河合単のレビュー一覧

  • 銀平飯科帳 3
    脚気やふぐとからづつ、江戸前寿司のルールなど、創作料理もですけど、結構へ~と思わせる雑学が出てきます。
  • らーめん才遊記 11
    この漫画を読むとラーメンが食べたくなってしまい、夜に読めなかったのでなかなか読み終わるまでに時間がかかってしまいました。
    あらゆるビジネスにも流用できるような考え方が多く、特に飲食店のビジネスを考えている人には回転率やボトルネックの考え方はとても役に立つはずです。
    話の中で途中中弛みを感じたりもしま...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2021年3号(2021年1月8日発売)
  • ラーメン発見伝 3
  • ラーメン発見伝 4
    久部緑郎作、河合単画『ラーメン発見伝 4 日本・台湾、麺勝負』(小学館、2001年)は中華料理屋のラーメンのテコ入れや台湾で日本ラーメンに取り組む話を収録する。『ラーメン発見伝』はオムニバス形式で進むが、この巻では中華料理屋と台湾という中華の話が重なった。
    中華料理屋のラーメンはラーメン専門店と比べ...続きを読む
  • 銀平飯科帳 1
    東京神田で創作居酒屋を営む武藤銀次。
    しかし、店は閑古鳥が鳴く有様で、友人達も心配顔...

    そんな中、タイムスリップに。
    着いたところは、江戸時代、時は徳川家斉公が将軍の時代。そこで知り合った膳奉行の武士。
    彼らは、将軍の勅命により、飯科帳のリバイス。今で言うミシュランガイドの更新。

    果たして、...続きを読む
  • らーめん才遊記 1

    不思議な魅力がある

    正直絵が上手いとはお世事にも言えないし、
    ギャグもぶっちゃけ面白くないし、
    主人公の女の子は向こう見ずでノータリンでイライラしてくるけど、
    なぜか脚本が読ませる内容になってる。
  • ラーメン発見伝 3
    久部緑郎作、河合単画『ラーメン発見伝 3 札幌ラーメン・夏の陣』は札幌ラーメンの味噌ラーメンを取り上げる。味噌ラーメンは味噌という美味の調味料を利用していることが魅力である。味噌はジャパニーズ・スーパーフードである(Lily「日本発スーパーフード「味噌」を加熱しないメリットとは?」MY LOHAS ...続きを読む
  • らーめん才遊記 3
    久部緑郎作、河合単画『らーめん才遊記 3』(小学館、2020年)は食事満足度という概念を提示する。腹いっぱい食べたという満腹感が得られる食事である。女性を意識した、お洒落を意識したラーメンは満腹感が足らない。実は当の女性からも不満に思われている。

    これはグルメの本質を突いている。お高く止まった高級...続きを読む
  • ラーメン発見伝 6
    久部緑郎作、河合単画『ラーメン発見伝』(小学館)はラーメンに特化したグルメ漫画。主人公は愛社精神ゼロのグータラな社員で、主人公を応援する女性社員がいる。この設定はグルメ漫画の草分け作品『美味しんぼ』を彷彿させるが、趣は大分異なる。
    ラーメンという庶民的食べ物のため、生活感がある。高級食材を持て囃す拝...続きを読む
  • らーめん才遊記 1
    『ラーメン発見伝』からの主要登場人物は「らあめん清流房」オーナーの芹沢達也である。芹沢はフード・コンサルティング会社「清流企画」を設立し、ラーメン店へのコンサルティングを行う。これは色々なラーメン店で話を進めやすい設定である。設定としては便利であるが、現実味はどうだろうか。他人のコンサルティングをす...続きを読む
  • らーめん才遊記 2
    主婦層が客層のエリアでカフェ風のお洒落なラーメンを出したが、流行らなかった(久部緑郎作、河合単画『らーめん才遊記 2』小学館、2010年)。主婦層はボリュームを求めており、カフェ風のお洒落なラーメンでは物足りなかったためである。ここには健全な消費者感覚がある。
    私もカフェよりもハンバーガーチェーンに...続きを読む
  • らーめん才遊記 4
    久部緑郎作、河合単画『らーめん才遊記』(小学館)はラーメンの料理グルメ漫画。『ラーメン発見伝』の続編であるが、主人公は異なる。こちらの主人公・汐見ゆとりは『ラーメン発見伝』以上にぶっ飛んでいる。料理の才能はあるが、印象を擬音で表現するために読者にはすぐ分からない。それが物語になる。
  • ラーメン発見伝 1
    濃口と淡口の話は消費者に反省を迫るものである(久部緑郎作、河合単画『ラーメン発見伝 1 繁盛店のしくみ』小学館、2000年)。素材の味を活かすためには淡口である。味を楽しまず、刺激で食べたつもりになることは虚しい。
  • ラーメン発見伝 2
    久部緑郎作、河合単画『ラーメン発見伝 2 塩の秘密』(小学館、2000年)「大衆料理の味」は値段と味が比例しないことを指摘する。低価格で提供するから、不味くても仕方ないとする発想は思い上がりである。
    フランス料理が全て高級ぶっているとの発想も誤りである。フランスにも低所得者向けの食堂はある。そこでは...続きを読む
  • マンガ・うんちくラーメン
    ラーメンはつくづく奥が深いなぁと感じました。ご当地ラーメンがこれほど沢山あるのかとビックリしました。いかにラーメンが日本に根付いているのよくわかります。
    今後、ラーメンを食べる時に違った視点をもてるかなぁと思います。
  • 銀平飯科帳 7

    侍東京に来るの巻

    ひょんなことから現代日本にタイムスリップしてしまった江戸時代の賄頭・平山堅衛門は、うっかり元の時代への期間方法を失ってしまう。
    奇妙な腐れ縁で繋がれた銀次の元に辿り着いた平山は、彼の元で生活することに。
    地頭のよさからか、意外なほどすんなりと現代の文明に馴染みながらも、元の時代に残した家族の身を...続きを読む
  • 銀平飯科帳 8

    焼き立てTHEあんぱん!

    始めて日本に(西欧風の)パンが伝来したのは16世紀半ばで、ポルトガルが持ち込んだのだそうですが、パンが日本人の食生活に根付くようになるまでは長い年月がかかりました。
    紆余曲折経て現代人にはすっかり馴染の食べ物と化した感のあるパンですが、その中でもあんぱんは日本人発案のパンとして感慨深い感情を喚起す...続きを読む
  • らーめん才遊記 11
    【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】
    ・「ラーメンとは、フェイクから真実を生み出そうとする情熱そのものです」 いや、泣いた。是非とも...続きを読む
  • 銀平飯科帳 1
    江戸の味を紹介するのに、タイムスリップしてミシュランのようなものを作るという設定にしている。マヨネーズ、煎り酒、胡椒飯など文献からあたってるのでしょう面白い視点ですね。絵がちょっとヘタすぎるし、ストーリーも強引だけど料理の実用書として。