K2商会のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第5作の上巻。
血塗られた王家の最後の一人として『聖魔の魂』を持つ身であるララ。初代グランディエ王が自らの欲望と引き換えに子孫の魂を魔神ウェンディゴに捧げる契約を魔女アイガイアと結んでいたため、アイガイアは一族に呪いをかけ、聖なる力も魔の力も両方使える莫大な力である聖魔の魂を持つララの命と魂を狙っている。
これまでの旅の途中で仲間を得たララは、自らにかけられた呪いと、世界を氷に閉じ込め王と企む魔女アイガイアの野望を打ち砕くため、いよいよ大陸の北の大地へ足を踏み入れる。
その名も「最後(テロス)」という宿を後にし、ベルベル山岳地帯へ向かう一行は、「死の街(タナト・ポリオス)」では、男性陣は狂信者によって危うく命を落としそうになり、「黒い底なし」と呼ばれる地では浄化を求めてグールに集まってくる死霊達と対し、「蛇王の大渓谷」では協力して危ないつり橋を渡るもバビロンが危うく谷底に落ちそうになる。そのたびに、バビロンを始め、サーブル、グール、ナージスなどの秘めた力で切り抜けながら、ララ自身がアイガイアとの闘いに向けて、気持ちを強くしていく。という感じの内容。
この巻では、バビロンはもとより、サーブルとグールがなんだかカッコよかったです。危険に晒される度に明らかになるサーブルとグールの能力は、もう明らかに人間離れしていて(ってこの作品の登場人物はみんな人間離れしているというか、生粋の人間ではないのですが)、この2人の過去とかどういう人物なのかなどが気になります。ここにきて、これだけ彼らにスポットが当たるということは、何かの鍵を握っているのだろうなと思います。(作者がこの2人を気に入っているだけだったりして…?)
ララはララで、大事なものを持ったおかげで弱くなった部分が前面に出てきたりして、この本を好んで読む世代には共感出来るだろうと思います。そこを乗り越えていく強さが良いです。
物語を進めていく上で、ナージスが良い感じで普通っぽくて、彼の言葉で読者にとって物語世界が近く感じられるのではないでしょうか。
ここにきて、物語もクライマックスに向けて加速度を増している所為か、読む側もこの先はどうなるのか、気になって仕方ないです。 -
Posted by ブクログ
相変わらずクイーンは
仕事をまったくしない模様でして。
「グータラ」なところは
誰に似たんでしょうね(笑)
ちなみに冒頭の文は
そっくりさんが出てくる
シリーズを読んでいれば
何を意味するかはわかるでしょう。
そう、つまりあの作品には…というわけ。
そのシリーズを未読でも楽しめますけど
一応刊行順で読むと
よりいっそうはやみね作品は
楽しめるんですよね。
今回クイーンには
何人もの敵が襲い掛かります。
特に恐ろしいのはその軍団を
まとめる長です。
ジョーカーが負けてしまった相手でもあります。
だけれども、やはりクイーンは強いのです。
見事に勝っちゃうんですもの。
ちなみに真相部分には
悲しい物語があります。
あの暴力姫には悲しいものが
あるとはね…