感情タグBEST3
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王家の絶えた小さな王国、訳ありな村、囚われるふたり、迷い込む英雄、首都へと連れて行けと訴える村娘、暴かれる陰謀、真昼の夜、偽物たちの物語。
巧いなー面白いなーとぐいぐい読む。説明し過ぎず淡々としながら、過不足なしの爽快な読後感。
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今回は、前作から数ヶ月後の冬期休暇。アリソンに強力に進められて行った、研修旅行先でヴィルを待ち構えていた出来事たち。
元気…と一言では言えないアリソンの魅力満載。しかし、地味にヴィルが要所要所をしめていて、ヴィルのその後を考えると、なるほどな〜と思います。
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あの大発見から季節は巡り、冬。
アリソンの厚意により、学校の研修旅行に参加する事ができたヴィル。
しかしそこはアリソン。金だけ貸して自分はただおとなしくしてるなんて事はなく、今回も波乱の事件の幕開けです。
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やっべー、やっぱ超好み。
なんだろう…この独特のさっぱりすっきりほっこりした後味(*´ω`*)たまらんなぁ…
とりあえず今回も、
ベネディクト!惚れてまうやろー!(笑)
この巻で新しい重要人物が出てきます。
黒髪で芯の強い女の子…どストライクじゃないですか…私もフィーって呼びたい…。
ティーと若干かぶるやないかと思ってスイマセン。とても魅力的かつ可愛いキャラクターです。
あらすじのほうは…歴史的大発見の英雄様がまた大活躍するということで…。
読めばわかる! 読んでください! ワクワクドキドキが絶対待っているに違いない!
すっかり時雨沢さんファンの私でした。
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アリソンのヴィルに対する想い…が、頭はいいのに恋愛には鈍感なヴィルは気づかない。このすれ違い具合が実に微笑ましい。また、アリソンと、アリソンに負けず劣らずな新キャラ『フィオナ』の発想や、ベネディクトの新たな恋の経緯も面白い。それと、一巻分常に起こるドタバタも見所だ。・・・今回はヴィルが意外と積極的に首突っ込むな。
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アニメより劇的だけど、ものすごく壮絶。アニメにするにはちょっと難しいでしょうね。
それとヴィルくんの活躍がすごい。どうしてあれで6位なんだ?;p
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カー少佐大活躍!アリソンが欲求に忠実でこっちの期待を裏切らない。しっかりエンターテイメントだし、この巻も本当にスッキリまとまっていて気持ちいい読後。
「真昼の夜」が上手く使われていて、印象的なシーン。
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時系列としては前回の続き、話としては別の話である。今作は前作ほどの壮大感は無いもののテーマは1巻と同様とおもわれる。「隠された秘密とそれを明らかにするために嘘をつく」といった点だろうか。
今作も話はさくさくと進み読みやすい。キノの旅と違い前作の革新的なネタバレが堂々と出てくるので順番に読むことをおすすめしたい。作者のあとがきにもそう書いてある。
ただ、前作と比べるとスケールダウンした感じが拭えない。普通RPGなどの冒険ものでは各地の問題を解決しつつ成長した主人公たちが最終的に世界を救うという話が王道であるが、今作は逆を行っているのでしょうがない部分はある。
物語随所に思わせぶりな台詞や描写があり、ナゾを残したままことは解決。その後、頭の回転の早い主人公の推理と当事者の話によりそのナゾが明かされるのでスッキリはする。別に推理ものではないので構わないが、本編中のヒントが少なすぎて読者が推理するための十分な情報が無い。
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前回見せ場が少なかった英雄さんが、男気を見せた作品じゃないかと思います。
前作では主人公の二人の行動がメインとなっていたために見えにくかった、
二人を取り囲む環境がより具体的に見えてきたのではないでしょうか。
飛行機などについての解説は、
相変わらず、と言ったところですね。
このシリーズは、嘘つきが多い物語なんだなと感じさせてくれる作品でした。
個人的に、サブタイトルや作品内での描写を含め「真昼の夜」という表現が大変気に入っています。
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面白かったです、すごく。
前回で物語は完結していたのに、「Ⅱ」なんて一体どんな展開になるんだろうと楽しみにしていたけれど、楽しみにしていただけありました。ヴィル、アリソンは言うまでもなく好きだけど、ベネディクトさんもだいぶ好きになりました。何気に最後にはフィオナさんと約束事までしているし、ちゃっかり者感は否めないけど、かなり好感。
