松本大洋のレビュー一覧

  • GOGOモンスター

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    マンガでこんなに人間の深層、古層まで降りていくことができるのか。自我が無くなる、その寸前まで行くことができるなんて。絵の世界もあるのに、すごい。文字にしか出来ないと思っていた層まで降りていけるなんて。用務員さんの存在が素敵。

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    2015年01月31日
  • 鉄コン筋クリート 3

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    苦手な暴力だらけなんだけど、
    シロとクロの絆
    シロの不思議発言、かわいいかぶり物
    クロの子供とは思えない
    ハードボイルドさ
    現実離れした身体能力、
    人間味溢れる大人達…

    松本大洋の手にかかると、暴力シーンも
    その身体の痛々しさを超える
    別のものにすりかわる

    ラストで イタチが現れたのは
    クロがどんなにクロ一色に
    なろうとしても
    なりきれるもんじゃない、
    ほんとのクロはこういうもんだ。
    クロにはシロが必要なんだってことを
    クロに知らせるためだったのかな、と思う。

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    2015年01月04日
  • Sunny 5

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    引きずってしまうような切なさはなく、じんわりとくる巻だった。めぐむの回では、今まで気付けなかったことを教えられた。

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    2014年11月09日
  • ピンポン 1

    ネタバレ 購入済み

    ペコの物語

    スマイルという天才の成長に呼応して覚醒するヒーロー、ペコの物語。
    中国トップチーム返り咲きを目論むチャイナも、この世界で最強の存在であるドラゴンさえも、ヒーローへと上り詰めるペコの乗り越えるべき壁に過ぎない。
    拮抗する各者のバランスから、奇跡のルートを経て覚醒するペコ。
    それを確信しつつも敢えて挑むスマイル、それぞれの信念とプライド背負うものを掛けて幼き漢達が対峙する。
    アクマ、チャイナ、ドラゴン、そしてスマイルの夢と希望と慙愧と慕情を乗せて、いまペコの背中に翼が生える。
    ハードボイルドの「ZERO」
    ハートフルな「花男」
    のちょうど中間に位置する松本ワールド初期の傑作。
    余談

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    2014年11月08日
  • Sunny 4

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    色々なことがわかってきた巻。他人事の様に向き合わない大人に振り回される子供。ただ、権三の話だけがわからなかった。

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    2014年11月03日
  • Sunny 2

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    読んでる内に園の一員になった気がしてくる。あったかい所は羨ましく思うが、色々と身につまされる感情で一杯になる。大人との距離と温度差がくっきりしているのは歯がゆい。懐かしく振り返りながら好きになっていく作品。

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    2014年11月03日
  • Sunny 5

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    漫画というか、松本大洋さんは一つのジャンルですね。絵の中から周りの空気、声、時間が感じられる。この巻はとても切なくやられました。

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    2014年10月24日
  • ピンポン 5

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    ペコとドラゴンの試合の背景のない場所。あの場所に到達することがスポーツをする意味なんだって思ってる。

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    2014年10月16日
  • 鉄コン筋クリート 1

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    松本大洋、好きなんです。"鉄コン"は泣けます。"青い空"は外に出て空を指差し「ウンコ!」と言いたくなります。

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    2015年09月06日
  • 竹光侍 8

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    あー終わっちゃった…
    最後読んだら感動でビリビリきました
    宗さんの気持ちとかいろいろ考えてたら涙でてきた

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    2014年08月16日
  • ピンポン 5

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    ネタバレ

    共用。
    映画は観て、好きだったけど原作までは手を出していなかった。
    アニメもまだ観てないけど、そのうち観よう。
    良く2時間に収めたなぁ、と言うのと、原作のインハイ-インハイの間のじっくり感も、準決決勝のエピソードも、うん、素晴らしい。
    本当に素晴らしい。

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    2014年08月16日
  • Sunny 5

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    ネタバレ

    泣いた。なんでこんなに苦しくなるんだ。
    子供がこんなに優しくて眩しい。
    静の話は、いつも悲しい。

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    2014年11月26日
  • Sunny 5

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    相変わらず冴えてる。瞬間冷凍された時空、反趨された表現。読み手の「立ち会ってる」感が半端ない。5では冬野さほの関与が増している。

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    2014年06月06日
  • GOGOモンスター

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    勧める相手を選ぶけど、松本大洋作品の中でいちばん好きです。この人は子どもの描写が本当に巧み。あの頃の漠然とした不安や、いろいろな物事の曖昧さが一気に蘇ってくる。

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    2013年12月28日
  • Sunny 4

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    どこかで、"きっと、いつか"という希望を小さな胸に秘めて親を待つ星の子の姿が切ない。
    静君の大人のような姿勢と友達に嘘をつくところにジーン。
    傷ついてしまうなら見切りをつけたいが、"きっと、いつか"を信じていたい。

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    2013年11月28日
  • Sunny 4

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    第4巻、ネット上の誰かの感想で「牧男さん、かっこいい」というコメントがあった。なんとなく分かる。重要なのは「かっこいい」とされる光景は、マンガの中に描かれていないこと。描かれていない光景、おそらく酒を酌み交わしているであろう光景がネット上の誰かと、そして僕との間に共有されている。マンガをきっかけに想像されるものの厚み、やはり凄い作家だと思う。

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    2013年11月05日
  • Sunny 4

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    はるおが健気すぎてせつなかった。
    きいこの、『地味な奴ほど、無茶しよるっ』ていうのには、爆笑。
    きいこは、大人やわ。

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    2013年11月03日
  • Sunny 4

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    とてもいやなことがあった日でしたが、購入して一気に読んで、穏やかな気分を取り戻せました。
    切なさ満載です。

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    2013年11月02日
  • ピンポン 4

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    稲中と並ぶ2大卓球漫画ですな。

    4巻の好きなシーンは佐久間の「そこいろ、ムー子」
    「少し泣く」
    というシーンです。
    卓球したい、お菓子食べたい。

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    2013年09月01日
  • GOGOモンスター

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    これも本当に本当に好きな一冊。
    高校時代出会った松本大洋作品でもたぶん一番好き。
    シュールレアリスムっていうのにあれこれハマった記憶があります。
    幻想的で、闇を抱えていて、そして孤独というか孤高というか。
    そういう風景やテーマには今も昔も弱いです。

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    2013年08月30日