松本大洋のレビュー一覧

  • ピンポン 1

    匿名

    購入済み

    とにかく熱いぶつかり合い

    才能の前に努力は無力。
    しかし、天才と天才がぶつかった時にそれを制するのは努力した者のみ。
    卓球に全てを賭けた男と男の魂のぶつかり合い。

    全5巻だからサクッと読めるし、最後まで激アツです。

    #アツい #切ない #カッコいい

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    2023年05月18日
  • ピンポン 1

    Posted by ブクログ

    天才が凡人へ、凡人が天才へ、そして最後は

    スポーツ漫画をお勧めしてと言われたら、私はピンポンをお勧めするかもしれない。
    努力の限界を容赦なく抉ってくる描写、トップの孤独、人生のかかっている試合、最後は哲学的な域に達してしまうゾーンなど、高校スポーツなのにこの人生観はやっぱり松本大洋だなぁ…と思ってしまう。
    氏の典型的なダブル主人公だが、ペコとスマイルどちらに感情移入するかと言われたら、私はペコに感情移入してしまう。
    仕事でもスポーツでも、成功経験のある人は必ず味わったことがあると思う。急に、自分ではない人間が注目され出した時のザワザワ感。特にその相手が、自分が卓球の道へ導いてやった幼馴染だったら。
    見る目のある人間は、ペコよりスマイルの方が才能があることを見抜いてしまう。
    そして慢心がペコを神童からまさに凡人に変えようとしていることも。

    才能でやれる範囲を超えた時、ついつい「自分はここまでだ」と考えてしまう。けれどそれは本心ではない。本心はもっと先へ行きたいと願っている。「この星の一等賞になりたいの」と言っている。格下と思っていたライバルにも負け、完膚なきまでにプライドを折られたとき、どうやってこの本心を取り戻すのか。恥を捨てるしかない。
    本心を聞こえなくさせるのは、恥である。

    仕事で打ちのめされたとき、いつもアクマの言葉を思い出す。
    「血ヘド吐くまで走り込め、血便出るまで素振りしろ。今よかちったぁ楽になんよ」
    これが真実と知っている。今いる場所は関係なく、進み続ければ人間は生きていける。

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    2023年05月09日
  • Sunny 5

    ネタバレ 購入済み

    泣ける

    めぐむを引き取りたいという親戚夫婦がやってくるが、あまりうれしそうでないめぐむ。
    友達と用事がなどとうそをついて親戚夫婦を避ける。
    しかし叔母さんはめぐむの気持ちは全部わかっていると包み込む。
    亡くなった両親に悪いような気がしてしまうとか泣ける。

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    2022年11月01日
  • Sunny 4

    ネタバレ 購入済み

    無責任

    春男んとこは母親だけでなく父親も自由人気取りかよ。
    本当に無責任すぎる。
    やっぱり強制的に親権取り上げられる法律必要だよなぁ。

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    2022年11月01日
  • Sunny 3

    ネタバレ 購入済み

    死別と離別

    子供たちが親と一緒に暮らせない理由はいろいろ。
    死別のめぐむは願うことすら諦めないといけないのは辛いと思う。
    でも研二や春男んとこみたいな親ならいないほうがマシだけどそこまで理解できないよな。
    純助たちんとこは病気で入院しているから寂しいだろうけどまだたまに会えるし一番マシかな。
    テレビ局の人に必死に「おっちゃんの子供にして」って頼む春男に泣けた。

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    2022年11月01日
  • Sunny 2

    ネタバレ 購入済み

    口は悪いが

    きい子、めっちゃ口悪いけど母親がこんな感じだったんだろうなぁ。
    でも面白い。
    問題児の春男だけど母親にはむしろ気を使っていてかわいそうになる。
    リベラル気取ってる母親は親の義務果たさずに杏子さんって呼べとか殴りたくなる。

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    2022年11月01日
  • Sunny 1

    ネタバレ 購入済み

    自動養護施設

    自動養護施設・星の子学園を舞台にした作品。
    それぞれの子どもがどうして預けられているのかは詳細は語られないが両親を亡くしためぐむが道端で死んでいる猫を見て自分もああなるのかと泣いているシーンは胸が痛む。