友人も登場回数少ないくせに面白いし、たくさん笑わせてもらいました。決して薄い本ではないのに、あっと言う間に読み終われちゃう。あとがき・作者近影もいつもにも増して楽しかったような気がする。ヴィルはあんなにも冷静で頭もいいのに、どうしてああも鈍感なんだろう。その分、隣でやきもきする可愛いアリソンが見れるからいいのだけど。アリソン、ほんと可愛いなぁ。扉絵の二人の寝顔も最上級に可愛いし。
物語はテンポ良く進んでいってるけども、王女様の話はよくよく考えてみれば結構重い話ですよね。王女様の取った行動と想いの深さは、勝るものなく王家に相応しいものだったように思います。読み終わってから序章を読むと全て理解できるのは前回と同様。今ではすっかりアリソンファンです。
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時雨沢恵一長編シリーズ第二弾。
アリソンとヴィルはもちろん、今回はベネディクトが大活躍
時雨沢作品でおなじみの最後まで読むと解る序章は今回も健在。
純粋にスカッとする冒険活劇。最近の萌え系ラノベが苦手な人も
読みやすいだろうし個人的には少し前のラノベという感じでとても
楽しい。
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アリソンとヴィル、ベネディクトの大発見によって、ロクシェとスー・ベーイルの戦争が終結してから半年後の物語です。
ヴィルはアリソンに強く勧められて、イクス王国への研修旅行に参加することになります。ところが、旅行先に現われたアリソンに強引に連れ出され、壁画発見の「英雄」となったベネディクトと再会します。
アリソンとヴィルの二人はイクス王国の観光に出かけますが、とつぜんの吹雪によってゆく手を阻まれ、近くの村を訪ねることになります。一方、任務を抜け出してアリソンたちの後を追ったベネディクトも、やはりその村に住むフィオナという女性に出会います。ところが、ベネディクトが彼女に首都でおこなわれる演説会のポスターを見せたところ、彼女は自分を首都に連れていってほしいと、必死でベネディクトに懇願しはじめます。やがてヴィルたちは、十年前に謎の火事によって断絶したイクス王家とフィオナとの関係を知ることになります。
ストーリー自体はそれなりにおもしろく読めましたが、第1巻でいきなり戦争が終結したところからどんな物語が始まるのだろうか、という期待があったので、ふつうのストーリーで拍子抜けしてしまいました。
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第1巻が割と綺麗に終わっていて
続編でどう物語が展開されるのか掴みきれないまま
読み始めて中盤あたりまでそんな状態が続いたので
物語に入り込めないまま終わりになってしまった。
ただ、振り返ってみれば割と悪くない話だったなという気はする。
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アリソンシリーズでは一番嫌い。
ヴィルがアリソンに拉致誘拐されてからフィーがベネディクトと仲良くなるまでの下りは読んでて微妙にイライラする。
再度読むときはとりあえず村の下りはとばす。
オチとかフィーが犯人さんに呪われて返す言葉は好き。
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アリソンシリーズ第二弾。
今作も主役はアリソン&ヴィルです…が、ぶっちゃけベネディクトこそが今作の主役です。
今作も前作同様大きな陰謀が絡みながらも、無理なくスラスラ読めました。
恋愛要素もありつつ、軍事もの陰謀ものでありつつ、軽いミステリでもあるというこのシリーズの「色」がわかってきたところです。
ラストシーンではきれいに伏線が回収されてすっきりでした。
アリソンとヴィルの関係には相変わらずやきもきさせられたけどね。
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通常の小説では、文章がうまくてうなることがあるが、ラノベにはまったくない。この小説も同じだ。ただ、それでもいい作品だと思った。
言語の違いを表現しきれているし、場面の切り替えもキャラクタのかき分けがうまくできているため、ちゃんと自分に届いた。
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<内容>
ヴィルとアリソンの宝の発見によって、大陸に長い間続いた戦争は終わりを告げた。。。
あれからしばらくたった。
ヴィルの冬季研修旅行を聞きつけたアリソンが、とある計画をたてて……
<感想>
一巻よりも伏線が多め。。
最後の伏線回収はなかなか。
あとがきで筆者も言っているように構成が全部あって初めてできたものだと思う。
某ラノベの終りの方の伏線回収っぷりには負けますが、一冊でこれだけの量の伏線を張り、それを回収する作品はそうそうないよに思いますね。はい。
ただ、花の話だとかは印象にまったくなかったりと、張り方がいまいちな部分もやや見受けられましたが……
というか、ベネディクトさん アリソンのこと好きだったんじゃなかったっけ?
最後の方、そんな設定なくなってる気がしたんだけど?wwwww
そんな疑問もやや残りますwwww