K2商会のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『“現実では絶対にあり得ない”を実現させてしまっている』
本作は児童文学でありながら、そのストーリーの読み応えやトリック、そして表現の一つひとつは、大人が読んでも充分に感じることができるほど、満足感を得られる。
本作は、世界中にその名を轟かせる怪盗・クイーンが、自身の「怪盗の美学」に見合った獲物を華麗に盗みとるという物語。
(怪盗の作品ではあるある?なのだろう)
驚くべきは、他の作品ではあり得ない、クイーンのもつ変装技術である。
老若男女どんな姿にでも化けてしまうクイーンは、読んでいても何処に潜んでいるのかが全く分からない。
言葉巧みに読者を操り、仕掛けが紐解かれた時には、ビックリ箱を目の前で開けられたような衝撃が走る。
また、このシリーズのもう一つの魅力には個性溢れ過ぎている登場人物にあるだろう。
まず主人公とも言えるクイーンは、怪盗でありながら、お宝を盗む頻度は本当に気まぐれであり、時には「今は美学にハマる獲物が無い=仕事をする気がない!」と言った理由もあったりする。
また、クイーンとタッグを組むジョーカーや、世界一?の人工知能RDなど、一人ひとりの性格などがしっかり描かれているため、情景をイメージでき、非常に読み進めやすい。
本シリーズは現在映画化もされており、個人的に非常に観に行きたい。
大人も騙される児童文学、この面白さを味わって欲しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレめ、名作すぎる…
「クイーン」に「ジョーカー」に、「飛行船」に「人工知能」──。「この4つのキーワードを使って、ミステリー小説をお願いします。」青い鳥文庫20周年記念特別企画によって産み出されたキャラクター達。それが人気からなのか、独立シリーズで出てきてしまっての第一作。
軽妙なギャグ
子供たちに、難しくとも伝えたいメッセージ
魅力的なキャラクター達
最初の約束が果たされるエンディング…
か、完璧や…
子供の頃は、次作の優雅な休暇の方が好きでしたが(今でも好きですが)、大人になって、改めてこの本の素晴らしさに一層感じ入りました。
映画もぜひみたい!