本山が実益を得るためにあえて封印を自ら解く。
名声や出世のためには手段を選ばない。
のし上がるために踏み台にされた者たちには恨みが残り、彼を復讐に駆り立てる。
自分たちの悪事を隠すために湊をスケープゴートにしようとする総本山。
声を大にしてもっともらしいことをわめく人間に限って、 -
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オカルトというか、ホラーというか。内容的にはそっち系だが、実際のところただの人間ドラマのようにも思える。
術者的というか、科学。
面白かったから続きが読みたいとも思うが、しかしながら物凄く読みたいと欲求が先走るような感じでもない。
普通に面白い。そんな風味。
あらすじ的には、オカルトホラー的展開に対して、対処能力が知識のみ、というもの。映画『ゴーストバスター』みたいな感じなのを、ノリを日本風しっとりにした感じ? いや、共通点は全くないが。
ただ、世に溢れるホラーな恐怖感やら、出会っちゃったらどうにもならない、的な怖さはなく。あれ? じゃホラーじゃないのか?
どちらかというと、どうにかすりゃ