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    2022年11月01日
  • 東京ヒゴロ 2

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    生活に疲れても情熱を抱く年配者の心情を絶妙に捉えた物語は、様々な障壁にぶつかる情態を交錯させていく。私たちはここに登場する人の気持ちに共鳴してしまう。安易に言葉の羅列で表現しない松本大洋の世界観は一コマごとの人物の表情でヒシと伝わる。この筆致に喝采、どこまでも奮闘する人間模様を応援する。

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    2022年10月23日
  • 東京ヒゴロ 2

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    これまで子供の世界ばかり描いてきた松本大洋が、熟年の苦悩を表現している。「Sunny」は素晴らしい作品だったが、これもまた松本大洋の新たな代表作になるだろう。
     塩澤が再会するのは、かつて才能に溢れていた漫画家たち。しかしいずれも、現在は重荷を背負い、漫画を描くことそのものの情熱を見出せずにいる。中には出世した者もいるが、もはや昔のような創作はできないらしい。
     一方で若手編集者と漫画家は、なんとか業界に齧り付こうと必死に勝負を続ける。若い才能が芽吹き、開花していこうとするなか、漫画があくまで商業であるがゆえ、いかに自由な創作と売れる方法の折り合いをつければいいのか。漫画を描くことの苦しみを、かれらはようやく理解することになる。
     第2巻の終盤は、思わず涙ぐんでしまった。第1巻から約1年経っているが、これならいくらでも待てる気がする。少なくともじぶんは、塩澤や多くの登場人物がどのような答えを見出すのか、確かめてみたい。

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    2022年10月02日
  • 竹光侍 1

    ネタバレ 購入済み

    読むべし、読むべし……

    映画『犬王』を観て、キャラクター原案を務めた松本大洋に興味が湧き、作画した漫画ということで読んでみた。
    主人公である浪人の瀬能宗一郎は、訳あって郷里の信濃を離れ江戸へやって来た。来て間もないため「~だに」「~なるら」など、お国言葉が度々出てくる(上京したての若者の感があり可愛い)。一見すると狐顔が特徴的なシュッとした男だが、甘味好きという意外な一面を持つ。また、単純な好奇心で長時間蛸を眺めたり、這いつくばって猫に話しかけたりと奇行が目立つ人物でもある。変人キャラが好きな私は甘党であることも相まって「可愛いお侍さんだな」と思ったのだが、知人に読ませてみると「キモ可愛い」とのことだった。
    しかしこの甘党変人侍、刀を抜かずとも気迫だけで雑魚を蹴散らすほどのつよつよ浪士なのである。なぜ抜かぬかというに、帯びている刀は竹光(竹で刀を模したもの)なのである。元々は『國定』という刀を所有していたが『我らが対でおれば災いを招くは必定』と売り渡してしまう。この拙文を読む未読の方は「侍のくせにみっともないな」と思うかも知れないが、該当シーンを見てほしい。まるで人を噛み殺さんとする猛獣である。血の気が多い訳でも無いのだが、強い者と手合わせせずにいられないらしく、道場破りを無自覚に繰り返しているらしい。彼に目をつけられた師範は憐れ、弟子達の前で敗北を喫するのだが、瀬能本人は良い立ち会いができたと満足げである。人の心がわからない奇人なのか? と思うかもしれないがそれは違う。
    瀬能はこの物語のはじめ、長屋のお隣さんの子供の勘吉と出会う。勘吉は厠に行く途中だったが、明け方の薄暗い時間のせいで瀬能を化け狐と見間違えて粗相。自分だったら最悪な初対面であるが、瀬能は勘吉の着物を洗ってやり、丁寧に自己紹介をする。ここから勘吉と瀬能の交流が始まる。最初は後をつけて遠くから見つめるだけの勘吉であったが、瀬能に団子を貰ったり共に蕎麦を啜ったりして仲の良い友達のようになる。子供と対等に接し、食べ物を分け与える大人に人の心が無いとは思えない。親しくなった者しかわからないが、彼は間違いなく人が好い柔和なお侍さんなのである。
    時代劇にありがちな剣気鋭い侍は勿論格好良くて推せるが、甘党でやさしいところがあって少々変わった侍の瀬能宗一郎は個人的に激推しである。

