あらすじ
男の子と女の子は、隣に住むおばあさんの家に遊びに行き、夜が来るまでのわずかな時間に、いろいろなお話しを聞くのが好きでした。もう、あの村におばあさんはいません。男の子は、小説家になって、女の子は、歌手になって、ときどき、おばあさんのお話を思い出しているのです。――― ドキリとする、ウルッとする、元気になる、胸が痛む、答えを探す、今はいない人を思い出す、そんな“心が動く掌編”25篇を収録。 時雨沢恵一&黒星紅白が贈る“眠るまでのひとときに読む絵本”。オールカラーで登場。
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情報が溢れる今の世の中は、
その分だけノイズも多い。
日々それらに心を揺さぶられ、流されていく。
まるでそれを予言していたかのように、
平成に書かれた作品が
令和へのアンチテーゼとして響く。
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空いている時間に読みたい本です。ほんとに色々考えさせられます。特に「じんせいとうんてん」という話が大好きです。この本を読めば人生を良くできると思います。
大好きです。
作家さんが好きで読みました。
心に寄り添ってくれる、温かいお話でした。
落ち着いたお話なのですが、深いです。シリーズが他にも出て欲しいです。
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絵本と謳いながらも、仕事やプライベートに追われ疲れ果てている人の心にそっと寄り添ってくれる話ばかり。 絵本とは真にはそういうものなのかもしれない。 タイトルの通り、夜、一日が終わり寝てしまう前に一話一話読んでいくのも一興かもしれない。 疲れてしまったり、自分が見えなくなってしまったら、立ち止まってこの本を読むのが良い。
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イラストも一つ一つの詩もとても心に残るものがある。
可愛らしい絵とは裏腹に詩は意外と現実的で自分はどうかなとドキッとさせられたり、胸に刺さるものがたくさんありました。
前作の「お茶が運ばれてくるまでに」も続編の「答えが運ばれてくるまでに」もよかったです!
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かわいらしい絵と時折ぞくっとするような小さな詩集。
詩ってこんな風に作るんだ、ってわかった気がする。ちょっと書きたくなってきた。
ほめる
けなす
つらいこと
がお気に入り。
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「お茶」に引き続き。
本当にこのシリーズには
ドキッと、心動かされますな。
この本で一番心に残ったのは
「さくひん」
周りに流されそうになったとき、
いつも思い出すようにしてます。
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黒星さんの素敵なイラストで飾られる25の掌編。
サクッと読める絵本のような構成は、前作お茶が運ばれて来る前にと同様。「じんせいといううんてん」、「してほしいこと してほしくないこと」がお気に入り。
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ぐさりと来た。
「たいせつ」
そうだよなー、私が溜めてる蔵書とか、ハイドロカルチャーの子たちとか、マステとか。どれだけ私が大切にしてても、興味のない人にはそうじゃない。収集癖があるから、どれも最初は大切だけど、いつかは飽きてぽいしちゃう。自分だってそうなのに、他人から見たらそりゃぁ興味ないわなぁ。
でもやめられないんだよなぁ。だってさ、その中でもずっと大切にしてあるものは、私の命と同じくらいの価値があると思ってるんだもん、今は
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時雨沢さんの詩集。
これは前作(お茶が~)と比べてハッとさせられるようなものが多い印象です。
どちらかというと、キノの旅のストーリーの本質に近いものではないでしょうか。
今作は短くとも心の底で十分に揺さぶられるというものが中心で、前作はほんわかとなってくる、心が温かくなるというものが中心です。
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心動くの25の掌編
-眠るまでのひと時に-
ほっとする・元気の出る「お茶が運ばれてくるまでに」と比べると、ドキッとしたり悩んだりと『エゴ』の面が前面に出ている話が多いようでした。ふんわりとした優しい絵なのが余計に突かれるようです。
「うんめい」から
例え死んでも-生まれてこなかったことにはならない
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詩集その2。
「お茶~」に比べて、イラストがいつもの感じに近くなった。
「てきとみかた」と「まんぞく」のドヤ顔女の子のイラストが最強かわいい。
