黒星紅白のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
«「筆者の意図」を考えよ»
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人生について、この世の仕組みについて、そして少し嬉しかったり悲しかったり、愛しかったりすることについて、少し立ち止まって考える機会を与えてくれる本です。
抽象的な詩と優しいタッチのイラストで、貴方を少し不思議な世界へと誘います。
そのまま読んでもなんだか不思議な気分になって面白いのですが、「筆者は何を伝えたいのか」を考えながら読むと、戒めや前向きなメッセージが読み取れて、心を揺さぶられます。
疲れた時、なんとなく元気が出ない時に読むと、自分が恵まれた環境にいることを思い出してありがたい気持ちになったり、悩みが少し軽くなる気がして、元気を貰え -
Posted by ブクログ
刊行リアルタイムでハマって、10数巻まで読んでいたシリーズ。手放してしまったが、愛蔵版発売を知り懐かしくて購入。
いくつもの小さな国を訪れてまわる、キノとエルメスの旅物語。常識や善悪を問い、人が心の中にしまっている社会的に不都合な感情や価値観をつついてその存在を自覚させるような、アイロニーに満ちたファンタジー。
この巻ではやはり『大人の国―Natural Rights―』が外せない。"旅人キノ"のはじまりの話。大人に"なる"ってホント、どういうことなんだろうな。
それからシズと出会う『コロシアム―Avengers―』。キノやシズの怒りは正当なものだけど -
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Posted by ブクログ
昔と比べて、いまでは一般レーベルとライトノベルの垣根は小さくなっていると思う。
とはいえ、ライトノベル独特の物語というものもある。
まさに、本作はライトノベルらしいライトノベル。
テーマは人と人との主観の違いということだが、そのことを描くために吸血鬼を登場させたり、「正義の味方の敵」という表現があったりするのは、まさにライトノベル特有という感じ。
もしライトノベルに対して抵抗がないのなら、読んでみてもいいかもしれない。
章ごとに印象の変わる登場人物。各章に含まれている謎が、最終章で収束していく様は、読んでいてミステリーチックで面白かった。
こういう小説を読むのも、たまにはいいかもしれない。 -