    #シュール

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    2022年07月06日
  • 【電子書籍版限定特典付】劇場アニメーション「犬王」誕生の巻

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    映画は3回観に行きました。平家物語のアニメーション本もですが、こちらもとても丁寧な作り方をしてくれている。河出書房さんのテンションが真摯で好きです。何よりキャラ原案の松本大洋氏のイラストをたくさん使って映画犬王のまさに誕生を追う本になっています。他には湯浅監督の絵コンテと歴史解説など細部まで調べこだわって作られた結果、ファンタジーではなく現代の私たちに繋がる作品になったのだと思います。いちばんテンションが上がったのは背景設定の清水寺でのステージ全景ですね!こんなに細かな設定もアニメーションではするのですね!ここで『鯨』を最前列で観たい!一緒に歌いたい!と気持ちを室町時代に飛ばせました。良い本です。

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    2022年06月20日
  • GOGOモンスター

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    本の形も内容も全て好き。
    IQに憧れてダンボールを被っていたのは私です。
    見えるのが普通で見えないのが能力。
    人に見えないものを見えるのは普通。
    人に見えないものが見えないのが能力。

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    2022年04月17日
  • 青い春

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    松本大洋好きには堪らん。
    昭和生まれの先輩を見てきた
    平成初期生まれには刺さる内容。
    昭和生まれにも刺さると思う。
    行間を読む力もいらない。
    青春のアホで整理のつかない衝動と興奮を掻き立てる。
    青春は短編集である。

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    2022年04月17日
  • 東京ヒゴロ 1

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    すごくいい、漫画に魅せられたものたち、漫画を忘れようとしても忘れられないものたち。そんな人たちの想いが、ものすごく生々しく描かれる。セリフ少なく静かな漫画のようで、圧倒的に語りかけてくる。これはすごい。はやく続きが読みたい

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    2022年03月31日
  • ドエクル探検隊

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    かわいい動物がたくさん出てくる。その動物たちがゆうもうかかんに、ようかいと戦うのがかっこいい。
    隊長の博士が、ほろんだはずのナスカの王国が存在していて、人もふつうに生活しているのを発見しても、王国を守るために、だまっていたのもすごかった。欲よりも王国を大事にした。
    絵が、かわいくてきれい。ぼくの大好きなカワウソと犬が出てくるのもいい。(小4)

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    2022年03月27日
  • 東京ヒゴロ 1

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    圧倒的な描写、普通の人々の普通じゃない生活が個性として描かれる松本漫画。漫画は編集あっての漫画なんだろうね。

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    2022年03月21日
  • 東京ヒゴロ 1

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    松本大洋はいろいろ読んでピンポンはすごかったけど他は絵は好きだけど何度も読むという感じではなかった

    東京ヒゴロはこれまでとちがった
    絵もストーリーも人物もピタッとハマり物語に没入できた
    ずっと読んでいたい
    そんな漫画

    自分が成長して松本大洋をわかるようになったのか?

    続きはいつ?

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    2022年03月05日
  • 東京ヒゴロ 1

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    何故なのかわかないけど読んでいる最中、ずっと涙が止まらない。

    それが絵から来るのか、セリフなのか。
    とにかく今は胸がいっぱい。
    改めて分析しながら読んでみたい。

    毎日の生活を惰性で生きてる自覚がある人にオススメ。

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    2022年01月13日
  • 東京ヒゴロ 1

    Posted by ブクログ

    人生のワンスアゲインは一念発起から始まるのではなく、ふとした日常にじわりと押し寄せる、高らかに拳を上げることなく静かな生活にわずかな変化をもたらす。そんな微弱な情熱から溢れ出す情感を描く松本大洋の筆致に喝采。

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    2021年12月31日
  • 東京ヒゴロ 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    表紙

    表紙の鳥に惹かれて読み始めました。主人公の日常をたんたんと描かれているのだけれど何かが引っかかったり心に響いたりと作者さんの世界観が素敵だなと思いました。

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    2021年12月30日