K2商会のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
怪盗クイーンは、中性的な美貌と卓越した変装技術を持つ現代最後の大怪盗。彼の語る怪盗の美学は常人には理解できないものだが、ともかく彼に盗めぬものはない。超弩級巨大飛行船「トルバドゥール」に乗り、相棒のジョーカーくん、世界最高の人工知能RDと共に富豪の大宝石を頂戴したりサーカスを観にいったり猫のノミ取りをしたりと、今日も彼は世界を股に駆ける。……という話。
いやーすごくおもしろかった。こういう小説大好きなんだぼくは。怪盗の美学あり、個性的なキャラクターあり、B級映画みたいな軽いトーンの話もあり、けれどシリアスでダークな要素もあり、そんなこんなを全部棚の上においてそもそも楽しくてカッコいい!
子供 -
Posted by ブクログ
ピラミッドキャップ編からずっと思っていましたが完全にファンタジー路線ですね。
ストーリーは前編よりはすんなり来るところがあって面白かったですが、やはり地の文に対して「こんなものだったか?」感は否めず。描写は的確ではあるけれどもト書きみたいな部分は割とあり、それは読んでて違和感を感じました。(それも前編程では無かったけれど)
クイーンのそれぞれの物語の境は年単位らしいのですが、今回はそれを痛感して、ちょっと目が潤みました。過去のゲストキャラについてもちょろりと言及していたりと、「バースデーパーティ」の名前分くらいはお祭り騒ぎ気分があったかなという気持ちです。
けれど毎回ゲストによって追加されるフ -
Posted by ブクログ
ネタバレ剣と魔法と140歳の歳の差カップルの物語5巻目。
パーティのメンバー、道具、知識ともに揃い、目指すは魔女のいる北の山地。難所をいくつも切り抜けて、魔の山を登り、魔女の城の前まで来るところで次巻へ。
ここまで来ると、人助けエピソードはないが、代わりに、インディー・ジョーンズ風の冒険譚がひとつ。荒れ地で野営した夜、男性チームがとらわれの身になり、命からがら逃げ出してくる(もちろん敵は殲滅)という、ちょっとした変化球なのだが、これでお姫様ララの機嫌が大いに悪くなるところが面白い。
これは全体を通じてだけれど、ララの大人びた面と不安定な子どもの心のギャップは、(作者によって)人工的に作られた魅力だ。で -
Posted by ブクログ
ネタバレ剣と魔法と140歳の歳の差カップルの物語2巻目。
自分の魂を狙う魔女と戦うため、旅をする廃王女ララと用心棒のバビロン。ここからしばらくは、まさにRPGのようなストーリーが続く。問題を抱えた村を助け、力のある魔道師の元を訪ねて新たな力や道具を得る旅。旅の仲間も増える。
この巻では、偉大な魔道師の孫、だけど魔術より科学が好きという変わり者のナージスが加わり、さらに龍族の幼い姫君テジャまで預かることに。
いやはや、この世界は本当になんでもありだ。魔術の種類、食べ物の種類、人種、そして様々なモノにつけられた名前! 精霊や魔術の名前には、漢字とカナが併記されているのだが(例:「土鬼」に「ドルク」というル -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第4作。
血塗られた王家の最後の一人として『聖魔の魂』を持つ身であるララ。初代グランディエ王が自らの欲望と引き換えに子孫の魂を魔神ウェンディゴに捧げる契約を魔女アイガイアと結んでいたため、アイガイアは一族に呪いをかけ、聖なる力も魔の力も両方使える莫大な力である聖魔の魂を持つララの命と魂を狙っている。
これまでの旅の途中で、魔女ビベカの孫ナージス、賢者ナーガルージュナの弟子アティカ、そして竜族の姫テジャを仲間に加え、アイガイアを倒すため、天使召喚法を求めて隠者ノゴージャンのいるヴェルエドを目指す。
途中、蛇の女怪の棲む魔宮で、1巻で登場した黒い犬(殺人を専門に請け負う雇われ者)のサーブル -
-