「てきとみかた」は文章も短いながら凄く説得力があってスゴイ好き。
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今回も、ほっとしたり、はっとしたり、心をつかむ数々の言葉に、
あたたかく可愛らしい絵が添えられ、余白といい行間といい、なんともぜいたくな気分になる本でした。
ほんの何行かの言葉なのに、満足してしまう。
前回のお茶が~を読んだ後、もっと読みたいなぁと思っていたので、今回こちらが発行されて嬉しいです。
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『キノの旅』で知られる時雨沢恵一さんの掌編。
『キノの旅』の扉ページにある詩のような作品が25ある。
寓話的絵本という感じ。
黒星紅白さんの絵が好きな人にも画集としておすすめ。
「それがどこにあるか」と「てきとみかた」がよかった。
シリーズで何作かあるようなので、他の作品も読んでみようと思う。
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黒星紅白さんによる、絵本風味の挿絵が美しく癒される作品でした。
内容は短編集のような構成で、勇気をくれるお話や、考えさせられるお話、納得させられるお話など、心に響くお話が詰め合わせてあり、どれも面白かったです。
そしてなにより、「キノの旅」や、「一つの大陸の物語」とはまた違った時雨沢恵一さんの作品で新鮮でした。
ページ数も少なく読みやすいので、読もうか悩んでいる人はぜひ読んでみてください(o^^o)
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中古で軽く読めそうなものを購入したのがこれです。
絵の愛らしさと心に響く文がとてもよく合っています。
「お茶が運ばれてくるまでに」もよかったです。
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「お茶が運ばれてくるまでに」の続編。前作よりも、より心にピリとくる言葉が多く、考えさせられたり、恥ずかしくなったり。結局利己的な考えになってないか?と自分に問いただしています。そういう自分に気づいたときに、利他的でありたいなと感じます。そういうきっかけをくれる本。
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ほのぼの。イラストが綺麗で癒されます。
老若男女楽しめそうな作品ですが、あっという間に読めてしまうので、疲れたときや落ち着きたいときにぼんやり眺めるのがいいかもしれません。
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前作に比べると
グサリと心に刺さる、というか
ズブリと心をえぐる感じの内容が多かった
それはそれで、思うところもあったりするのでいい
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柔らかいイラストがいい。
文章 は哲学的というか、思考的とい うか…。考えて、頷く人もいれ ば別の答えを見出だす人もいる んじゃないかなと思う。
世界は 一元的じゃなく、いくつもの主 観でなりたっているだろうか ら。例えば「それがどこにある のか」という問いのように。
… というより、これは否定してい い文章なのか。
提示された極論 を否定していって、「さて何故 自分はこれを否定できるのか、 否定するのか」ということを考 えたい。
帯になってる「てきと みかた」がすきです。強い自分 は味方なんだ
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『お茶が運ばれてくるまでに』よりも、言葉も絵もシャープになってる印象。すこしこわくて、すこしいたいことが、より刺さる。
でも、不安になるような感じがないのは何故だろう。頭から布団かぶって何だよって携帯いじったり、ならないw
本当に眠る前に読むといいのかもw
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前作に引き続き、絵と文がともに「きゅん」とさせてくれる1冊です。
たまにどきっとするようなコトバがちりばめられていて気に入りました。
さっと読めてしまい、そして何度も開くことになるだろうと思います。
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絵本のような短篇集。
すべてオールカラーで、神の材質から違います。
なるほど、と思うものもあり、驚くものもあり。
三百人をとるか三人をとるか、については
知らない人、知っている人、大事です。
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黒星さんが好きなので購入。柔らかなイラストが素敵。レビューは前作「お茶が運ばれてくるまでに」と同じで、何が言いたいかわかりにくいものもあり、個人的には心動く詩もさほど多くはなかったが、非常に気に入ったものもある。個人的には前作の方をお勧めする。