松本大洋のレビュー一覧

  • ピンポン 1

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    ネタバレ

    もはや、卓球マンガの大定番、ほぼほぼ、永遠の名作、の、仲間入りをしている作品だと思われるのですが、まあ、とんでもなく面白いです。

    1996年に、単行本の第1巻が発売されているのですね。2019年現在からすると、26年前か、、、驚くなあ。まあ、今の時点で読んでも、おっそろしく古びてないので、そらもう大したもんですね。ある種の壁を突き抜けた作品は、そのジャンルにおいて、永遠に模範となる存在となり得る、という、良い証明の作品ではないでしょうかね?

    凄くうろ覚え、且つ個人的な感傷になりますが、この作品が発表された1996年当時、自分は大学生になったばかり、くらいだったのですが、本当に申し訳ない意見

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    2019年01月02日
  • Sunny 6

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    最終巻こそちょっとハマりきれない思いを感じたけど、シリーズ通してじんわりと感動できる名作でした。松本大洋ではこの本がダントツで好き

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    2018年12月22日
  • ルーヴルの猫 上

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    わたしにとってのよい本の基準は、それを読んで数珠つなぎ的に他の本を読みたくなる本なのだが、これもそうだ。
    クローディアの秘密、あとはホームフォーザホリディ、を思い出した。後者は映画だけど。
    おもしろかった。

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    2018年11月17日
  • ZERO(ゼロ) 1

    なんという「哀しい」作品

    その独特のタッチや世界観に目を奪われがちなのですが、そこに描かれているのは主人公の狂気とも言える悪魔的な強さと「哀しさ」....。
    「ミドルの荒野」に立つ王者とそれに引き寄せられる者たち。そしてその先にあるものとは?
    ラストのコマを見たとき、思わずサーキットに散った故アイルトン・セナを思い出しました。
    勝利に対するその狂気のような一途さ。それは「頂点=ポールポジション」に立つ王者の孤独な姿であったのかもしれません。
    その危うさはあまりにも美しく、そして哀しいものであったと改めて痛感させられる作品でした。

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    2018年06月03日
  • 竹光侍 1

    購入済み

    面白かったです

    全体の感想です。

    この人の、他の真似でない個性的な絵が好きなのですが、少し念入りに描かれすぎて暑苦しい(ゴチャゴチャしている)と感じる事もあります。しかし今回は日本の時代物のせいか、筆で描いたような勢いのある線でシンプルに描かれていて、すっきりと無駄のない感じです。
    遠近法を狂わせたような部屋の描き方、ピカソのような顔の輪郭からはみ出した目なども、斬新でありながら奇をてらった感じはなく、勢いにまかせて描けば自然にこうなるといった感じでとても良いです。

    物語は王道のパターンですが、犬猫の会話や刀の幽霊などが面白いし、悪役が動物を愛したりして単なる悪者でない所にも奥行きが出ていると思

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    2018年05月06日
  • ルーヴルの猫 下

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    ルーブル美術館に住むネコ達をちょいと擬人化した話がなぜこんなにも素晴らしいのか、、、松本大洋だから、としか言いようがない。

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    2017年12月25日
  • ルーヴルの猫 上

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    ネタバレ

    全てのコマが絵画のように美しいマンガ
    お話も童話のようなテイストにミステリーが混ぜ合わさって読後感も良い
    誰かアニメ化してくれないかなぁ

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    2017年12月21日
  • Sunny 6

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    漫画読んで泣けたのは
    多分初めて

    泣けたのは、映画『愛を読むひと』の
    教会のシーン以来かな

    春男がサニーに乗って
    「オレら、どこへかって好きなとこ
     行けんで!」
    ってとこ。
    感極まった。

    日本漫画の最高傑作だと思う

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    2016年11月24日
  • ピンポン 1

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    特徴的な話し方、絵の感じ、
    とても好き。
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    2016年09月22日
  • 鉄コン筋クリート 3

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    クロは一度は闇の世界に行ってしまったんだな。でも、シロのことがあるから、戻ってこれたんだな。

    善と悪はなくとも、人を信じるか信じないかはある。

    相変わらずの野心的な表現だった。

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    2016年06月28日
  • 鉄コン筋クリート 2

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    別れる悲しさ。勝てない強敵と向き合って決断。

    あれ、だめだ。すごく悲しいぞ。
    俺の街がなくなっていく。。。

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    2016年06月27日
  • 鉄コン筋クリート 1

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    二〇年前のマンガ!?緊張が体から抜けない。痛みや死を恐れない自分が、暴力は恐れているんだ。ああなんという発見。

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    2016年06月27日
  • ピンポン 1

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    詩的な言葉は臭さを超えて青春 熱い 常に言葉で語るのではなく思いを行動で示し、成果をだして少しを語る ヒーロー見参

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    2016年06月02日
  • ピンポン 5

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    顔がゆがむほど感動した。戦えるって、最高の友情だよな。人生を分けるほどの。絵もストーリーもセリフも最高でした。

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    2016年04月24日
  • ピンポン 4

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    今まで一番、好きな巻。

    ヒーロー登場の場面、いいなぁ。

    「何処へも行けませんでした」

    「少し泣く」アクマとドラゴンの心の綾に私も泣く。

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    2016年04月24日
  • GOGOモンスター

    購入済み

    松本大洋

    やっぱり、イイ感じでした。松本大洋!
    読んでるあいだは、松本さんが少年だった頃のいまでは消えかかっているあの世界の感覚を、消えてなくなってしまう前に、なんとかもう一度引き寄せて書きとどめた、そんな風に思いながら読んでましたが、読み終わって、余韻に浸っているうちに、少し違う風にも思えてきました。
    大人になった松本さんが、周りの子供たちを見て「こいつら何を見て、何を聞いて、何を考えているのか」もうわからなくなってしまった子供たちの感覚をつかもうとしたのではなかろうか。子供たちを観察することを通して、あの世界を想像し、深く浸り込んでいきつつ、作り上げた作品なのではなかろうか。
    えっと、こう書いてみる

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    2016年01月03日
  • 竹光侍 1

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    松本大洋初の原作物、時代劇。
    原作者は松本大洋のアシスタンスをしていた事もあってか、氏の作風をよく分かっている印象。
    松本大洋が繰り返し描いてきたテーマがこの作品にも流れています。
    闇と光、迫りくる狂気、主人公は人間でいられるのか!?
    漫画表現冴え渡る時代劇、刮目せよ!

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    2015年09月09日
  • Sunny 1

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    関西弁が親近感を覚えることもあり、作品の空気感が風のようにすっと入ってきます。静かな映画を見ているような漫画で、一人でひっそりと読みたい大好きな漫画。

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    2015年05月01日
  • 花男 3

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    ラストのカタストロフィが分かっていてもそこまでの持って行き方で充分に楽しめた。パパとママを昭和に残した平成のバカボン・茂雄。野球バカ花男も面白いが、息子茂雄の冷酷でエッジとウィットに富んださりげない一言一コマがよい。巨人軍と花男のバカは永久に不滅です。改めて名作。

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    2015年04月09日
  • 青い春

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    曇天の空が広がる梅雨の放課後、部活の先輩の執拗なイジメに嫌気がさして、公園で慣れない煙を燻らせ、大声で言葉にならない何かを叫んだあの日を思い出しました。

    「どれだけ情熱を燃やそうと、血潮をたぎらせようと、青春とはやはり青いのだと僕は思います」

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    2015年03月01日