黒星紅白のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
わたしは多分、この物語を読むために生まれてきたのだと思う。
テキスト、構成、キャラクターの生き、どれをとってもピカイチで一気読みした。柔らかなタイトルとあらすじから想像できるポップな雰囲気はとてもなくて、夜の闇の友情と心と心が分からない人とが出てくる。
語られるのは同じことなのに、こうも主観が異なると違う物語になるのか。同じものを見ているはずなのに全然違くて、その見せ方が非常に鮮やか。だって一章からはこんなに結末ですこんな話になるなんて全くもって想像できない。
変猫シリーズのようなポップな恋愛はないけれど、さがら総が好きなら読んで損はない。いや、読まないと損をしている。あらすじがミスリー -
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Posted by ブクログ
ネタバレ時雨沢先生無双作品第2弾。
途中中断するのがとても難しいほどテンポよく進むので時間確保して読むことを強くお勧めしたい。
どんぱちシーンがさらに増えてて、1巻楽しめた人はさらに楽しく読める気が。
銃器は相変わらずよくわからんけどついに二周目で検索しながら読みました。
「フカちゃん」が堪らなく好きです。
可愛い、かっこいい、可愛い!!
個人的に時雨沢先生が「ゲーム実況」の話を作品内に入れてきたのは驚きました。
割と今現在旬なネタを「昔は・・・」という文面で入れてきてるのだけど、つまりこの時代にまだゲーム実況があると判断して入れたのかと思うと「へぇ」って思ったり。SAO本編はその辺触れてな -
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Posted by ブクログ
下巻。トレイズと囚人四十二号の対決。
遂にこの巻でトレイズの正体がリリアに伝わった。だが自分から明かした訳ではなく囚人にバラされてしまうという、なんとも情けないもの。ただそれもトレイズらしいなと納得させてくれる。
アリソンの出番はだいぶ減っているがトラヴァスは度々登場している。こういうところを見ると、やはり「アリソン」という作品が根幹にあるのだなと思う。あくまで続編という立ち位置。
それにしても囚人四十二号には驚かされた。同性愛者であり幼子から少年を愛する異常者。さらに愛した者を殺してしまい、その人数は60人にものぼる。ただその殺人描写はされず、そのキャラクター性から不愉快な人物ではない。アリ -
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Posted by ブクログ
ネタバレおなじみコンビの最新作ですね。
正直、ラノベの定義云々に少し触れられてますが、
物語的にどうなのよ、なのが上巻の展開でした。
が、くっそう面白いぞ!
ただ、これは私が作品内で描かれていることに大いに
興味があるからかもしれません。
「バクマン。」などがお好きな方にはものすごく
楽しいと思います。
が、ノウハウをある程度知っている方には
物足りないかも、な「入門書」みたいな展開。
くどいですが私はこういうの大好きです。
ところで、主人公の書いているものの流れに何となく覚えが、と
思ったら「「キ×の×」にそっくりだ!
(昔は全然似てないんですが、近年の刊行がそうなハズ…)
これは確信犯かた